Nintex Workflow 2010 Help

Last updated: Tuesday, 31 May 2011

1 管理と構成
        1.1 ライセンス設定
        1.2 データベースの設定
        1.3 コンテンツ データベースの管理
        1.4 web アプリケーションのアクティブ化設定
        1.5 ワークフロー アクションの管理
        1.6 グローバル設定
        1.7 lazyapproval設定の管理
        1.8 メッセージ テンプレートの定義
        1.9 nintex workflowのアクティブ化
        1.10 ユーザー設定の構成
        1.11 セキュリティ設定
        1.12 コンテキスト データの管理
2 workflow designerの使用
        2.1 はじめてのnintex workflow designer
        2.2 エラー処理
        2.3 ワークフローのインポートとエクスポート
        2.4 インライン関数
        2.5 参照フィールドの挿入
        2.6 検索の使用
        2.7 ldapパスの選択
        2.8 ワークフローの管理
        2.9 ワークフローの開き方と保存
        2.10 ワークフローの発行
        2.11 アクションのラベル設定
        2.12 詳細ログ
        2.13 ワークフロー スニペット
        2.14 ワークフロー開始データ
        2.15 ワークフロー テンプレート
        2.16 ワークフロー定数
        2.17 ワークフロー ギャラリー
        2.18 ワークフロー変数
        2.19 ワークフローの設定
        2.20 印刷
        2.21 関連列
        2.22 ワークフロー アクション共通設定
3 workflowとsharepointの対話
        3.1 lazyapprovalについて
        3.2 アイテムの承認、却下とレビュー
        3.3 チャート ビューア web パーツの構成
        3.4 レポート ビューア web パーツの構成
        3.5 承認タスクの委任
        3.6 マイ ワークフロー タスク web パーツ
        3.7 ワークフローのスケジュール設定
        3.8 ワークフローの開始
        3.9 ワークフロー履歴の表示
        3.10 ワークフローの状態の表示
        3.11 [自分が開始したワークフロー]web パーツ
        3.12 infopathフォーム
        3.13 ワークフロー変更承認
        3.14 サイト ワークフロー
        3.15 user defined action設定
        3.16 user defined actionのパラメータ
        3.17 再利用可能なワークフロー
        3.18 再利用可能なワークフロー テンプレートのタイトルと説明の設定
        3.19 user defined action
        3.20 ワークフロー変更承認の管理
        3.21 発行済みワークフロー内の user defined action の更新
4 ワークフロー アクション
        4.1 アクション セット
        4.2 active directoryグループにユーザーを追加
        4.3 todoタスクの割り当て
        4.4 flexi タスクの割り当て
        4.5 文字列の構築
        4.6 日付の計算
        4.7 web サービスの呼び出し
        4.8 チェック アウトの破棄
        4.9 状態の変更
        4.10 アイテムのチェックイン
        4.11 アイテムのチェックアウト
        4.12 コレクションの操作
        4.13 保留中の変更のコミット
        4.14 対象ユーザーのコンパイル
        4.15 ワークフロー タスクの完了
        4.16 値の変換
        4.17 アイテムのコピー
        4.18 ファイル共有にコピー
        4.19 sharepoint にコピー
        4.20 サイトの作成
        4.21 adユーザーの作成
        4.22 ad セキュリティ グループの作成
        4.23 アイテムの作成
        4.24 対象ユーザーの作成
        4.25 リストの作成
        4.26 サイト コレクションの作成
        4.27 予約の作成
        4.28 タスクの作成
        4.29 adアカウントの使用停止
        4.30 サイト コレクションの使用停止
        4.31 以下の間一時停止
        4.32 …まで一時停止
        4.33 タスクの委任
        4.34 サイトの削除
        4.35 ad グループの削除
        4.36 アイテムの削除
        4.37 対象ユーザーの削除
        4.38 ocsの有効化
        4.39 ワークフローの終了
        4.40 sqlの実行
        4.41 フィルタ
        4.42 for ループ
        4.43 履歴リストに記録
        4.44 ループ
        4.45 数値演算
        4.46 exchange にプロビジョニング
        4.47 bcsの クエリ
        4.48 excel サービスのクエリ
        4.49 ldapのクエリ
        4.50 リストのクエリ
        4.51 ユーザー プロファイルのクエリ
        4.52 xmlのクエリ
        4.53 正規表現
        4.54 ad グループからのユーザーの削除
        4.55 承認のリクエスト
        4.56 データのリクエスト
        4.57 レビューのリクエスト
        4.58 条件付きで実行
        4.59 並列アクションの実行
        4.60 クエリ検索
        4.61 biztalk メッセージの送信と受信
        4.62 通知の送信
        4.63 条件の設定
        4.64 変数の設定
        4.65 承認状態の設定
        4.66 フィールドの設定
        4.67 アイテムの権限の設定
        4.68 ワークフローの開始
        4.69 ステート マシン
        4.70 ワークフローの終了
        4.71 レコードの提出
        4.72 スイッチ
        4.73 タスク アラーム
        4.74 ad アカウントの更新
        4.75 アイテムの更新
        4.76 ユーザー プロファイルの更新
        4.77 xmlの更新
        4.78 遅延 (条件を指定)
        4.79 web リクエスト
        4.80 ドキュメントの変換
        4.81 ドキュメントの読み取り
        4.82 ドキュメント セットのバージョンの取得
        4.83 別のサイトにアイテムを作成
        4.84 下書きの削除
        4.85 複数のアイテムを削除
        4.86 以前のバージョン削除
        4.87 ワークフローの発行
        4.88 データの取得
        4.89 データの格納
        4.90 ドキュメント セットの承認状況設定
        4.91 ワークフローの状態を設定
        4.92 複数のアイテムを更新
        4.93 ドキュメントの更新
        4.94 レコードとして宣言
        4.95 レコードとしての宣言解除
        4.96 チェックアウト状況変更の待機中
        4.97 crm レコードの作成
        4.98 crm レコードの更新
        4.99 crm レコードの削除/無効化
        4.100 crm のクエリ
        4.101 会議提案を入手
        4.102 ドキュメント セットをレポジトリに送信
        4.103 ドキュメントをレポジトリに送信

1 管理と構成

1.1 ライセンス設定

nintex workflowはサーバーのライセンス化のためにライセンスファイル(.nlf)を使用し、 組織内でnintex workflow用にライセンスされた全てのサーバーの情報を単一のライセンスファイルに保存します。

nintexライセンスオプション

nintex workflow 2010には、workgroup、standard、enterpriseの3エディションがございます。

nintex workflow 2010 – enterprise editionおよびstandard edition

nintex workflow 2010コンポーネントへのユーザー操作が発生するsharepoint フロントエンド サーバーのそれぞれにつき、ライセンスが必要となります。

お問い合わせは、こちらの当社セールスチームまで: sales@nintex.com

nintex workflow 2010 – workgroup edition

このライセンスでは、単一のsharepoint フロントエンド サーバー環境にある最大5つのチームサイトが認証の対象となります。workgroup editionで購入できるライセンスは1つまでです。したがって、5つ以上のチームサイトのライセンス認証、あるいは複数のフロントエンド サーバーの使用が必要な場合は、standard または enterprise editionのライセンスが必要となります。

注: 管理者はnintex workflowを必要とするサイトのアクティブ化と、nintex workflowの機能が不要となったサイトの非アクティブ化を管理できます。

お問い合わせは、こちらの当社セールスチームまで: sales@nintex.com

ソフトウェア保証

nintex workflowを最新バージョンに更新するには、有効なソフトウェア保証が必要です。

1.2 データベースの設定

[データベースの設定]では、管理者 が nintex workflowのデータベース設定を構成・管理できます。

nintex workflowデータベース設定の構成と管理は以下の手順で行います。

  • [sharepoint サーバーの全体管理]へ移動します。
  • [quick launch]内の[nintex workflowの管理]をクリックし、さらに[データベースの設定]をクリックします。

  • nintexが構成設定を保存できるよう、これらの設定はライセンス認証後、他の設定に先立って構成されなければなりません。

構成データベース

アプリケーション実行に必要なサーバー固有の構成設定を保存するため、nintex workflowの各インストールにつき、構成データベースを1つ指定する必要があります。
データベース指定には基本的に2通りの方法があります。1つは、nintex workflowにより新規データベースを作成する方法、もう1つは、[既存データベースに接続]チェックボックスにチェックマークを入れて既存のデータベースを使用する方法です。いずれの方法においても、sql serverのデータベース サーバー名、データベース名、そして認証設定 から成る接続文字列のプロパティを構成する必要があります。

 構成データベースを変更するには、

  • [nintex workflowデータベース設定]ページで、[編集]ボタンをクリックし、
  • 必要な変更を行います。
  • 設定の構成がすべて完了したら、[ok]ボタンをクリックします。

コンテンツ データベース

各ワークフローは、実行時にコンテンツ データベースを必要とします。したがって、nintex workflow では最低1つのコンテンツ データベースを構成しなければなりません。

 

この場合もデータベース構成には基本的に2通りの方法があります。1つは、nintex workflowにより新規データベースを作成する方法、もう1つは、[既存データベースに接続]チェックボックスにチェックマークを入れて既存のデータベースを使用する方法です。いずれの方法においても、sql serverのデータベース サーバー名、データベース名、そして認証設定 から成る接続文字列のプロパティを構成する必要があります。

注: 複数のコンテンツ データベースを追加することにより、nintex workflow は複数のワークフローを各サイト コレクション内で均等に配布し、負荷を分散します。小規模ファームには、コンテンツ用と構成用に同一のデータベースを使用するのが適しています。

既知の問題

タイトル sql serverへの接続確立中のエラー
問題 「サーバーへの接続確立中にエラーが発生しました。sql serverへの接続の際にこのエラーが発生したのは、既定の設定でsql serverへのリモート接続ができないためかもしれません。(プロバイダ:名前付きパイプのプロバイダ、エラー:40 - sql serverへの接続を開けませんでした。)」
解決方法

上記または類似した内容のエラーメッセージを受け取り、[構成データベースを追加]ページにある既定サーバー名が「ローカルサーバー名\microsoft##ssee」となっている場合は、以下を参考に対処してください。

ユーザーがsharepointをスタンドアロンとしてインストールし、sql serverの既存インストールに接続していない場合、「microsoft##ssee」という埋め込みインスタンスが使用されます。このインスタンスは他のアプリケーションに対してロックされています。

したがってnintex workflow 2010をインストールするには、追加のデータベース インスタンスをインストールしなければなりません。一例として、sql server express 2005または2008は無料で http://www.microsoft.com/からダウンロードでき、同一サーバー上でsharepointと共存できます。

続けて必ずnintex workflow構成ページを変更し、新規データベースを指定するようにします。


1.3 コンテンツ データベースの管理

コンテンツ データベースの追加

[コンテンツ データベースを追加]ページでは、nintex workflowに追加したコンテンツ データベースの構成・設定が可能です。nintex workflowでは複数のコンテンツ データベースが 使用 でき、特定のサイト コレクションから生成されたデータは、すべて単一のコンテンツ データベースに格納されます。既定では、あるワークフローが最初にサイト コレクションで実行されると、既に含まれているサイト コレクションの数に基づき、自動的にコンテンツ データベースが選択されます。

新規コンテンツ データベースを追加するには、

  • [コンテンツ データベース]セクションで[コンテンツ データベースを追加]をクリックします。
  • [データベース サーバー]テキスト ボックスにデータベース サーバー名を入力します。(注:既定では既定sharepointデータベース サーバーとなります。)
  • [データベース名]テキスト ボックスにデータベース名を入力します。
  • [ok]をクリックします。

データベース マッピングの表示

[データベース マッピングを表示]ページでは、全サイト コレクションと、対応するデータベースのリストが表示され、サイト コレクションのデータを格納するワークフロー コンテンツ データベースを確認できます。

データベース マッピングの管理

[データベース マッピングの管理]ページでは、新規サイト コレクションでサイト コレクション機能がアクティブ化された際に使用するワークフロー コンテンツ データベースを選択できます。この選択はsharepointコンテンツ データベースごとに行えるので、特定のsharepointコンテンツ データベース内のすべてのサイト コレクションが指定されたワークフロー コンテンツ データベースを使用できることになります。ワークフロー機能が既にアクティブ化されているサイト コレクションは、この設定変更の影響を受けません。

データベース マッピングを変更するには、

  • [コンテンツ データベース]セクションで[データベース マッピングの管理]をクリックします。
  • [sharepoint コンテンツ データベース]のマッピングには、[ワークフロー コンテンツ データベースへのマップ]ドロップダウン リストで目的のデータベースを選択します。
  • [ok]をクリックします。

1.4 web アプリケーションのアクティブ化設定

[web アプリケーションのアクティブ化]ページでは、web ファームに対して nintex workflowソリューションをアクティブ化する際のオプションが表示されます。この設定については、必ず、初めに workflowライセンスをインポートし、さらに データベース設定の構成を終えて から構成を行ってください。

web ファームでnintex workflowをアクティブ化するには、

  • [sharepointサーバーの全体管理]に移動します。
  • [quick launch]内の[nintex workflow の管理]をクリックし、さらに[web アプリケーションのアクティブ化]を クリックします。

  • 既定のweb アプリケーション名が自動的に選択されます。そうでない場合は、ドロップダウン リストから選択し、[アクティブ化]ボタンをクリックします。

注:[すべてのコンテンツ web アプリケーション]にチェックマークを入れると、web ファーム全体でnintex workflow がアクティブ化されます。

電子メールに関連した [グローバル設定]の構成は、この段階で行うのが最適です。

1.5 ワークフロー アクションの管理

このページを使用すると、現在のファーム、サイト コレクション、あるいはサイトでワークフロー デザイナが使用できるnintex workflowアクションを管理できます。ワークフロー アクションは権限による制限を設けたり、またはワークフロー アクションを選択しないことにより、すべてのユーザーの使用を禁止したりできます。

web  ファームの設定を変更するには、

  • [sharepointサーバーの全体管理]に移動します。
  • [quick launch]内の[nintex workflow の管理]をクリックし、さらに[許可されたアクションの管理]を クリックします。
  • 既定では、アクションはすべてのユーザーにアクセス可能 となっています。権限は各アクションにつき、ユーザーごとに設定できます。ワークフロー アクションの行を選択し、リボン上の[許可の編集]をクリックします。



 サイト コレクション やサイトの 設定を変更するには、

  • サイト コレクションあるいはサイトへ移動します。
  • [サイト アクション]メニュー内の[サイト設定]をクリックします。
  • [nintex workflowの管理]グループで、[許可されたアクションの管理]をクリックします。
  • ワークフロー アクションへの権限を設定するには、
    • リボン上のワークフロー アクションの行を選択し[アクションの継承を中止]をクリックします。アクションの行を選択すると、

    • [許可の編集]ボタンが有効になります。
  • 特定の ワークフロー アクションの使用を許可するには、workflow designerに表示したいアクションのボックスにチェックマークを入れ、[ok]をクリックします。(図解なし)

注:チェックマークが付いていないアクションは、workflow designerで選択できません。また、インポートしたワークフローに不許可のアクションが含まれている場合、そのワークフローは保存・発行できません。

許可されているアクションを実行時にチェック

[アクションが許可されていることを実行時にチェック]のオプションは、[サーバーの全体管理]内の[nintex workflow  の管理]セクション にある[グローバル設定]にあります。このオプションが有効な場合、[許可済み]マークの無いアクションを含んだワークフローにはエラーが発生します。しかし、このオプションによりすべての アクションが影響を受けるわけではなく、microsoft sharepoint server 2010内でネイティブな アクション には、このオプションは適用されません。

1.6 グローバル設定

[グローバル設定]ページを使用すると、webファームの電子メール、詳細ログ、許可されたアクションなどに関するnintex workflow の設定が行えます。[グローバル設定]ページは[サーバーの全体管理]内の[nintex workflow の管理]セクションにあります。これらの設定については、nintex workflowライセンス認証データベース設定の構成 、そして アプリケーションのアクティブ化に関する構成を終えてから構成を行ってください。intex.

[グローバル設定]の構成を行う には、

  • [sharepoint サーバーの全体管理]に移動します。
  • [quick launch]内の[nintex workflow の管理]をクリックし、さらに[グローバル設定]をクリックします。

  • お使いの環境の詳細を適宜入力し、[ok]ボタンをクリックします。

この段階で workflowのアクティブ化が可能です。

グローバル設定のオプションは、他にも様々な設定で変更可能です。各オプションの詳細につきましては、 ページの説明をご覧ください。

注: [アクションが許可されていることを実行時にチェック]が有効化されている場合、 [許可済み]となっていないアクションを含んだワークフローではエラーが発生します。しかし、このオプションによりすべての アクションが影響を受けるわけではなく、 microsoft sharepoint server 2010内のネイティブな アクション には、 このオプションは適用されません。

グローバル設定は15分ごとに自動キャッシュ・更新が行われます。すぐに変更を反映したい場合は、iisresetを実行し、windows sharepoint servicesのタイマー サービスを再起動します。

1.7 lazyapproval設定の管理

このページを使用すると、nintex workflowのlazyapproval機能で使用される語句が管理でき、現在認識される用語のリストを編集したり、その他の用語を追加したりすることができます。詳細については、lazyapprovalについての項を参照してください。まず、システムでlazyapprovalを有効にします。

lazyapprovalを有効にするには、

  • サーバー上の[sharepoint サーバーの全体管理]に移動します。
  • [quick launch]内の[nintex workflow の管理]を クリックし、さらに[lazyapproval の設定]をクリックします。

注:[サーバーからの受信メールを設定]リンクが 表示 された場合は、sharepointについてこれらの設定が構成されていません。sharepoint 構成マニュアルの説明に従って構成してください。構成が完了すると、このページに戻ります。これらの設定が構成されると、代わって[lazyapproval の 有効化/無効化]リンクが表示されます。

  • [lazyapproval の 有効化/無効化]をクリックします。

  • [lazyapproval の 有効化/無効化]オプションで、[有効]を選択します。
  • 通知を送信したり lazyapproval の返信を受信したりする際の電子メールアドレスの名前には[エイリアス]が使用されます。
  • 設定の構成がすべて完了したら、[ok]ボタンを クリックします。

語句の管理

lazyapproval プロセスで認識される使用可能な語句の一覧が表示されます。用語や語句は必要に応じて追加・削除が可能です。

新しい用語を作成するには、

  • [現在のサーバー ファームに新しい lazyapproval の用語を作成する]をクリックします。

  • lazyapprovalシステムが認識すべき語句と結果(承認または却下)を入力します。文字列は最長255文字にしてください。
  • 設定の構成がすべて完了したら、[ok]ボタンをクリックします。

既存の用語の編集・削除を行うには、

  • 用語のハイパーリンクをクリックし、必要な変更を 行います。
  • [ok]ボタンをクリックして、変更を 確定します。

無視する語句の管理

無視する語句を作成することにより、lazyapprovalで対象語句を含む電子メール メッセージを破棄でき、承認者が不在通知や自動返信を受け取る際に便利です。この構成が 行われていない場合にlazyapprovalエイリアスに 自動返信が送られると、lazyapproval機能はループに陥り、送信者が自動返信を送るたびにlazyapprovalエイリアスが送信者に返信する、という状態になります。

無視する語句を作成するには、

  • [サーバーの全体管理]に移動します。
  • [quick launch]内の[nintex workflow の管理]をクリックし、さらに[lazyapproval の設定]をクリックします。
  • [無視する語句]セクションで、[無視する語句を作成する]をクリックします。
  • 用語・語句を入力し、[ok]をクリックします。



既存の無視する用語を削除するには、

  • [無視する語句]セクションで、削除するべき用語の[削除]ハイパーリンクをクリックします。

 

1.8 メッセージ テンプレートの定義

[承認のリクエスト]アクションで使用されるメッセージ テンプレートは、[sharepointサーバーの全体管理]内のファーム全体、特定のサイト コレクション、あるいは個々のサイトを対象に定義することができます。

webファーム用にメッセージ テンプレートを変更するには、

  • [sharepointサーバーの全体管理]に移動します。
  • [quick launch]内の[nintex workflow の管理]をクリックし、さらに[メッセージ テンプレート]をクリックします。

サイト コレクション用にメッセージ テンプレートを変更するには、

  • トップ レベル サイトのホームページに移動します。
  • [サイト アクション]メニュー 内の[サイト設定]をクリックします。
  • [nintex workflow]セクションで[メッセージ テンプレート]をクリックします。
  • [サイト コレクションでの設定を表示]をクリックします。

サイト 用にメッセージ テンプレートを変更するには、

  • サイト レベルのホームページに移動します。
  • [サイト アクション]メニュー 内の[サイト設定]をクリックします。
  • [nintex workflow]セクションで[メッセージ テンプレート]をクリックします。

[メッセージ テンプレート]ページが開き、以下が表示されます。

  • メッセージの標準ヘッダー・フッターの現在の設定
  • [承認の依頼]と[承認不要]のシナリオで使用されている現在既定のメッセージ
  • 注:メッセージ テンプレートの既定コンテンツ形式はリッチ テキスト形式で、異なるフォントや色、さらに簡単なhtml形式を使用でき ます。nintex workflowはsharepointが提供するリッチ テキスト ツールバーを採用しています。
    電子メール メッセージは、様々な部分の編集が可能です。主な特徴のうちでも、[参照の挿入]機能を使うと、動的に作成されたコンテンツが追加できます。
  • メッセージ テンプレートの各 セクション への変更が完了したら、[ok]ボタンをクリックします。

注:メッセージ テンプレートへの変更は実行中のワークフローに影響せず、ワークフローの新しいインスタンスが開始される際に反映されます。

ワークフロー エラー/キャンセルの通知設定

ワークフローでエラーが発生したり、ワークフローがキャンセルされた場合に電子メール通知を受信するユーザーは、サイト レベルで構成されます。可能なオプションは、

  • ワークフローを開始したユーザーそして/あるいは
  • 指定された電子メールアドレスです。

通知機能はすべてのオプションのチェックマークをはずすことで無効にできます。

 

1.9 nintex workflowのアクティブ化

ワークフローをデザインし、nintex workflowを操作するには、その機能を必要とするサイト で 製品をアクティブ化しなければなりません。

最初のステップではサイト コレクション用に製品のアクティブ化を行い(以下のステップ1参照)、次のステップではサイトごとに nintex workflowをアクティブ化します(以下のステップ2参照)。

1. サイト コレクションでのnintex workflow のアクティブ化

サイト コレクション でnintex workflowをアクティブ化するには、

  • トップ サイト レベルのホームページに移動します。
  • [サイト アクション]メニュー内の[サイト設定]

 

  • をクリックします。[サイト コレクションの管理]グループ内の[サイト コレクションの機能]をクリックします。

 

  • [nintex workflow 2010]セクションで、[アクティブ化]ボタンをクリックします。

 

  • 少し待つとページが更新され、状態が[アクティブ]になります。

これでこのサイト コレクション内のサイトでnintex workflow 2010の機能をアクティブ化できるようになりました。

2. サイトでの nintex workflow のアクティブ化

サイト レベルでnintex workflowをアクティブ化するには、まずサイト コレクション レベルでのアクティブ化が必要です。

サイト でnintex workflowをアクティブ化するには、

  • サイト レベルのホームページで、[サイト アクション]メニュー内の[サイト設定]をクリックします。
  • [サイト アクション]グループ内の[サイト機能の管理]をクリックします。

  • [nintex workflow 2010]セクションで、[アクティブ化]ボタンをクリックします。
  • 少し待つとページが更新され、状態が[アクティブ]になります。

 これでこのサイト内でnintex workflow 2010の使用を開始できます。

1.10 ユーザー設定の構成

nintex workflow通知は、sharepoint 環境の構成状態に応じて、電子メール、office communication server (ocs) 、あるいはsmsにより送信できます。そして、各ユーザーは就業時間内、就業時間外の通知方法について、自分に適した方法を設定することができます。

個人設定を行うには、

  • ページ上部のログイン済みのユーザー名リンクからドロップダウン リストをアクティブ化します。
  • [nintex workflow 2010]上にマウスを移動し、[通知設定の管理]をクリックします。

  • [就業時間内の通知の設定][就業時間外の通知の設定]の セクションがあり、既定では[電子メール]に設定されています。
  •  ドロップダウン リストから現在のネットワーク設定で使用可能な オプションを選択します。

  • 電子メールocsの値 は、現在サインインしているユーザー アカウントにより自動的に決定されます。
  • smsを選択する場合は、指定されたテキスト ボックスに smsアドレスを入力します。

  • smsアドレスは、携帯電話番号とドメインの組み合わせ のような ものが多いですが、正確なアドレスを入力するために、正しいフォーマットと設定について システム管理者などにお問い合わせください。
  • 注意:nintexでは電子メール、sms、またはocsシステムのトラブルシューティングに対するサポートは提供しておりません。
  • 設定の構成がすべて完了したら、[ok]ボタンをクリックします。

1.11 セキュリティ設定

ユーザーに求められているnintex workflowの操作の内容により、必要とするセキュリティも異なります。以下の表は、各アクションに必要な最低権限を示します。一般的に、ランタイム権限はサイトや親サイトから継承できますが、表に示すレベルのユーザーが継承するにあたっては、そのユーザーにとって有効な権限でなければなりません。

nintex上での役割 「sharepoint権限レベル」要件 説明
承認者/レビュー担当者 投稿(最低アイテム レベルで) この役割には、sharepointサイトからのワークフローの一部として、割り当てられた人的タスクを実行できるすべてのユーザーが含まれます。ユーザーにはこれらの権限なしでもタスクが割り当てられる場合があります。
lazy approval承認者 なし この役割には、 [lazyapproval] を使用して 割り当てられたタスクに返答できる すべてのユーザーが含まれますが、 ユーザーがサイトにアクセスしたい場合は、最低でも「読み取り」権限が必要となります。
ワークフロー デザイナ デザイン この役割には、ワークフローの作成と管理を担当するすべてのユーザーが含まれます。これらの権限があると、ユーザーはnintex workflow designerおよび関連ツール・ページを使用できます。ワークフローを発行するには、ユーザーは次のように構成される必要があります: ワークフロー デザイナ
サイト管理者 (サイトでの)フルコントロール この役割は、[サイトの設定]ページでサイト レベルのnintex workflow 設定のアクティブ化と構成を担当します。
サーバー管理者 ([サーバーの全体管理]サイトでの)フルコントロール この役割は、nintex workflowのインストールとサーバー レベルでの構成を担当します。
ワークフロー ユーザー 投稿 ワークフローの開始、スケジュールの追加、履歴と進行状況レポートの表示ができます。

 

許可されているワークフロー デザイナの構成

nintex workflowまたはsharepoint designer (spd)を使用して作成したsharepoint 2010ワークフローには権限に関して問題が発生する場合があります。

 ワークフロー リストを使用すると、チーム サイト用に定義されたすべてのワークフローが保持できます。 spdで初めてワークフローを作成する際や、nintex workflow 2010 機能をアクティブ化する際には、現在サイトに割り当てられている権限がコピーによりこのリストに付与されます。その結果、リスト上の権限を変更できるユーザーは、サイト所有者またはリスト作成以前に正式にフルコントロール権限を付与されたユーザーに限られます。

nintexはユーザー インターフェイスを通じてリストを公開し、権限に関する上記の 問題回避に取り組んでいます。デザイナとしてユーザーを追加あるいは削除するには、権限の割り当てを行うユーザーがサイト所有者あるいはワークフローリストへのフルコントロール権限保持者でなければなりません。 

ワークフロー デザイナ グループにユーザーまたはグループを追加するには、

  • サイトへ移動します。
  •  [サイト アクション] メニュー内の [サイト設定]をクリックします。
  • [nintex workflow]グループで、[許可されているワークフロー デザイナ]リンクをクリックします。

権限ページでsharepointの標準方法でメンバーを追加することにより、グループの管理ができます。workflow designerへのフル アクセスが必要なユーザーは、必ず権限を 「フル コントロール」に設定するようにしてください。

ワークフロー アクション セキュリティの構成

各ワークフロー アクションの権限は、[ワークフロー アクションの管理]ページで構成できます。

1.12 コンテキスト データの管理

このページを使用すると、nintexワークフローをデザインする際に使用できるコンテキスト データを管理できます。 ユーザーはこの設定ページで既存の コンテキスト データ の編集、新規カスタム  コンテキスト データ の作成と展開ができます。
 
コンテキスト データを構成するには、 
 
  • [sharepoint サーバーの全体管理]に移動します。
  • [quick launch]内で[nintex workflow の管理]をクリックし、さらに[コンテキスト データの管理] をクリックします 。
 
 

新規コンテキスト データの追加

新しいコンテキスト データ アイテムを追加する には、
  • [新規コンテキスト データの追加] リンクをクリックします。
  • コンテキスト  データ の詳細を適宜入力し、完了したら [ok]ボタンをクリックします。  
 
 

コンテキスト データの編集/削除

 
既存のアイテムを編集するには、
  • [コンテキスト データの管理]画面で、 コンテキスト データ上の [表示名]リンクをクリックします。
  • コンテキスト データに必要な変更を加え、完了したら[ok]ボタンをクリックします。
 
注: sharepoint環境 で他の言語が使用可能な場合、コンテキスト データ の[表示名][説明] は特定の言語に設定できます。  [他の言語の表示名と説明を編集] リンクをクリックし、他の言語の詳細を編集します。
 
既存のアイテムを削除するには、
  • [コンテキスト データの管理]画面で、コンテキスト データ上の [表示名] リンクをクリックします。
  • [削除]ボタンをクリックします。
 
 
  

他の言語の表示名と説明を編集

このページでは、コンテキスト データのアイテムが既定以外の言語のサイトで使用される 際に、アイテムの [表示名]と[説明] ラベルを構成できます。
 
他の言語の表示名と説明を編集するには、
  • [コンテキスト データの管理]画面で、コンテキスト データ上の [表示名] リンクをクリックします。
  • [言語]ドロップダウン リストで [他の言語の表示名と説明を編集]をクリックし、
  • 編集したいコンテキスト データの言語を選択します。
  • 必要な変更を加え、完了したら[ok]ボタンをクリックします。
 
 

2 workflow designerの使用

2.1 はじめてのnintex workflow designer

はじめてnintex workflow designerをお使いになる際にお読みください。

ワークフローの作成

ドキュメント ライブラリ内に新しいワークフローを作成するには、

1. リボン ツールバー上の[ライブラリ] タブ を選択します。


2. [ワークフローの設定]ボタンをクリックし、メニュー オプションから[nintex workflowでワークフローを作成] を選択します。

[ワークフロー ギャラリー]から新しいワークフローを作成するには、

1. [ワークフローの設定] ボタンをクリックし、[nintex workflowでワークフローを管理]を選択します。

2. [発行されたワークフロー]リストの 上部にある [作成] リンク をクリックします。


[新規にワークフローを作成する際に、テンプレート ページを表示する]オプションが「はい」に設定されている(既定の設定)場合、テンプレート セレクタが表示されるので、テンプレートを選択してください。[白紙]または[キャンセル] を選択すると、空白のキャンバスでデザインを開始できます。

nintex workflow designerが現在のウィンドウに表示されます。

workflow designer画面

 nintex workflow designerページには主に2つのセクションがあります。ページ左側は「ワークフロー アクション」ツールボックスで、右側のページの大部分を占めるセクションはデザイン キャンバスです。

「ワークフロー アクション」 ツールボックス

「ワークフロー アクション」 ツールボックスには、ワークフロー作成時にデザイン キャンバスで使用可能なアクションが表示されます。アクションは関連するアクションごとにグループ分類されています。グループの見出しをクリックすると、グループ内のアクションが表示されます。既定のグループは、

  • よく使うアクション
  • 統合
  • ライブラリとリスト
  • 論理とフロー
  • 処理
  • プロビジョニング
  • ユーザー定義アクション
  • ユーザー操作
  • マイ スニペット (スニペットが作成されている場合のみ表示されます)


ワークフロー アクション名とグループは 管理者が編集できます。詳細については、アクションの管理の項を参照してください。

アクション ツールボックスのサイズ変更と非表示設定

ツールボックスのサイズを変更する には、ツールボックス右端の拡張バーをクリックしてドラッグします。

ツールボックスを非表示にするには、ツールボックス ヘッダーの右上コーナー にある画鋲アイコンをクリックします。ツールボックスは[ワークフロー アクション]タブを残して折りたたまれます。

再度ツールボックスにアクセスするには、[ワークフロー アクション]タブにマウスを合わせます。



ツールボックスはマウスが上にある時は表示されますが、デザイン キャンバス上のいずれかの場所でマウスをクリックすると非表示となります。

ツールボックスを表示したままにするには、画鋲アイコンを再度クリックすると[自動的に隠す]モードを終了します。

デザイン キャンバスへのアクション追加

キャンバスにアクションを追加し、各アクションの構成を行うことで、ワークフローがデザインできます。

1. パレット上のアクションを左クリックして、デザイン キャンバスの ドロップ エリア までドラッグし、ドロップします。または、

2. デザイン キャンバスの ドロップ エリア上で右クリックし、[アクションを挿入]を選択して 、リストから 目的のアクションを選択します。

アクションの構成


 アクションの設定 を変更するには、タイトル バー上の ドロップダウン メニュー  を左クリック し、 オプションから[設定]を選択すると、 アクションの 設定ダイアローグが表示されます。

 [コピー]オプションを選択すると、アクション(とそのすべての構成設定)をコピーし、デザイン キャンバスの別の位置に貼り付けることができます。この機能は、「通知を送信」アクションなど、ドキュメントや承認のワークフロー作成で同じアクション何度も使用する際、特に便利です。アクションを コピー 後、デザイン キャンバス上の 目的の場所 を見つけたら、 ドロップ エリア上で 右クリックし、[貼り付け]を選択します。貼り付けたアクションの構成は元のアクションとは別個に変更することができます。

ワークフローからアクションおよびそのアクションに加えた変更をすべて削除するには、[削除]オプション をクリックします。

 メニュー リボン

デザイン キャンバスの上部にはメニュー リボンがあります。メニュー リボン上にあるオプションや関連ヘルプファイルは以下の通りです。

  • [保存]:詳細については次の項を参照してください: ワークフローの開け方と保存
  • [発行]:詳細については次の項を参照してください: ワークフローの発行
  • [新規作成][新規作成]をクリックすると、現在のデザイン キャンバスをクリアして、 新しい空白のワークフローで作成を開始できます。 その際、現在のワークフローが保存されていないと、警告メッセージが表示されます。
  • [開く]:詳細については次の項を参照してください: ワークフローの開け方と保存
  • [閉じる][閉じる]ボタンをクリックすると、workflow designerが閉じられ、元の場所に戻ります。その際、現在のワークフローが保存されていないと、閉じる前に保存を促すプロンプトが表示されます。ワークフローを保存しないと、保存されてない作業は失われます。
  • [印刷]:詳細については次の項を参照してください: 印刷
  • [インポート]:詳細については次の項を参照してください: ワークフローのインポートとエクスポート
  • [エクスポート]:詳細については次の項を参照してください: ワークフローのインポートとエクスポート
  • [ワークフローの設定]:詳細については次の項を参照してください: ワークフローの設定
  • [ズームのオプション]:ズーム ボタンをクリックすると、デザイン キャンバスの表示サイズを拡大または縮小できます。[100%]ボタンで通常の表示状態に戻ります。

 

2.2 エラー処理

一部のアクションではエラー処理パネルが使用できます。このパネルを使用すると、ワークフロー デザイナがアクション実行中に発生するエラーを発見でき、そうしたエラーを処理する カスタム ロジックも作成でき ます。

エラー処理のオプション

[エラーをキャプチャ]

このオプションでは、エラーキャプチャ機能のオン/オフが指定できます。このオプションを[はい]に設定すると、アクション中にエラーがあってもワークフローにはエラーが発生せず、代わりに以下の2項で述べられる値が設定されます。この際、ドロップダウン メニュー内の値の他に、はい/いいえ型のワークフロー変数も使用できます。

[エラーの格納先]

このオプションでは、エラー発生の有無に関する情報を格納する はい/いいえ型のワークフロー変数が指定されます。変数はエラーが発生すると[はい]に設定され、アクションの実行が完了すると[いいえ]に設定されます。

[エラー テキストの格納先]

このオプションでは、エラーが発生した場合に、そのエラーの詳細を格納するテキスト型のワークフロー変数が指定されます。エラーが発生しなかった場合、値は空となります。

注:[エラーの格納先]オプションと[エラー テキストの格納先]オプションのワークフロー変数は、[エラーをキャプチャ]オプションが[いいえ]に設定されている場合は変更できません。

2.3 ワークフローのインポートとエクスポート

nintexワークフローは、「.nwf」形式ファイルとしてローカル ファイル システムへの インポート/エクスポート が可能です。それにより、1つのサーバーから別のサーバーへ、あるいは他のファイル転送シナリオへ ワークフローをコピーできます。

[再利用可能なワークフロー テンプレート]の場合、workflow designerのリボン上で[vsにエクスポート]ボタンが有効となり、ユーザーは ワークフローを「.wsp」形式ファイルでエキスポートできます。この形式のファイルは、microsoft visual studio 2010にインポートできます。詳細はsdkを参照してください。

ワークフローのエクスポート

ワークフローをエクスポートするには、

  • [エクスポート]ボタンをクリックします。
  • エクスポート ファイルが作成され、web ブラウザでの ファイル ダウンロード処理を開始します。例えば、internet explorer 8では以下のダイアローグが表示されます。

  • [保存]ボタンをクリックし、標準手順に従ってweb ブラウザからダウンロードを行い、ファイルを保存してください。ダウンロードとファイル保存の詳細については、web ブラウザのマニュアルを参照してください。

[エクスポート]ボタンには[visual studioにエクスポート]のドロップ ダウン メニュー  オプション もあります。このオプションをクリックすると、visual studio 2010ソリューション用ファイルとしてエクスポートできます。

ワークフローのインポート

ワークフローをインポートするには、

  • [インポート]ボタンをクリックします。
  • [ワークフローのインポート]ダイアローグが表示されます。

  • [参照]ボタンをクリックして、インポートする「.nwf」形式ファイルを探します。

以前に エクスポートされたワークフローとその設定がデザイン キャンバスに表示されます。

注:インポートできるワークフローは、nintex workflow 2010で作成されたものに限られます。

2.4 インライン関数

[参照フィールドの挿入]が可能なテキスト入力では、ワークフロー実行時に 解決される インライン関数をいつでも入力することができます。

様々な関数がテンプレートとして用意してあり、nwadmin.exe ツールを使用すればさらに関数を追加することもできます。

また、関数を別の関数の引数として使用することもできます。

例:

関数動作

まず解析エンジンが挿入された参照トークンをすべて置換し、次にその結果作成されたテキストに関数が含まれるか検証します。

関数に引数として別の関数が含まれる場合は、最も内部の関数が最初に評価されます。

初めに参照トークンが置換されるため、参照トークンにも評価対象となる関数構文が含まれる場合があります。

関数の引数として使用されるテキストに関数構文(波かっこ({)またはコンマ)が含まれる場合は、引数の前後を{textstart}と{textend}で区切り、テキスト ブロックがさらに解析されないよう表示してください。

例えば、少数値を含む数値変数が関数に引き継がれ、お使いの地域でコンマを小数点記号として使用している場合、{textstart}と{textend}のトークンを使用する必要があります。
 
また、上記の例でアイテムの 「タイトル」が返される場合、タイトルにコンマが含まれ{textstart}{textend}ブロックが使用されていないと、指定された数字「2」の代わりに[サブ文字列]機能が最初のコンマ以降のテキストを第2の引数として扱い、関数でエラーが発生します。

参考となる関数

fn-abs

数値の絶対値を返します。

fn-abs({workflowvariable:number})

引数

  • 数値 絶対値を返す数値です。

fn-currency

通貨書式付きテキストとして数値を表します。

fn-currency({workflowvariable:cost})

引数

  • 数値 数値を含む変数です。

fn-datediffdays

2つの日付の間の日数を算定します。結果は部分日を含んだ小数値になることがあります。

fn-datediffdays({workflowvariable:startdate}, {workflowvariable:enddate})

引数

  • 開始日 日付間の差を計算する際の開始日と時刻です。
  • 終了日 日付間の差を計算する際の終了日と時刻です。

fn-datediffhours

2つの日付の間の時間数を決定します。結果は部分時間を含む少数値になることがあります。

fn-datediffhours({workflowvariable:startdate}, {workflowvariable:enddate})

引数

  • 開始日 日付間の差を計算する際の開始日と時刻です。
  • 終了日 日付間の差を計算する際の終了日と時刻です。

fn-datediffminutes

2つの日付の間の分数を決定します。結果は部分分を含む少数値になることがあります。

fn-datediffminutes({workflowvariable:startdate}, {workflowvariable:enddate})

引数

  • 開始日 日付間の差を計算する際の開始日と時刻です。
  • 終了日 日付間の差を計算する際の終了日と時刻です。

fn-datediffseconds

2つの日付の間の秒数を決定します。結果は部分秒を含む少数値になることがあります。

fn-datediffseconds({workflowvariable:startdate}, {workflowvariable:enddate})

引数

  • 開始日 日付間の差を計算する際の開始日と時刻です。
  • 終了日 日付間の差を計算する際の終了日と時刻です。

fn-formatdate

特定の形式のテキストで日付/時刻の値を表します。

fn-formatdate({workflowvariable:mydate}, d)

引数

fn-insert

より大きい文字列にテキストを追加します。

fn-insert({workflowvariable:text}, 4, {itemproperty:title})

引数

  • テキスト 変更されるテキストです。
  • 開始位置 新しいテキストが挿入される文字位置です。文字列の最初の文字は位置0となります。
  • 新しいテキスト 開始位置に加えられる追加テキストです。

fn-length

文字列の文字数を返します。

fn-length({workflowvariable:text})

引数

  • テキスト 文字がカウントされる文字列です。

fn-max

2つの数のうち大きい方を返します。

fn-max({workflowvariable:number1}, {workflowvariable:number2})

引数

  • 数1 比較対象となる最初の数です。
  • 数2 比較対象となる2番目の数です。

fn-min

2つの数のうち小さい方を返します。

fn-min({workflowvariable:number1}, {workflowvariable:number2})

引数

  • 数1 比較対象となる最初の数です。
  • 数2 比較対象となる2番目の数です。

fn-newguid

グローバル一意識別子を生成します。

fn-newguid()

fn-padleft

指定された文字列を右揃えにし、特定の文字を全体に埋め込んで返します。

fn-padleft({workflowvariable:text}, 6)

fn-padleft({workflowvariable:text}, 6),-)

引数

  • テキスト 埋め込まれる文字列です。
  • 長さ 埋め込んだ結果の文字列の目標とする全体の長さです。
  • 文字 任意です。元の文字列に埋め込まれる文字です。既定ではスペース文字を使用します。

fn-padright

指定された文字列を左揃えにし、特定の文字を全体に埋め込んで返します。

fn-padright({workflowvariable:text}, 6)

fn-padright({workflowvariable:text}, 6),-)

引数

  • テキスト 埋め込まれる文字列です。
  • 長さ 埋め込んだ結果の文字列の目標とする全体の長さです。
  • 文字 任意です。元の文字列に埋め込まれる文字です。既定ではスペース文字を使用します。

fn-power

数を指定された累乗に上げます。

fn-power({workflowvariable:number}, {workflowvariable:power})

引数

  • 数値 累乗に上げられる数です。
  • 数値 累乗の数値です。

fn-remove

より大きい文字列中のテキスト セクションを削除します。

fn-remove({workflowvariable:text},0,3)

引数

  • テキスト 変更されるテキストです。
  • 開始位置 文字削除が開始される文字位置です。文字列の最初の文字は位置0となります。
  • 長さ 任意です。開始位置から数えた削除される文字数です。既定では残りの文字はすべて削除されます。

fn-replace

より大きい文字列中のテキスト セクションを置換します。

fn-replace({workflowvariable:text},abc,{itemproperty:title})

引数

  • テキスト 変更されるテキストです。
  • 古い値 検索して置換されるテキストです。
  • 新しい値 古い値と置換されるテキストです。

fn-round

小数点以下の値を最も近い整数に四捨五入します。

fn-round({workflowvariable:number})

引数

  • 数値 四捨五入される少数値です。

fn-substring

文字列からテキストの一部を抽出します。

fn-substring({workflowvariable:text},5,10)

引数

  • テキスト 値が抽出されるテキストです。
  • 開始インデックス 取得される最初の文字の、テキスト中における位置です。文字列の最初の文字は位置0となります。
  • 文字数 開始インデックスから数えた、取得される文字の数です。

fn-tolower

文字列中のテキストをすべて小文字に書式設定します。

fn-tolower({workflowvariable:text})

引数

  • テキスト すべて小文字に変換される文字列です。

fn-totitlecase

文字列中のテキストの先頭文字を大文字に書式設定します。

fn-totitlecase({workflowvariable:text})

引数

  • テキスト 先頭文字が大文字に変換される文字列です。

fn-toupper

文字列中のテキストをすべて大文字に書式設定します。

fn-toupper({workflowvariable:text})

引数

  • テキスト すべて大文字に変換される文字列です。

fn-trim

文字列から先頭と末尾の空白を削除します。

fn-trim({workflowvariable:text})

引数

  • テキスト 先頭と末尾の空白が削除されるテキストです。

fn-xmlencode

html形式で安全に表示できるよう文字列をエンコードします。

fn-xmlencode({workflowvariable:text})

引数

  • テキスト エンコードされるテキストです。

fn-xmldecode

html形式で安全な文字列をデコードします。

fn-xmldecode({workflowvariable:text})

引数

  • テキスト デコードされるテキストです。

2.5 参照フィールドの挿入

参照を使用すると、リスト アイテムに関する特定のコンテキスト情報を含むコンテンツとそのワークフローのインスタンス が構築でき 、ワークフロー アクション内で使用できます。

参照を挿入するには、

  • [参照の挿入]ダイアローグ内で参照を選択し、リスト上のアイテムをダブルクリックします。 
  • または、アイテムを選択し、 [ok]ボタンをクリックします。



参照情報は 異なるカテゴリに分類されています。

  • 共通:ワークフロー、アイテムのコンテキスト、ワークフロー内の現在のタスクに固有な参照値です。
  • アイテムのプロパティ:ワークフローが関連するアイテムのメタデータ列 です。
  • ワークフロー定数webファーム、サイト コレクション、またはサイト レベルでグローバルに設定されており、ワークフロー内で使用できる値です。詳細については、ワークフロー定数の項を参照してください。
  • インライン関数: テキストや値 の追加処理が できます。 詳細については、インライン関数の項を 参照してください。
  • ワークフロー変数:ワークフロー用に構成された ワークフロー変数です。

注:[参照の挿入]リンクがクリックされるワークフロー アクション内のオプションにより、 [参照の挿入]ダイアローグで使用できるタブが 異なる ことがあります。

[共通]の参照項目

以下は[共通]タブ内の参照項目です。

  • すべての承認者のコメント:ワークフローで実行したすべてのタスク アクションですべての承認者が書き込んだすべてのコメントです。
  • すべての承認者のコメント (html):ワークフローで実行したすべてのタスク アクションですべての承認者が書き込んだすべてのhtml 形式コメントです。
  • コンテキスト アイテム表示名:ワークフローを実行しているアイテムの表示名です。例えばリスト ワークフローでは、ワークフローが実行されているsharepointリスト アイテム名が表示名となります。
  • コンテキスト アイテムurl:ワークフローを実行しているアイテムのurl です。例えばリスト ワークフローでは、urlはワークフローが実行されているsharepointリスト アイテムにリンクします。
  • 今日の日付:現在の日付です。
  • 現在の時刻:現在の時刻です。
  • ドキュメントをチェックアウトしているユーザー:ワークフローが実行されているアイテムをチェックアウトしているユーザーのユーザー名(ドメイン\ユーザー名)で、 ライブラリのみに適用されます。
  • 開始者:アイテムをワークフローに加えたユーザーのユーザー名(ドメイン\ユーザー名)です。
  • 開始者の表示名:アイテムをワークフローに加えたユーザーの表示名です。
  • ドキュメントが書き込み可能かどうか:ライブラリ内のファイルが更新可能な場合は[はい]になります。また、チェックアウトされていたり編集中の場合は[いいえ]になります。注:リスト中では常に[はい]になります。
  • アイテムの表示名:ワークフローが実行されているアイテムの表示名です。
  • アイテムの url:ワークフロー内のアイテムの urlです。
  • 最後にタスクに返答したユーザー:タスクに対する応答を最後に登録したユーザーのユーザー名(ドメイン\ユーザー名)です。
  • 最後にタスクに返答したユーザーの表示名:タスクに対する応答を最後に登録したユーザーの表示名です。
  • リスト id:ワークフロー内のアイテムを含んだリストの一意のidです(詳細設定)。
  • リスト名:ワークフロー アイテムがあるリストの名前です。
  • マネージャー:ワークフロー開始者のマネージャーのユーザー名(ドメイン\ユーザー名)です(active directoryに構成されている場合のみ)。
  • マネージャーの表示名:ワークフロー開始者のマネージャーの表示名です (active directoryに構成されている場合のみ)。
  • 改行:改行文字です。
  • サイト コレクション id:ワークフローを実行しているサイト コレクションのidです。
  • サイト id: ワークフローを実行しているサイトのidです。
  • サイト名:ワークフロー アイテムがあるサイトのタイトルです。
  • サイト所有者:サイト所有者グループ内ユーザーのユーザー名(ドメイン\ユーザー名)の、セミコロン区切りのリストです。
  • 開始日:アイテムのワークフローが開始された日付です。
  • 開始時刻:アイテムのワークフローが開始された時刻です。
  • タブ:タブ文字です。
  • タスク説明: タスク用に タスク説明フィールドに表示されたテキストで、 プレーンテキスト形式 に 書式設定されています。
  • タスク説明 (html):タスク用に タスク説明フィールドに表示されたテキストで、html形式 に書式設定されています。
  • タスク名: タスク用にタスク名フィールドに表示されたテキストです。
  • web の url:ワークフロー アイテムがあるサイトの完全なurlです。
  • ワークフロー インスタンス id:実行中のワークフロー インスタンスに与えられた一意な idです(詳細設定)。
  • ワークフロー ログの url:ワークフローの状態がテキスト形式で表示されるurlです。
  • ワークフロー所有者:ワークフローを発行したユーザーです。
  • ワークフローの状態の url:ワークフローの状態が表示されるurlです。
  • ワークフローのタイトル:ワークフローのタイトルです。

承認のリクエスト通知内では、以下の参照が使用できます。

  • 承認のurl:ワークフロー内のアイテム承認が行われるsharepoint内のurlです。
  • 承認:これ以上の入力を要求せずにタスクを承認する urlです。クエリ文字列confirmationpage=url to show を追加し、カスタム確認ページを表示することもできます。また、クエリ文字列hsl=[true|false] を追加し、既定の確認ページにワークフローの状態のリンクを表示するかどうかを決めることもできます。
  • 承認者のコメント:最新のタスクに応答した承認者のコメントです。
  • 承認者名:現在ドキュメントの承認を求められているユーザーの表示名です。
  • 承認者のマネージャー:現在のタスクに割り当てられたユーザーのマネージャーの表示名です。
  • 承認者のマネージャーの表示名:現在のタスクに割り当てられたユーザーの表示名です。
  • 委任 url:許可された場合に承認者がタスクを委任できるsharepoint内のurlです。
  • 却下:これ以上の入力を要求せずにタスクを却下する urlです。クエリ文字列confirmationpage=url to show を追加し、カスタム確認ページを表示することもできます。また、クエリ文字列hsl=[true|false] を追加し、既定の確認ページにワークフローの状態のリンクを表示するかどうかを決めることもできます。

参照 を使用したハイパーリンクの作成

参照は、リッチ テキスト ボックスに挿入する際に ハイパーリンクにすることができます。

ハイパーリンクとして参照を挿入するには、

  • ワークフロー アクションのダイアローグ ボックス内のリボン上にある[挿入]タブをクリックします。
  • さらに[リンク]をクリックします。

  • [参照の挿入]ダイアローグで参照を選択し、リスト内のアイテムをダブルクリックします。
  • 参照が[アドレス] テキスト ボックスに挿入されます。
  • [表示するハイパーリンク テキスト] テキスト ボックスに
    • 表示されるべき テキストで、ユーザーが クリックできるもの を入力します。
    • または、参照を 選択し、リスト内のアイテムをダブルクリックします。

注:カーソルを[アドレス]または[表示するハイパーリンク テキスト]上に移動させると、直接入力する テキスト形式と参照データの組み合わせが使用できます。

  • 設定の構成がすべて完了したら、[ok]ボタンをクリックします。

参照を使用した ハイパーリンク挿入の他の使い方:

  • 参照用にurlを指定できます。[アドレス]にurlを入力し、参照を挿入します。
  •  url 、参照 の順に並べて文字列を構成できます。  初めにurl(ポータル検索アドレスやgoogle検索アドレスなど)をタイプしてから参照を挿入します。正しいプロトコル(http://やhttps://など)を使用するようにしてください。

2.6 検索の使用

nintex workflowのワークフローアクションでは、[検索]を使用して実行時に値を 設定する 場合が 多く あります。[検索]を使用すると、ワークフローアクション内の値を参照したり使用したりできます。[検索]選択オプションが使用可能な場合、ドロップダウン メニューに 4種類のオプションが表示されます。

[値]オプションでは、リテラル値の入力が可能となります。また、[参照の挿入]を使用して 実行時に動的に 値を構築することができます。

ワークフロー データ

[ワークフロー データ]ソースを使用すると、ワークフロー変数が 参照できます。

ボタンをクリックすると、ワークフロー データの 戻り値の型 を設定できます。

[戻り値の型を選択]ダイアローグが表示されます。

ドロップダウン リストからワークフロー データの戻り値の型を選択します。

すべての設定が完了したら、[ok]ボタンをクリックします。 

リストから検索

[リストから検索]ソースを使用すると、現在のアイテムのいかなるプロパティ、または現在のサイト内のリストやライブラリ 中のいかなるアイテムも参照でき ます。[リストから検索]を選択すると追加オプションが表示され、[リストから検索]の[ソース][フィールド]の設定が必要となります。

現在のアイテムを 使用するためには、既定の ソースが設定 されており、 [ソース] 定義 のために 使用できる プロパティがすべて[フィールド]リストに 表示されます。

また、サイト内のすべてのリストについて、リスト内の別のアイテムのプロパティを設定することもできます。[ソース]を選択後、使用したい値が含まれる[フィールド]を選択します。[時期][に等しい]オプションを使用すると、ソース リストのアイテムを検索することができます。

例:[共有ドキュメント]ライブラリで、「2010年1月財務」という[名前]のアイテムのidを選択します。

注:[リストから検索]は、環境固有の構成値に関わる問題を解決する際に 便利です。構成変数のリストを作成する際に 検索を 使用する と、「開発」や「生産」など、環境により 異なる実行時設定を取得することができます。それにより、ワークフロー テンプレート設定のハードコーディングを回避し、異なる環境間での展開にあたり設定を変更せずに済むようになります。

nintex workflow のメッセージ テンプレートで使用するルックアップについては、テンプレートの定義の項を参照してください。  

ワークフロー コンテキスト

[ワークフロー コンテキスト]オプションでは、現在の ワークフローに 関連した 値を設定し、ワークフロー アクション内で使用できるようにします。
 
 
[ワークフロー コンテキスト]内で選択できる値は、[参照の挿入]が[値]ソース内で使用される際に[共通]タブに表示される値と 同一です。
 
[ワークフロー コンテキスト][値]の使用に関する主な相違点は、[ワークフロー コンテキスト]方法では、戻り値を異なるデータの 種類(文字列や数値など)に設定できますが、[値]ソース内の[参照の挿入]機能を使って値を選択すると、戻り値は既定の種類に設定され、データの種類を変更できません。
 

ユーザー プロファイル

[ユーザー プロファイル]ソースを使用すると、 特定の[アカウント名]の [ユーザー プロファイル]のプロパティ が 参照できるようになります。[ユーザー プロファイル]を選択すると、追加のオプションが表示され、[ソース]と[アカウント名]の値を設定しなければなりません。

[ソース]は、[アカウント名]の値に基づいて取得される値で、 使用可能な[ユーザー プロファイル]のプロパティすべてが[ソース]フィールドに一覧として表示されます。

例: アカウント名が「jsmith」のジョン・スミスの場合 以下の例は、sharepoint[ユーザー プロファイル]のプロパティに指定されたジョン・スミスの部門値を返します。


[ユーザー プロファイル]の検索はmicrosoft sharepoint server 2010を使用する環境でのみ使用可能で、microsoft sharepoint foundation 2010環境では使用できません。

ワークフロー定数

[ワークフロー定数]オプションでは、ファーム、サイト コレクション、またはサイト レベルでグローバルに設定された値をワークフロー内で使用できるようにします。

 

ワークフロー定数に含まれる値は、ユーザーがワークフローをデザインする際には表示されず、 ワークフロー定数名だけが表示されます。

2.7 ldapパスの選択

ワークフロー アクション内でのldapパス、ホーム サーバーおよびメールボックスの選択

 ワークフロー アクションには、active directoryの検索に接続情報を必要とするものがあります。

ldap パス、プライマリ ホーム サーバー 、または メールボックス ストアの設定を構成するには、をクリックのうえ、参照してください。

ldapパスの選択

[ldapをクエリ]や[active directoryユーザーの作成]などのワークフロー アクション では、active directoryのデータ ストア接続のためにldapアドレスが必要となります。

[ldap パスの選択]は、最初に開かれた際に、ワークフロー アクションの [ldap パス]ダイアローグのテキスト ボックス内の情報をもとにactive directoryへの接続を試行し、それ以外の資格情報が必要な場合は、エラーが発生します。

ldap パス用にactive directoryの詳細を 構成 するには、

  • active directory のオブジェクトをクリックして選択し、
  • さらに [閉じる]ボタンをクリックします。これで選択したオブジェクトのldapパスが、ワークフロー アクションのダイアローグ 内の適当なセクションに挿入されます。

ホーム サーバーの選択

*このトピックはnintex workflow enterprise editionにのみ関連します。

ワークフロー アクション[ocs の有効化] では、プライマリ ホーム サーバー指定のためにldapアドレスが必要となります。このアドレスは、通常[lc サービス]と呼ばれるオブジェクトとなります。

[ホーム サーバーの選択]は、最初に開かれた際に、ワークフロー アクションの[ldap パス]ダイアローグのテキスト ボックス内の情報をもとにactive directoryへの接続を試行し、さらに使用可能な[lc サービス]フォルダの検索を行います。それ以外の資格情報が必要な場合は、エラーが発生します。

プライマリ ホーム サーバー用にactive directoryの詳細を構成するには、

  • [lc サービス]のオブジェクトをクリックして選択し、
  • さらに閉じるボタンをクリックします。これで選択したオブジェクトのldap パス が、ワークフロー アクションのダイアローグ 内の適当なセクションに 挿入されます。

メールボックスの選択

*このトピックはnintex workflow enterprise editionにのみ関連します。

ワークフロー アクション[exchange内にユーザーを準備] では、メールボックス コンテナ(exchange 2007/2010のメールボックスのプロビジョニングにおいてはexchange データベース)指定のためにldapアドレスが必要となります。このアドレスは通常、[ストレージ グループ]オブジェクト内に存在する [メールボックス データベース]と呼ばれるオブジェクトとなります。

[mailstore パスの選択]ダイアローグ は、最初に開かれた際に、ワークフロー アクションの[ldap パス]ダイアローグのテキスト ボックス内の情報をもとにactive directoryへの接続を試行し、さらに使用可能な[lc サービス]フォルダの検索を行います。それ以外の資格情報が必要な場合は、エラーが発生します。

[メールボックス ストア]用にactive directoryの詳細を構成するには、

  • [メールボックス データベース]のオブジェクト(あるいはメールボックスを設置したい別の場所)をクリックして選択し、
  • さらに[閉じる]ボタンをクリックします。これで選択したオブジェクトのldap パス が、ワークフロー アクション  ダイアローグ 内の適当なセクションに挿入されます。

 

 

 

[ldap パスの選択]、[ホーム サーバーの選択]、[メールボックス ストア]内のオプション

ldap パス

active directoryの場所を指定するldapパスです。例:  ldap://myportal.com/dc=nintex,dc=com

 ドメイン名がmycompany.comの場合、ldapパスは ldap://mycompany.com/dc=mycompany,dc=com となります。

「cn=」や「ou=」を加えると、コンテナや組織単位 (ou) を指定できます。例:

  • ldap://mycompany.com/cn=configuration,dc=mycompany,dc=com または
  • ldap://mycompany.com/ou=servers,dc=mycompany,dc=com

注: [exchangeメール ストア]オブジェクトにアクセスするには、そのオブジェクトは構成コンテナに接続していなければなりません。例:

  • ldap://mycompany.com/cn=configuration,dc=mycompany,dc=com

ユーザー名

入力したldapパスへのアクセス権限があるユーザーの名前です。

パスワード

上記ユーザー名のパスワードです。

鍵マークをクリックし、資格情報の ワークフロー定数リストから選択してください。

2.8 ワークフローの管理

[ワークフローの管理]オプションを使用すると、発行済み・未発行のワークフローを表示でき、リストやライブラリ用にワークフロー の管理 (作成、編集、削除)も 行えます。nintex workflowで有効化されたサイトは、各リスト/ライブラリの ワークフロー設定メニュー内にさらに2つのオプションが追加されます。

[ワークフローの管理]ページを表示するには、

  • リボン上のツールバーから[ライブラリ]タブを選択します。
  • [ワークフローの設定]ボタンをクリックし、メニューオプションから[nintex workflowでワークフローを管理]を選択します。

[ワークフローの管理]ページ に現在のリストに属するすべてのワークフローの一覧が表示されます。このワークフローの一覧 は、発行済み(ユーザーの選択可)のワークフローと未発行(保存済みだがユーザーの選択不可)のワークフロー に 分類されています。

[ワークフローの管理]ページには、以下のオプションがあります。

  • 新規ワークフローの作成:
  • 既存ワークフローの編集:
    • 既存のワークフローの ワークフロー名リンクをクリックします。workflow designerが表示されます。
    • 変更が完了したら[保存]をクリックし、続けて[発行]をクリックします。
  • 既存ワークフローの削除:
    • 削除したいワークフローの横にあるボタンをクリックします。
    • [確認]ダイアローグ内の[ok]ボタンをクリックします。

ワークフロー発行の取り消し

nintex workflowの発行は、sharepointの[ワークフローの設定]標準ページを使用して取り消すことができます。

ワークフローの発行を取り消すには、

  • 発行を取り消すワークフローのリストまたはライブラリに移動します。
  • リボンのツールバーから[ライブラリ]タブを 選択します。
  • [ワークフローの設定]ボタンをクリックし、メニューオプションから[ワークフローの設定]を選択します。

  • リスト/ライブラリ内でアクティブなワークフローの発行済みバージョンの一覧と現在実行中のワークフロー数 が表示されます。
  • [発行済みリスト]から 1つまたは複数のワークフローを削除するには、[ワークフローを削除]をクリックします。

  • [ワークフローを削除]ページ で、ワークフローのタイトルの右にある[削除]のラジオ ボタンを選択します。

注:ワークフローは、ユーザーが使用可能な(発行済みの)ワークフロー一覧からは削除されますが、システムからは削除されません。

  • すべての設定が完了したら、[ok]ボタンをクリックして、変更を確定します。

2.9 ワークフローの開き方と保存

この項ではワークフローの開け方と保存方法を説明します。ワークフローをライブラリやリストで使用可能にする方法については、ワークフローの発行の項を参照してください。

ワークフローの開き方

既存のワークフローを開くには、以下の2通りの方法があります。

1. workflow designerを使用:

  • workflow designerウィンドウで、リボンのツールバー上の [開く]ボタンをクリックします。

  • [ワークフローを開く]ダイアローグが開きます。

  • 目的のワークフローをクリックし、続けて[選択]ボタンをクリックすると、選択したワークフローが開きます。

2. 既存のワークフローは、 [ワークフローの管理]ページからも開くことができます。詳細については、ワークフローの管理の項を参照してください。

バージョン管理

[ワークフローを開く] ダイアローグで以前のバージョンのワークフローを開くこともできます。使用可能なバージョンの一覧を表示するには、ワークフローのタイトルの左にあるプラス記号 (+ をクリックします。 ワークフローは、保存ごとに マイナー バージョンが、発行ごとに メジャー バージョンが作成されます。ワークフロー タイトルをダブルクリックすると最新バージョンが開きますが、これは 現在の発行済みバージョンではない場合もあります。以前のバージョンを開くには、リストからバージョンを選択し、[選択]ボタンをクリックするか、そのバージョンのある行をダブルクリックします。選択されたバージョン がworkflow designer内に開きます。その後このワークフローを変更して発行すると、新しいバージョンが作成され、次にワークフローを開始する際に使用される現在のバージョンとなります。

ワークフローの保存

 ワークフローは、デザイン プロセスのあらゆる段階で保存でき、後で 再編集することができます。

ワークフローを保存するには、

  • リボンのツールバー上の [保存] ボタンをクリックします。[タイトルと説明の設定] ダイアローグが開きます。

ワークフローの[タイトル]は、既定で[新規のワークフロー]となっており、同名のワークフローが既存する場合は 、警告メッセージが表示されます。既存の保存済みワークフローを上書きするには、[既存のバージョンを上書き]チェックボックスにチェックマークを入れます。

[説明]フィールド は、ワークフローの機能や目的についてコメントするのに使用できます。こうしたコメントは[ワークフローを開く]ダイアローグ内と[ワークフローの管理]ページに表示されます。

[コメントの変更]フィールドは、ワークフローの最新保存済みバージョンに加えた変更についてコメントするのに使用できます。こうしたコメントは、ツール ヒントとして[ワークフローを開く]ダイアローグ内に表示されるほか、 [ワークフロー変更承認プロセスの承認者にも表示されます。

目的の情報の入力が完了したら、[送信]ボタンをクリックすると、ワークフローが保存されます。保存処理中は処理状況のインジケータ が表示され、続いて下図のメッセージが表示されます。


[名前を付けて保存]オプション

1つのワークフローを複数使用のために保存できます。

ワークフローを別の名前で保存するためには、

  • [保存] ボタンの下のドロップダウン メニューの矢印をクリックします。
  • [タイトルと説明の設定] ダイアローグ内の[既存のバージョンを上書き]オプションのチェックマークをはずします。
  • ワークフローの[タイトル][説明]を変更します。
  • [送信] ボタンをクリックすると、ワークフローが保存されます。

 [ニペットとして保存]:詳細については次の項を参照してください: スニペット

[テンプレートとして保存]:詳細については次の項を参照してください: テンプレート

2.10 ワークフローの発行

ワークフローは、ユーザーがsharepointリストやライブラリ内で使用できるよう発行される必要があります。

ワークフローを発行するには、

  • メイン リボンのツールバー上の[発行]ボタンをクリックします。
  • アプリケーションはワークフローを検証したのち発行します。
    注:ワークフローは発行前に自動的に保存されるので、[保存]をクリックしてから[発行]をクリックする必要はありません。

注:ワークフロー発行権限 は一部のユーザーに限定されています。ワークフロー発行権限のあるユーザーについては、セキュリティ設定の項を参照してください。

検証と発行処理には数秒かかります。完了後、発行済みのメッセージが表示されます。

構成されていないアクションなど、ワークフローにエラーがある場合は、発行が行われず、下図のメッセージが表示されます。

発行済のワークフローは、[ワークフローの管理]ページで 管理できます。
 

2.11 アクションのラベル設定

アクティビティ周辺に表示されるテキストは、構成可能です。 ワークフロー アクションにラベルを追加すると、ユーザーは ワークフロー アクションの構成を 参照せずにアクションの機能を理解できるようになります。

ラベルの編集

ワークフロー アクション用のラベル編集には、以下の2通りの方法があります。

1. ワークフロー アクション上でのインライン編集:

  • ワークフロー アクションがあるデザイン キャンバスのタイトル バーをクリックします。
  • ワークフロー アクションの各ラベル エリアに目的のテキストを入力します。
  • ワークフロー アクションの外でクリックすると、ラベルの変更が確定されます。

2. [アクションの設定]ダイアローグ内でのラベル編集:

  • ワークフロー アクション内でタイトル バーをクリックし、[設定]を選択します。
  • [アクションの設定]ダイアローグでリボン上の[ラベル]をクリックします。
  • アクションのタイトルとテキストを設定し、左右と下部に表示できるようにします。

      注:アクションのタイトルはワークフロー レポートで実行中のワークフローの現在の状態をするのに使用されます。

 

アクション メモ

アクション メモは、[メモ付きの印刷]ビューで表示されます。

表示されるメモは以下の通りです。

  • システム生成済み: 既定のワークフロー アクション メモが使用されます。
  • ユーザー定義済み:  ワークフロー アクションの[ユーザー定義によるメモ]で、カスタム メモがユーザーにより定義できます。 
  • システム生成・ユーザー定義済み: ワークフロー アクションには、既定のワークフロー アクション メモとユーザー定義によるメモが使用できます。

 

ユーザー定義によるメモ

選択された[表示するメモ]が[ユーザー定義済み]または[システム生成・ユーザー定義済み]の場合のみ、テキストボックスが有効化されます。 値を入力すると、[メモ付きの印刷]ビューと、 ユーザーがワークフロー アクションにマウスを合わせた際に、カスタム  メモが表示されます。

 

2.12 詳細ログ

詳細ログは、ワークフローのインスタンスを表示する際、さらに詳細なコンテキスト データを追加します。ワークフロー変数とアイテムのプロパティのすべての値、およびワークフローが実行されているプロセスやワークフローを実行しているサーバーの診断情報が各ワークフロー アクションの前後に保存されます。

詳細ログの有効化

詳細ログは、ワークフローで有効化する前にまずファームで有効化する必要があります。

詳細ログを有効化するには、

  • [グローバル設定]ページに 移動します。
  • [ワークフローの実行に関する詳細なログの記録]セクションで、設定を[はい]にします。
  • [実行に関する詳細なログを保存する日数]で、詳細なワークフロー ログを保存する日数を設定します。指定した日数が経過し、ワークフローが完了すると、ログは削除されます。

注:詳細ログが有効化されたワークフローは、そうでないワークフローに比べて多量のデータをワークフロー データベースに保存するため、後日自動パージ処理が行われ、詳細情報が削除されます。

グローバル設定は15分ごとに自動キャッシュ・更新が行われます。すぐに変更を反映したい場合は、iisresetを実行し、windows sharepoint servicesのタイマー サービスを再起動します。

webファームで詳細ログが有効化されると、ワークフローでの有効化が可能となります。

ワークフローで詳細ログを有効化するには、

  • メイン リボン ツールバー上の[ワークフローの設定]ボタンをクリックします。
  • [ワークフローの設定]ダイアローグ内の[実行に関する詳細なログを記録する]オプションにチェックマークを入れます。
  • [保存]ボタンをクリックします。

詳細ログの表示

詳細情報は、ワークフローの [ワークフローの状態を表示]に表示されます。詳細ログが有効化された状態でインスタンスが実行され、詳細情報がまだクリアされていない場合、ワークフローの情報パネルに詳細ログ情報あり、というメッセージが表示されます。詳細データがある場合に各ワークフロー アクションをクリックすると、詳細情報パネルが表示されます。このパネルにはワークフローにある各データ アイテムとアクション実行前後のアイテム値が表示されます。変更のあった値はすべてハイライトされます。

特定のアクションに関する詳細情報や詳細ログ全体は、オプションによりxmlファイルへのエクスポートが可能です。

詳細ログ使用に関する注意

詳細ログを使用すると、nintex workflowデータベースに相当量のデータが追加されます。このデータは、長期保管を前提としていません。詳細ログ機能はワークフロー開発とテストの支援を目的としており、実稼働にあたっては残しておかないようにしてください。

2.13 ワークフロー スニペット

スニペット機能を使用すると、同一シーケンスにおける 既定された 一連のアクションを再利用できます。ユーザーはよく再利用しそうな一連のアクションを選び、スニペットとして保存することができます。保存したスニペットは現在のワークフロー内 でも、同一サイト コレクション内の他のワークフロー でも使用できます。

スニペットの作成

スニペットの作成には2通りの方法があります。

1. 1. ワークフロー全体を スニペットとして保存

  • nintex workflow designerのリボン上で [保存]ボタンの下の をクリックし、使用可能なオプションを展開します。
  • [スニペットとして保存]をクリックします。

注:これによりワークフロー全体がスニペットとして保存されます。

 

2. 2. [アクション セット]のアクションをスニペットとして保存

  • [アクション セット]のアクションで、タイトル バーの をクリックします。
  • 表示されたメニュー内の[スニペットとして保存]をクリックします。

注:これにより入れ子の アクションも含んだワークフロー アクション がスニペットとして保存されます。

いずれの方法でも、スニペットを保存する 際は[スニペットとして保存]ダイアローグが表示されます。

  • [名前]フィールドにはスニペット保存用に一意の値を入力します。
  • 完了したら、リボン上の[送信]をクリックします。

スニペットの使用 

スニペットが保存されると、[ワークフロー アクション ツールボックス]に[マイ スニペット]という名前の新しいセクションが表示され、ここを通じて構成済み設定のある スニペット がワークフローで使用できます。

ワークフローにスニペットを追加するには、

  • [ワークフロー アクション ツールボックス]内の[マイ スニペット]をクリックします。

  • 選択したスニペットをドラッグし、デザイン キャンバス上のドロップ エリアにドロップします。

注:スニペットがドロップ エリアにドロップされる際は一連のワークフロー アクションとして表示され、スニペットのアイコンはワークフロー キャンバスに表示されません。

スニペットを削除するには、

  • [ワークフロー アクション ツールボックス]内の削除したいスニペットを右クリックします。
  • [コンテキスト]メニューから[削除]オプションを選択します。

2.14 ワークフロー開始データ

開始データとは、ワークフローが開始された際に収集が必要なデータです。ユーザーがワークフローを開始する際、この情報を要求するフォームが表示されます。

ワークフロー変数を作成し、[開始フォームに表示]オプションを[はい]に設定して変数が表示されるようにすると、開始データが構成されます。

詳細については、[ワークフロー変数]の項を参照してください。

2.15 ワークフロー テンプレート

ワークフロー テンプレートを使用すると、保存済みの ワークフロー テンプレートをもとに 、新しい ワークフローを作成する ことができます。ワークフロー テンプレートを使用することで 、ワークフロー デザイナー は既存のワークフローと類似したものを一から 作成しなおす必要を免れ、非常に 時間を 節約できます。

ワークフロー テンプレートは サイト コレクション レベルで関連付けられます。保存済みのワークフロー テンプレートは、ワークフローの保存が行われたサイト コレクション内でのみ再利用が可能です。別のサイト コレクションの ワークフロー テンプレートを 使用するには、ワークフローの エクスポート/インポート機能を 使用します。詳細については、ワークフローのインポートとエクスポートの項を参照してください。

ワークフロー テンプレートの選択 

ワークフロー テンプレートに 基づいて 新しいワークフローを作成するには、

  • 作成するワークフローの種類によりサイト、リスト、またはライブラリへ移動します。
  • [ワークフローを作成]をクリックします。
  • [ワークフロー テンプレートの選択]ダイアローグが表示されます。

注:上図のテンプレートは実際とは異なる場合があります。また、インストールされているnintex workflowのバージョンにより、プリロードされているテンプレートが異なる場合があります。

  • 既定では、空白のワークフローがオプションとして表示されます。使用可能なテンプレート カテゴリーは、すべてテンプレート ボックス内に一覧として表示されます。テンプレートにマウスを合わせると、テンプレートの説明が表示され、テンプレート名の下の右側の列にも、この説明およびテンプレートのカテゴリー、最終更新日、最終更新者名が表示されます。
  • テンプレートをクリックして選択し、さらに[作成]ボタンをクリックします。
  • または、選択するテンプレートをダブルクリックします。

 

新規に ワークフローを作成する際に、テンプレート ページを表示

  • [ワークフローを作成]をクリックするたびにダイアローグが表示されないようにするには、[新規にワークフローを作成する際に、テンプレート ページを表示する]のチェックマークをはずします。
  • 再度[ワークフローを作成]をクリックするたびにダイアローグを表示するには、
    • workflow designerリボン上の[開く]をクリックします。
    • [新規にワークフローを作成する際に、テンプレート ページを表示する]にチェックマークを入れます。

ワークフローをテンプレートとして保存

  •  ワークフローのデザインが完了したら行います。
  • nintex workflow designerのリボンで、[保存] アイコン下の をクリックして、使用可能なオプションを展開します。
  • [テンプレートとして保存]をクリックします。

  • [テンプレートとして保存]ダイアローグ内で以下を行います。
    • 名前:ワークフロー  テンプレートの タイトルを入力します。
    • カテゴリ:ワークフロー テンプレートがリストされる既存カテゴリーを選択するか、[新規のカテゴリ...]を選択して、ワークフロー テンプレートがリストされる[カテゴリ名]を 入力します。
    • 説明:ユーザーがテンプレートを 選択する際に 役立つ よう、テンプレートの目的を簡潔に説明します。

 

ワークフロー テンプレートの削除

ワークフロー テンプレートの削除 は、管理者のみが 行えます。


ワークフロー テンプレートを削除するには、

  • トップ サイト レベルの ホームページに移動します。
  • [サイト アクション]メニュー 内の[サイト設定]をクリックします。
  • [nintex workflow] グループで、[ワークフロー テンプレート]をクリックします。
  • サイト コレクションのワークフロー  テンプレートの全一覧が表示されます。
  • 削除したいワークフロー テンプレートをクリックします。
  • [テンプレートの編集]ページで[アイテムの削除]をクリックします。
  • [確認]ダイアローグで[ok]をクリックします。

2.16 ワークフロー定数

ワークフロー定数とは、ファーム、サイト コレクション、サイトのレベルに関わらず、全てのワークフローについてグローバルに設定できる値です。ワークフロー定数は、ひとたび定義されると [ 参照フィールドの挿入 ] ダイアローグからの挿入または[ 検索 ]によりワークフロー内で使用できます。

ワークフロー定数に含まれる値は、ユーザーがワークフローをデザインする際には表示されず、 ワークフロー定数名だけが表示されます。 したがって、ワークフロー定数は資格情報、url、ldapパス、sql接続文字列などのデータを格納するのに便利です。また、複数のワークフロー で特定の値を使用する 必要がある場合にも、ワークフロー定数が使用 されます。

ワークフロー定数は [ワークフロー定数の管理]設定ページで管理します。管理者はこのページでワークフロー定数の作成、編集および削除を行えます。

webファームでワークフロー定数 にアクセスするには、 

  • [sharepoint サーバーの全体管理]に移動します。
  • [quick launch]内の[nintex workflow の管理]をクリックし、さらに[ワークフロー定数の管理]をクリックします。

サイト コレクションでワークフロー定数 にアクセスする には、

  • トップ  サイト レベルのホームページに移動します。
  •  [サイト アクション]メニュー で、 [サイト設定]をクリックします。
  • [nintex workflow]グループで、[ワークフロー定数の管理]をクリックします。
  • [サイト コレクションでの設定を表示]をクリックします。

サイト の ワークフロー定数 を変更するには、

  • サイト レベルのホームページに移動します。
  •  [サイト アクション]メニュー で、 [サイト設定]をクリックします。
  • [nintex workflow]グループで、[ワークフロー定数の管理]をクリックします。 

新しいワークフロー定数を作成するには、

  • [ワークフロー定数の管理]設定に移動します。
  • [このチーム サイト に新しいワークフロー定数を追加]をクリックします。

注:[…に 新しいワークフロー定数を追加]リンク は、ワークフロー定数を作成するレベル (webファーム、サイト コレクション、サイト レベル)により名前が異なります。

[新しいワークフロー定数を追加]内の設定は以下のように行います。

  • タイトル:[参考の挿入]ダイアローグ内の[検索]セクションに表示される定数の名前を入力します。
  • 種類:ワークフロー定数のデータの種類を、 以下から選択します。
    • 文字列
      • :ワークフローの実行中に定数と置換される値です。
      • 説明:ワークフローの補足説明です。
      • 大文字と小文字の区別:このオプション にチェックマークを入れる と、ワークフロー定数の値が大文字と小文字を区別します。また、このオプションにチェックマークを入れると、特定のワークフロー アクションで使用可能となります。
    • 数値
      • :数値のみ入力可能となります。ワークフローの実行中に定数と置換される値です。
      • 説明:ワークフローの補足説明です。
      • 大文字と小文字の区別:このオプション にチェックマークを入れる と、ワークフロー定数の値が大文字と小文字を区別します。また、このオプションにチェックマークを入れると、特定のワークフロー アクションで使用可能となります。
    • 日付
      • :[日付の選択]を使用して日付を選択します。ワークフローの実行中に定数と置換される値です。
      • 説明:ワークフローの補足説明です。
      • 大文字と小文字の区別: このオプションにチェックマークを入れると、特定のワークフロー アクションで使用可能となります。
    • 資格情報
      • ユーザー名:ユーザー名を入力します。adユーザー名を入力する場合は、ドメイン名も必ず含めてください。
      • パスワード:ユーザー名が使用するパスワードを入力します。
  • 定数をチーム サイト管理者のみに表示:資格情報セレクタ内の定数が管理者のみに表示されることを指定します。 

暗号化して保存

[暗号化して保存]のチェックマークが付いた定数は、機微な値を必要とする挿入参照ダイアローグでのみ使用可能となります。例えば、機微な定数は、[sqlを実行]アクションのダイアローグ接続文字列のフィールドにある挿入参照ボックスには入力可能ですが、[通知を送信]の件名と本文フィールドには入力できません。

機微な定数は暗号化されて保存されます。同様に、資格情報定数も暗号化されて保存されます。

定数を管理者のみに表示

非管理者にもワークフロー内で参照される定数が表示され、定数参照を直接入力することが可能です。「管理者」はワークフロー定数のスコープにより定義されます。例えば、サイト コレクション用に作成された定数は、サイト コレクションの管理者にのみリストされます。

資格情報の種類

[資格情報の種類]では、ユーザー名とパスワードを安全に保管できます。資格情報として作成された定数は、ダイアローグのユーザー名/パスワード フィールドに鍵マークの参照アイコンが明示してある場合のみ挿入可能となり、 通常の挿入参照では使用できません。

ワークフローがデザイナーに実際のユーザー名やパスワードを知られずに完成するよう、管理者は、必要な権限の付いた、再使用可能な資格情報を設定できます。

2.17 ワークフロー ギャラリー

[ワークフロー ギャラリー]にはサイト内で 作成されたすべてのワークフローが表示され、サイト 内のワークフローを管理するオプションを提供します 。管理者は、サイト内の特定のワークフローの統計データを 閲覧したり、ワークフローの エクスポートや編集ができます。
 

ワークフロー ギャラリーにアクセスするには、

  • サイトに移動して、[サイト アクション]メニュー内の[サイト設定]をクリックします。

  • [nintex workflow]グループで、[ワークフロー ギャラリー]をクリックします。

 

  • ワークフロー ギャラリーには、そのサイト 用に現在発行されているすべてのワークフローの一覧があり、ワークフロー名とその説明、最終更新者、バージョン、そしてワークフローが 関連付けられているリストが表示されます。

  • いずれかのワークフローをクリックすると、編集できないワークフローがグラフィック表示されます。各ワークフロー アクションをスクロールすると、その構成についての情報が提示されます。
  • 管理者はこの表示上で以下の作業が行えます。
    • ワークフローをエクスポート:ワークフローを.nwfファイルにエクスポートし、別のサイトでの再利用を可能にします。
    • ワークフローの編集:ワークフローをworkflow designerに 表示し、編集可能な状態にします。
    • 統計データを表示:合計実行回数、実行中の件数、キャンセルされた件数、最大 実行時間など、ワークフローの統計データを表示します。

2.18 ワークフロー変数

ワークフロー変数を使用すると、ワークフローが実行時にデータ ソースからデータを取得する際、そのデータがワークフロー内の条件 やアクションにあわせて使用できるよう保存できます。ワークフロー変数には様々な種類のデータが保存できます。また、ワークフロー変数は、ワークフロー開始にあたり、ユーザーからデータを取得するためにも使用できます。

ワークフロー変数は以下の場合に便利です。

  • ワークフローがシステム既存の値を組み合わせた条件付きアクションの値を必要とする場合。例えば、こうした値は [数値演算][文字列の作成]アクションを使用して設定できます。
  • テスト展開のために開発環境で 開発され、後日実稼働環境 で展開されたワークフローの場合。展開中に手動で更新しなければならないハードコード値の使用を避けるため、検索の使用により他のリストから値を読み込むのにワークフロー変数が利用できます。例:電子メールで使用するurlは環境により異なる場合がありますが、[変数の設定]アクションを使用すると、各環境内の構成リストから実行時に取得することができます。
  • ワークフロー下流のロジックにより、後でルックアップを使用してクエリ するか、自動的に削除する必要のある別のリスト アイテムをワークフローに作成する可能性がある場合。例:新しいレポートでは会議を開催することになったが、ワークフローで管理者がそのレポートを却下し、そのカレンダー イベントが削除されなければならないことになった場合。

こうした値は、ワークフローに添付されたアイテムのメタ データとして保存するのが適切ではない場合があります。nintex workflow では、こうしたケースに柔軟に対処する方法としてワークフロー変数が使用できます。


ワークフロー変数の管理

ワークフローに添付する変数を作成/削除するには、

  • nintex workflow designerのリボン上で[ワークフローの設定]をクリックします。
  • リボン内の[ワークフローの設定]ダイアローグで[変数]をクリックします。

または、

  • nintex workflowdesignerリボン上の[ワークフローの設定]下の をクリックし、使用可能なオプションを展開します。
  • [変数]をクリックします。

  • [ワークフロー変数]ダイアローグが開き、構成済みの現在の変数の全一覧とその種類が表示されます。また、各ワークフロー変数がワークフロー開始時に使用されるかどうかが、[開始フォームに表示]列に表示されます。

新しいワークフロー変数を作成するには、

  • ワークフロー変数のリボン上で[新規作成]をクリックします。
  • [ワークフロー変数の作成]ダイアローグが表示されます。
    • 名前:ワークフロー変数の名前を入力します。
    • 種類:ワークフロー変数のデータ の種類を入力します。
    • 既定値:ワークフロー内で使用される際のワークフロー変数の既定値を入力します。
    • 開始フォームに表示:このオプションにチェックマークを入れると、ユーザーはワークフローが最初に開始された際に、そのワークフロー用の値を指定することができます。
    • 必須:[開始フォームに表示]オプションにチェックマークを入れると有効になります。:このオプションにチェックマークを入れると、ユーザーがワークフローを開始する前に、開始時のワークフロー変数の値を入力することができます。
    • 注:ワークフロー開始時にユーザーから取得できる値の種類は限定されています。サポートされていない種類は、[開始フォームに表示]チェックボックスでグレー表示になります。

既存のワークフロー変数を変更するには、

  • [ワークフロー変数]ダイアローグで、リストから変更したいワークフロー変数を選択します。
  • リボン上の[変更]をクリックします。
  • [ワークフロー変数の変更]ダイアローグで、変更を行います。この際、種類は変更できません。
  • 変更が完了したら[保存]をクリックします。

既存のワークフロー変数を削除するには、

  • [ワークフロー変数]ダイアローグで、リストから削除したいワークフロー変数を選択します。
  • リボン上の[削除]をクリックします。

注:ワークフロー変数を使用する ワークフロー アクションでは、変数データの種類が特定のものに限定されます。
例:

  • [数値演算]では、数値変数のみが使用できます。
  • [新規アイテムの作成]では、新規アイテムのid保存にあたり、リスト アイテムid変数のみが使用できます。
  • 作成された日付を比較する [条件の設定]アクションでは、日付/時刻変数のみが使用できます。

2.19 ワークフローの設定

[ワークフローの設定] ダイアローグを使用すると、 ワークフローのタイトルと説明、 ワークフロー開始オプション、 ワークフロー変数と開始データ、 関連列などを 設定 でき、カスタム開始フォームを選択できます。 

ワークフロー オプション 

  • 手動で開始:ワークフロー用にこの 設定 に チェックマークを入れると、ユーザーは リスト アイテム メニューからワークフローを手動で開始できます。
  • リスト管理権限が必要:この設定にチェックマークを入れると、ワークフローを開始するユーザーにはリスト管理権限が必要となります。最低のsharepointセキュリティ権限は、既定では投稿者となります。
  • アイテム作成時に開始:ライブラリやリスト アイテムが作成/アップロードされると、その中のワークフローでこのオプションが有効化されているものは、すべて開始されます。
  • アイテム変更時に開始:ライブラリやリスト アイテムが変更されると、その中のワークフローでこのオプションが有効化されているものは、すべて開始されます。しかし、ドキュメントをチェックイン しても、ワークフローは開始されません。
  • 実行に関する詳細なログを記録する:この設定にチェックマークを入れると、ワークフローの詳細情報が表示できます。詳細については、詳細ログの項を参照してください。
  • 検証しないで発行:詳細設定です。このオプションでは、ワークフロー発行時の検証のスキップを指定します。ワークフロー検証のスキップは推奨いたしません。ワークフローが大型で、発行に非常に時間がかかる場合、検証をスキップすると発行の操作時間が短縮できますが、 検証をスキップするとワークフローに想定外のエラーが発生する場合があります。
  • アイテム メニューからのワークフロー開始を有効化: この設定にチェックマークを入れると、ワークフローが表示され アイテムのコンテキスト メニューから開始できます。他のすべてのメニュー アイテム関連 オプションは、この 設定にチェックマークが入っていることが前提となります。
  • メニュー アイテム ラベル: ワークフローがアイテムのコンテキスト  メニューに表示される際の ラベル です。
  • メニュー アイテム イメージのurl: ワークフローがアイテムのコンテキスト  メニューに表示される際の アイコンのurl です。このurlは絶対的な場合もサイトにより相対的な場合もあります。
  • メニュー アイテムの位置 : 他のメニュー アイテムに対するアイテムのコンテキストメニュー 内でのワークフローの優先順序です。
  • カスタム履歴メッセージの有効化:この設定にチェックマークを入れると、[完了時にメッセージを記録]が設定されているアクションが [ワークフローの履歴]に含まれます。詳細については、アクション共通設定の項を参照してください。
  • ワークフロー状態列を作成: この設定にチェックマークを入れると、ワークフロー実行時にこのワークフロー名のついた列がリストやライブラリに追加されます。
  • ワークフロー予想実行時間:ワークフローはレポートのためにこの時間をデータベースに記録します。
  • タスク リスト:ワークフローが作成したすべてのタスクは、チームサイトのsharepointタスク リストに保存されます。このオプションを使用すると、ワークフローが使用するタスク リストを既定から変更できます。
  • フォームの種類:使用される開始フォームが既定フォーム、カスタムフォーム、infopathフォームのいずれなのか指定します。

リボン メニュー ボタン

  • 変数:ワークフロー変数と開始データを作成します。詳細は ワークフロー変数の項を参照してください。
  • 関連列:ワークフローと関連付けられたサイト内の列を指定します。詳細については、関連列の項を参照してください。
  • 開始フォームの編集:microsoft infopath 2010で開始フォームを編集します。ユーザーのパソコンにinfopath 2010がインストールされていない場合は、警告が表示され、フォームの編集は行えません。

注:ワークフローはライブラリまたはリストと関連付けられており、 ライブラリ内のフォルダやサブフォルダは、親ライブラリと同じワークフローの対象になります。したがって、アイテムの作成や変更の際にワークフローが開始される設定になっていると、 そのアイテムが保存されているフォルダやサブフォルダの階層の数に関わらず、自動開始設定となっているすべてのワークフローが開始されます。 

2.20 印刷

 メイン  リボン ツールバーの[印刷]ボタンで、ワークフロー デザインが印刷できます。

注: [印刷]機能を使用すると、ワークフロー デザイン ページをwebブラウザで印刷用に表示でき、ブラウザの標準印刷機能によりデザイン ページがプリンタに送信されます。

[印刷]ボタンには2つのメニュー オプションがあります。

  • 印刷:ワークフロー デザインのみを印刷します。
  • メモ付きの印刷:ワークフロー デザインに加えて、既定あるいはカスタムコメントが各アクションに追記されます。各アクションには参照番号が付き、それに対応するコメントがページ下部に一覧表示されます。下図を参照してください。

 

デザイン ページの[印刷]アイコンをクリックすると、ブラウザの標準印刷機能が起動されます。

2.21 関連列

[関連列]機能を使用すると、サイト内の列をワークフローに関連付けられます。

[関連列]ダイアローグでは、サイト内の列への関連付けが作成、追加、削除、変更できます。


サイト内の新しい列:[サイト内の新しい列]ボタンをクリックすると、新しいサイト内の列が作成され、ワークフローと関連付けられます。[サイト内の新しい列の作成]ダイアローグが表示されます。


以下のように 列のプロパティを設定してください。

  • 列名:列のタイトルを入力します。
  • 列の説明:列の説明を入力します。
  • 列の種類:以下から列の種類を選択します。
    • 一行のテキスト:
      • 既定値:既定値が無い場合は空白のままにします。または、既定となるテキストを入力します。
      • 空の値を許可:このオプションにチェックマークを入れると、列が空のままになります。
      • 使用できる最大文字数:テキストの最大文字数は、最大255文字まで設定できます。
    • 複数行のテキスト:
      • 既定値:既定値が無い場合は空白のままにします。または、既定となるテキストを入力します。
      • 空の値を許可:このオプションにチェックマークを入れると、列が空のままになります。
      • リッチ テキスト:スタイルとフォーマットの拡張オプションとして、リッチ テキストエディタが使用できます。
      • 拡張リッチ テキスト:リッチ テキストエディタに図表とハイパーリンク機能が追加されます。
      • 既存のテキストに変更を追加:列が以前の全エントリを保存し、新規変更を末尾に追加するよう設定します。
      • 行数:テキストの最大行数を設定します。
    • 数値:
      • 既定値:既定値が無い場合は空白のままにします。または、既定となるテキストを入力します。
      • 空の値を許可:このオプションにチェックマークを入れると、列が空のままになります。
      • 小数点以下の桁数:小数点以下の桁数を0から5まで、あるいは自動に設定します。
      • パーセンテージで表示:表示をパーセンテージにフォーマットします。
      • 最小値の設定:このオプションにチェックマークを入れると、最小値が設定できます。チェックを付けないと、最小値はありません。
      • 最大値の設定:このオプションにチェックマークを入れると、最大値が設定できます。チェックを付けないと、最大値はありません。
    • 通貨:
      • 既定値:既定値が無い場合は空白のままにします。または、既定となるテキストを入力します。
      • 空の値を許可:このオプションにチェックマークを入れると、列が空のままになります。
      • 小数点以下の桁数:小数点以下の桁数を0から5まで、あるいは自動に設定します。
      • 最小値の設定:このオプションにチェックマークを入れると、最小値が設定できます。チェックを付けないと、最小値はありません。
      • 最大値の設定:このオプションにチェックマークを入れると、最大値が設定できます。チェックを付けないと、最大値はありません。
    • 日付と時刻:
      • 既定値:[なし]または[今日の日付]を選択します。
      • 空の値を許可:このオプションにチェックマークを入れると、列が空のままになります。
      • 表示形式:日付と時刻、あるいは日付だけを選択します。
    • 選択方法:
      • 選択肢:ユーザーに表示される選択肢を入力します。enter キーを使って、選択肢1つにつき一行使います。
      • 既定値:既定値が無い場合は空白のままにします。または、既定となるテキストを入力します。
      • 表示形式:ラジオ ボタン、チェック ボックス、ドロップダウン リストから選択します。
      • 空の値を許可:このオプションにチェックマークを入れると、列が空のままになります。
      • 書き込みによる選択肢を許可:この設定にチェックマークを入れると、ユーザーが各自でテキストを入力できる空白のスペースが与えられます。
    • 検索:
      • リスト:値を検索するリストを選択します。
      • フィールドの表示:値を検索する リストの列を選択します。
      • 空の値を許可:このオプションにチェックマークを入れると、列が空のままになります。
      • 複数の値を許可:この設定にチェックマークを入れると、検索条件に合致するアイテムが複数ある場合に値のコレクションを返します。
    • はい/いいえ:
      • 既定値:[はい]と[いいえ]のどちらを既定値とするか選択します。
    • 人またはグループ:
      • フィールドの表示:表示するユーザー アカウント プロパティを選択します。
      • 次の選択を許可:[人とグループ]または[人のみ]を選択します。
      • 以下から選択:[すべてのユーザー]または[sharepointグループ]を選択します。
      • グループ:[グループ]を選択した場合、このドロップダウン リストが有効化されます。選択しなかった場合は無効です。
      • 空の値を許可:このオプションにチェックマークを入れると、列が空のままになります。
      • 複数の値を許可:この設定にチェックマークを入れると、フィルタ条件に合致するアイテムが複数ある場合に値のコレクションを返します。
    • ハイパーリンクまたは図:
      • 表示形式:[ハイパーリンク]または[図]を選択します。
      • 空の値を許可:このオプションにチェックマークを入れると、列が空のままになります。

サイト内の新しい列は、ワークフロー発行時に作成されます。

既存のサイト内の列:[既存のサイト内の列]ボタンをクリックすると、ワークフローがsharepointサイト内の既存の列と関連付けられます。

[既存のサイト内の列を追加]ダイアローグが表示されます。リストから目的のサイト内の列を選択し、[ok]ボタンをクリックします。

削除:サイト内の列との関連付けを削除するには、リストから目的のサイト内の列を選択して[削除]ボタンをクリックし、さらに確認ダイアローグで[ok]ボタンをクリックします。この操作によりサイト内の列が削除されることはありません。この列とワークフローの関連付けが削除されるだけです。[サイト内の新しい列]での関連付けがまだ発行されていない場合は、サイト内の列はsharepointサイト内に作成されておらず、この時点で関連付けが削除されると、サイト列の定義は失われます。

変更:[サイト内の新しい列]内の定義のみが変更できますので、ご注意ください。リストから[サイト内の新しい列]を選択し、[変更]ボタンをクリックします。[サイト内の列の変更]ダイアローグが表示されます。このダイアローグのオプションは、上記[サイト内の新しい列の作成]ダイアローグ内のオプションと同一の構成です。

2.22 ワークフロー アクション共通設定

 各ワークフロー  アクションにつき、共通設定が構成できます。
 
 
 
[共通設定]の構成を行うには、
  • ワークフロー アクション内でタイトル バーを左クリックし、ドロップダウン メニューのオプションから[設定]を選択します。
  • [アクションの設定]ダイアローグで、リボン上の[共通]をクリックします。
  • 以下のオプションが表示されます
    • 完了時にメッセージを記録:ここに値を設定すると、アクションの完了時にワークフロー履歴にメッセージを記録します。ワークフロー履歴を表示するには、ワークフロー履歴の表示の項を参照してください。
    • 注:完了時にメッセージを記録するには、そのワークフローで [カスタム履歴メッセージの有効化] を選択する必要があります。詳細については、ワークフローの設定の項を参照してください。
    • 予想実行時間:このアクションが完了する 予想時間を設定します。
    • 注:この設定は、通常人的操作が必要とされるアクションで使用され、予想時間はレポートのためにデータベースに記録されます。
    • ワークフローの状態から隠す:このオプションにチェックマークを入れると、このアクションとその子アクションがワークフロー履歴や進捗状況のグラフィック表示で非表示となります。また、このアクションがワークフロー データベースで追跡できなくなります。
    • 注:[承認のリクエスト]、[レビューのリクエスト]、[データのリクエスト]の各アクションは進捗状況のグラフィック表示で非表示にできますが、ワークフロー履歴では表示されたままになり、データベースに記録されます。
    • ワークフロー所有者として実行:このオプションにチェックマークを入れると、ワークフロー開始者の代わりにワークフロー発行者の資格情報を使用して、このアクションと子アクションが実行されます。

 

3 workflowとsharepointの対話

3.1 lazyapprovalについて

nintex workflowのlazyapprovalでは、承認者が許可済みの語句を使用して通知電子メールに返信すると、アイテム登録の承認や却下が可能です。そこで使用される語句はシステムにより[承認]や[却下]と認識・解釈され、ワークフロー中のアイテムに適用されます。

lazyapprovalはインストール時に自動的に有効化されず、手動による有効化が必要です。詳細については、lazyapproval設定の管理の項を参照してください。

lazyapproval機能は、[承認のリクエスト][データのリクエスト]のワークフロー アクションと同時に使用されます。ワークフロー アクションを構成する際に、デザイナは[lazyapproval を許可する]のボックスにチェックマークを入れる必要があります。また、lazyapprovalは、選択された通知方法が[電子メール]の場合のみ作動します。

lazyapproval使用時は、lazyapproval使用方法の説明が電子メール テンプレートの標準フッターに追記されます。返信電子メールを受信したシステムは、返信中 最初の20行をスキャンし、登録済みのlazyapproval用語を検索します。語句のスキャンは電子メールの先頭行から始まり、ひとまとまりとして登録されている語句との完全な合致が認められ、しかもそれだけで一行を成している、最初の語句が使用されます。同一行 に 認識されない語句と混在している登録済みの語句は無視され、スキップされます。

フッターのテキストは、[サーバーの全体管理]内の [lazyapproval設定の管理]でカスタマイズできます。

登録済みの語句が検出されなかった場合は、返答が解釈不能だったことを通知する返信電子メールがユーザーに送信されます。[承認]や [却下]が実行されるよう、ユーザーは再度、登録済みの語句を使用してこの通知電子メールに返信できます。

重要:lazyapproval電子メールが送信される際、メールの件名に特定の識別コードが追加されますが、この識別コードを編集したり、削除したりしないでください。識別コードが変更されると、lazyapprovalスレッド が追跡不能となります。その結果、関係するユーザーは電子メールによる承認ができなくなり、代わりにそのアイテムやワークフローが使用されているsharepointライブラリやリストを検索してアイテムの承認を行わなければならなくなります。詳細については、アイテムの承認、却下とレビューの項を参照してください。

システム管理者は、条件を満たし、認識が可能な語句のリストを編集したり、追加を行ったりできます。詳細については、lazyapproval設定の管理の項を参照してください。lazyapprovalの語句は大文字と小文字を区別しません。語句の既定のセットは、以下に述べるように、「承認」「承認済み」「却下」「却下済み」「いいえ」「ok」「はい」です。

 

3.2 アイテムの承認、却下とレビュー

ワークフローの一部として ユーザーの操作 タスクが作成されると、ワークフロー実行中にタスクが割り当てられ、通知メッセージが送信されます。ユーザーに割り当てられたタスクは、[マイ ワークフロー タスク]のweb パーツか、サイト内の[nintexワークフロー タスク リストの設定]でいつでも閲覧できます。

割り当てられたタスクを処理するには、通知電子メール内のアイテムの ハイパーリンク (構成済み・許可済みの場合)か、[マイ ワークフロー タスク]のweb パーツの[アイテム]列内にあるハイパーリンクをクリックします。すると[承認または却下]ページが開き、ユーザーが返答できる状態になります。

[承認または却下]ページ

状態

 [承認のリクエスト]アクションによりタスクが生成されると、ユーザーにはワークフロー中のアイテムの承認または却下の選択が可能となり、この選択の結果、ワークフローの進むパスが決定します。

[レビューのリクエスト]アクションにより タスク が生成されると、アイテムはユーザーのレビュー完了に伴い満足であると見なされ、返答処理は必要となりません。

ワークフロー アクションの構成により、ユーザーは [承認タスクの委任]オプションを付与され、別のユーザーにタスクを委任できるようになる場合もあります。

コメント

[コメント]フィールドには承認または却下の理由についてのコメントを入力します。

アイテムのプロパティ

[アイテムのプロパティ]セクションには、ワークフロー中のアイテムに関連したメタデータの一覧が表示されます。アイテムのすべての詳細を表示するには、[アイテムのプロパティ]見出しの横のハイパーリンクをクリックします。同様に、ワークフローの状態をグラフィック表示するには、パネル内の[表示]リンクをクリックします。

[アイテムのプロパティ]パネルには、ワークフローが実行しているアイテムのフィールド値も表示されます。(このスクリーンショットには表示されていません。) [ワークフロー タスク ビュー]というビューを作成すると、表示するフィールドを設定できます。ビューの名前は、sharepoint の[サーバーの全体管理]内の [グローバル設定] で構成できます。

3.3 チャート ビューア web パーツの構成

*このトピックはnintex workflow enterprise editionにのみ関連します。

nintexチャート ビューアweb パーツを使用すると、サイト内のページにnintex workflowレポートをグラフやチャートとして表示することができます。

ワークフロー チャート ビューア web パーツを使用するには,

  • サイト内でweb パーツを追加したいページに移動します。
  • [サイト アクション]メニューをクリックし、さらに[ページの編集]をクリックします。

  • web パーツを挿入したい[リッチ コンテンツ]エリア内でクリックします。
  • リボン上の[挿入]タブを クリックし、さらに[web パーツ]をクリックします。

  • [カテゴリー]セクション内の[nintex workflow 2010]をクリックします。
  • [web パーツ]セクション内の[ワークフロー チャート ビューア]をクリックします。
  • [追加]ボタンをクリックします。

  • web パーツの設定を編集するには、をクリックして web パーツ メニューをアクティブ化し、さらに[web パーツの編集]をクリックします。

  • ページ右側のツールパネルに、このweb パーツ固有の一連のオプションが表示されます。

webパーツの設定:チャートの設定

表示するチャート

  • ドロップダウン リストから、表示したいチャートを選択します。

注: 管理者 はsharepoint の[ サーバーの全体管理]で このリストを構成できます。

チャートの表示設定

  • [表示の設定]リンクをクリックすると、チャートの種類、表示、色、凡例が設定できます。
  • 設定の構成がすべて完了したら、[保存]ボタンをクリックします。

注:[silverlight を有効にする]にチェックマークを入れる際は、ユーザーにワークフロー チャートが表示されるよう、microsoft silverlightがインストールされているのを確認してください。

チャートに表示する列

  • [表示する列の設定]リンクをクリックすると、チャートに表示する列が選択できます。既定では、すべての列が含まれています。
  • [表示する]セクションで列を選択し、をクリックするとチャートで非表示となります。
  • [表示しない]セクションで列を選択し、をクリックするとチャートに 表示されます。
  • 設定の構成がすべて完了したら、[保存]ボタンをクリックします。

フィルタ

  • [フィルタの値を設定]リンクをクリックすると、レポートのフィルタの値を設定できます。
  • 設定の構成がすべて完了したら、[保存]ボタンをクリックします。

注:フィルタの値を承諾しないレポートもあります。

 

3.4 レポート ビューア web パーツの構成

*このトピックはnintex workflow enterprise editionにのみ関連します。

nintexレポート ビューアweb パーツを使用すると、サイト内のページにnintex workflowレポートを表として表示することができます。

ワークフロー  レポート ビューア web パーツを使用するには,

  • サイト内でweb パーツを追加したいページに移動します。
  • [サイト アクション]メニューをクリックし、さらに[ページの編集]をクリックします。

  • web パーツを挿入したい[リッチ コンテンツ]エリア内でクリックします。
  • リボン内の[挿入]タブを クリックし、さらに[web パーツ]をクリックします。

  • [カテゴリー]セクション内の[nintex workflow 2010]をクリックします。
  • [web パーツ]セクション内の[ワークフロー レポート ビューア]をクリックします。
  • [追加]ボタンをクリックします。

  • web パーツの設定を編集し、をクリックして web パーツ メニューをアクティブ化し、さらに[web パーツの編集]をクリックします。

  • ページ右側のツールパネルに、このweb パーツ固有の一連のオプションが表示されます。

webパーツの設定:レポートの設定

[表示するレポート]

  • ドロップダウン リストから、表示したいレポートを選択します。

注: 管理者 はsharepoint の[ サーバーの全体管理]で このリストを構成できます。

  • ユーザーがフィルタの値を指定できるように、[フィルタを表示]チェックボックスにチェックマークを入れます。

フィルタ

  • [フィルタの値を設定]リンクをクリックすると、レポートのフィルタの値を設定できます。
  • 設定の構成がすべて完了したら、[保存]ボタンをクリックします。

注:フィルタの値を承諾しないレポートもあります。



1 ページに表示するレコード数

  • 数値を入力して、1ページに表示するレコード数を指定します。同じページにすべてのレコードを表示するには、この設定を空白にしておきます。

 

3.5 承認タスクの委任

 ユーザー操作 タスクが委任を許可するよう構成されている場合、委任処理は [アイテムの承認、却下とレビュー]タスク ページで行います。

タスクを委任するには、

  • [承認または却下]ページの[状態]セクションで、[委任]をクリックします。

 

  • [委任]ページの
    • [委任]フィールドに 選択したタスクが割り当てられるユーザーを指定します。ユーザーを選択するには、右側のアドレスブック アイコンをクリックし 、[人またはグループを選択]ダイアローグ ボックスからユーザーを選択します。
    • [コメント]フィールド を使用すると、 タスクが委任されるユーザーに指示 や追加 情報を提供できます。 このフィールド内のテキストは、 委任されたユーザーに送信される[承認の依頼]通知に追加されます。
    • 設定の構成がすべて完了したら、[ok]ボタンをクリックします。
  • これでタスクは選択されたユーザーに委任されました。

委任の個人設定

ある ユーザー が別のユーザーに特定の期間タスクを委任したり、休暇中のユーザーが組織内でタスクを委任したりできます。

個人設定を行うには、

  • ページ上部のログイン済みのユーザー名リンクから ドロップダウン メニューをアクティブ化します。
  • [nintex workflow 2010]にマウスを合わせ、 [タスク委任の設定]を クリックします。

  • 初めて委任の設定をする場合、概要エリアは空になっています。[指定した期間中タスクの委任ユーザーを指定]を クリックします。

  • 以下の4セクションを設定します。
    • 開始日:委任が開始される日付です。深夜午前0時に開始されます。お使いの環境に合ったフォーマットの日付となるよう、[日付の選択]ツール アイコンをクリックしてください。
    • 終了日:委任が終了する日付です。深夜午前0時に終了します。お使いの環境に合ったフォーマットの日付となるよう、[日付の選択]ツール アイコンをクリックしてください。
    • 委任の依頼先: 検索ボタンをクリックして、指定した日付内でタスクを委任するのに適当なユーザーを検索します。
    • スコープ: このボックスにチェックマークを入れると、現在のサイトにのみ委任が適用されます。チェックマークが無い場合は、sharepointファーム全体に委任が適用されます。

注: [タスク委任の設定] 機能 を通じて行う タスク委任は、タスクが最初に割り当てられたユーザーのみが行えます。タスクが指定ユーザーに[ワークフロー タスクの委任]アクションか手動により再度割り当てられる場合は、さらに別のユーザーへの長期委任が定義されていても、タスクはこの指定ユーザーに割り当てられます。

3.6 マイ ワークフロー タスク web パーツ

[マイ ワークフロー タスク]web パーツを使用すると、現在ログインしている ユーザーに割り当てられたワークフロー関連タスクの一覧が表示できます。このweb パーツはサイト内のページで使用されます。

注:情報がないために無効となったタスクにはリンクが表示され、そのエントリがweb パーツから削除できます。

[マイ ワークフロー タスク] web パーツを使用するには、

  • サイト内でweb パーツを追加したいページに移動します。
  • [サイト アクション] メニューをクリックし、 さらに [ページの編集]をクリックします。 

  • web パーツを挿入したい[リッチ コンテンツ]エリア内でクリックします。
  • リボン上の[挿入] タブを クリックし、 さらに[web パーツ]をクリックします。

  • [カテゴリー]セクション内の[nintex workflow 2010]をクリックします。
  • [web パーツ]セクション内の[マイ ワークフロー タスク]をクリックします。
  • [追加]ボタンをクリックします。

  • ページが再読み込みされ、web パーツが挿入されます。

  • 既定のweb パーツ設定では、以下が表示されます。
    • アイテム:アイテムのタイトルです。
    • ワークフロー:ワークフロー名です。
    • 状態:ワークフローに関連したタスクの、ワークフロー構成時に設定した[予想実行時間]に対する状態です。
    • 待機開始日時:現在のタスクが完了せずに待機状態に入った日時です。
    • 現在のアクション:実行中のワークフローが待っているアクションです。
  • この既定設定でweb パーツを使用したい場合は、[保存して閉じる]をクリックします。

  • web パーツの設定を編集するには、  をクリックして、web パーツ メニューをアクティブ化し 、さらに [web パーツの編集]をクリックします。

  • ページ右側のツールパネルに、このweb パーツ固有の一連のオプションが表示されます。

webパーツの設定:マイ ワークフロー タスク

  • 表示するタスクの範囲: 表示するワークフローが現在のサイトからか、サイト コレクション内のすべてのサイトからか設定します。nintex workflow enterprise edition のライセンス認証を受けた組織では、さらにファーム全体も選択できる オプションが 付与されます。
  • ページ分け: web パーツで同一ページに表示されるアイテムの数を設定します。
  • 表示:
    • ファイル名を優先的に表示:既定では、ドキュメント タイトルがweb パーツに表示されます。ドキュメント タイトルが設定されない場合は、ドキュメントのファイル名が表示されます。
    • すべてのユーザーのタスクを表示:現在のユーザーのみのタスク(既定)あるいはすべてのユーザーのタスク(別の列が追加される)が表示されます。
    • [状態]列を表示:状態は、[新規]、オレンジの丸、赤丸の3種類で表示されますが、 ここでは[予想実行時間]に達するどのぐらい前に赤丸を表示するか、その時間を設定します。同じ時間が他の2つの状態にも適用されます。例えば、状態表示時間を8時間に設定すると、[予想実行時間]に達する8時間前に赤丸が、赤丸 表示 の8時間前に オレンジ 丸が、それ以前はずっと [新規]が表示されます。
    • アイテムが作成されてからの経過時間を表示: アイテムが作成されてからの経過時間を表示します。
    • ワークフローを開始したユーザーを表示:ワークフローを開始したユーザーを表示します。
  • アイテム名 urlweb パーツのリスト アイテム名をクリックした際のユーザーの移動先を指定します。
    • タスク表示フォーム タスク アイテムの表示ページに移動します。注:[承認のリクエスト][レビューのリクエスト][flexi タスクの割り当て]の既定の表示フォームの動作は、編集フォームと同一です。
    • タスク編集フォーム:タスクの編集ページに移動します。
    • アイテム表示 url:タスクが関連付けられているアイテムに移動します。
    • カスタム:移動先のカスタム ページを指定します。クエリ文字列に以下のプレースホルダーを追加できます:
      • {tasklistid}:タスク リストの guid です。
      • {taskid} :タスク リスト内のタスク アイテムの id です。
      • {listid} :タスクに関連付けられているワークフローが実行中のリストの guid です。
      • {itemid} :タスクに関連付けられているワークフローが実行中のアイテムの id です。
  • 既定の並べ替え順:レコードを表示する順序を指定します。

3.7 ワークフローのスケジュール設定

ワークフローは、特定の時間に自動的に実行されるよう構成することができ、

 

ライブラリやリスト アイテムが定期的にワークフローの対象となるようにすることができるので、アイテムを繰り返しチェックする場合 に便利 です。

アイテムに対するワークフローのスケジュールを設定するには、

  • アイテムの場所に移動します。
  • アイテムをクリックして [アイテムのコンテキスト]メニューをアクティブ化し、さらに[ワークフローのスケジュール]をクリックします。

  • 初めてスケジュールを 定義する場合は、何も表示されていません。新規にスケジュールされたワークフローを作成するには、[スケジュールの追加]ボタンをクリックします。

  • アイテム に対するワークフローのスケジュールを構成します。
    • ワークフロー:ドロップダウン メニューから既存の ワークフローを選択します。
    • スケジュールの開始日時:ワークフローのスケジュールを開始する 日付と時刻を設定します。
    • 繰り返しの間隔:ワークフローの繰り返しスケジュールの頻度です。時間数、日数、または月数を選択します。入力に際して 最大数は設定されていません。入力できる数値は整数のみで、小数は入力できません。
    • 営業日のみ:このオプションにチェックマークを入れると、ワークフローが営業日にのみ実行されるようになります。

注:管理者は、[サイトの設定] > [サイトの管理] > [地域設定] セクションで営業日を設定できます。祝祭日やその他の特別な日は、[サイトの設定] > [nintex workflow] > [祝祭日の管理] ページで設定できます。

    • スケジュール期限:スケジュール サイクルの終了期限です。特定の終了 日時、ワークフロー の実行回数、あるいは無期限の実行を設定します。
    • 設定の構成がすべて 完了したら、[保存]ボタンをクリックします。これでスケジュールされたワークフローが[ワークフロー スケジュール]ページに表示されます。

既存のスケジュールを構成するには、一覧にあるスケジュールのハイパーリンクをクリックし、上記と同様に設定を編集します。

注:スケジュールへの変更は即時に反映されます。ただし、ワークフローに現在アイテムがある場合は、スケジュール変更は妨げとはならず、ワークフローが完了してからスケジュールが更新されます。

 

 

サイト ワークフローもスケジュールに従って実行されるよう設定できます。

 サイト ワークフローのスケジュールを設定するには、

 
  • [サイト アクション]メニュー内で、[nintex workflow 2010]にマウスを合わせます。
  • [サイト ワークフローのスケジュール]をクリックします。

 

 
  • ワークフローのリンクをクリックし、既存のサイト ワークフローのスケジュールを変更/削除します。
  • [スケジュールの追加]ボタンをクリックして、新しいサイト ワークフロー スケジュールを追加します。

 

 
 

3.8 ワークフローの開始

ワークフローの開始には、3 通りの方法があり、ワークフローの構成状態により異なります。

以下にその方法を説明します。

  • 手動で開始:ワークフロー構成でこの設定にチェックマークが入っている場合、ユーザーはワークフローを手動で開始できます。このページでは手動での開始方法を説明します。
  • アイテム作成時に開始:ライブラリやリスト アイテムが作成/アップロードされると、その中のワークフローでこのオプションが有効化されているものは、すべて開始されます。
  • アイテム変更時に開始:ライブラリやリスト アイテムが変更されると、その中のワークフローでこのオプションが有効化されているものは、すべて開始されます。特定の列が変更されるとワークフローが開始されるように条件を設定できます。詳細については、ワークフローの設定の項を参照してください。

注:リストやライブラリのワークフローでは、内部のフォルダやサブフォルダは、親ライブラリと同じワークフローの対象になります。したがって、アイテムの作成や変更の際にワークフローが開始される設定になっていると、そのアイテムが格納されている フォルダやサブフォルダの階層の数に関わらず、自動開始設定となっているすべてのワークフローが開始されます。この動作はsharepointによって管理されています。

ワークフローを手動で開始

ワークフローを手動で開始するには、

      リスト/ライブラリのワークフロー

       
  • ワークフローが開始されるアイテムを含むリストやライブラリに移動します。
  • アイテムをクリックして [アイテムのコンテキスト] メニューをアクティブ化し、さらに[ワークフロー]をクリックします。

 

      サイトのワークフロー

       
  • ナビゲーション ウィンドウ の[すべてのサイト コンテンツ]をクリックします。

            

  • [サイト ワークフロー]ボタンをクリックします。

     

  • sharepointワークフロー ページが読み込まれ、発行済みで手動開始が可能なワークフローの一覧が表示されます。
  • ワークフローを選択するには、対応するワークフローの ハイパーリンクをクリックします。

 

 

  • 選択したワークフローが表示されます。
  • 正しいワークフローであることを確認し、[開始]ボタンをクリックすると、ワークフローが開始されます。

  • この段階で、ページには ライブラリやリスト とともに、選択したワークフローの進捗状態がアイテムと同列に表示されます。アイテムは複数の異なるワークフローの一部になっている場合もあり、その際は他のワークフローの状態も、そのワークフロー名が見出しになっている列の下に、同様に 表示されます。

3.9 ワークフロー履歴の表示

同一アイテムに対して実行した様々なワークフローについては、履歴が保存されます。ワークフロー履歴では、アイテムについて完了したワークフロー数やキャンセルまたはエラーが発生したワークフロー数の記録が確認できます。

アイテムの ワークフロー履歴を表示するには、

  • アイテムの場所に移動します。
  • アイテムをクリックして [アイテムのコンテキスト]メニューをアクティブ化し、さらに[ワークフローの履歴を表示]をクリックします。

  • [ワークフローの状態]ページが読み込まれます。このページには、[実行中のワークフロー][完了したワークフロー][キャンセルまたはエラーが発生したワークフロー]の各ワークフローが表示されます。ワークフローの詳細については、ワークフロー タイトルをクリックします。

注:[完了したワークフロー][キャンセルまたはエラーが発生したワークフロー]の各セクションには、複数の同一タイトルが表示されることがあります。これは、アイテムが同一のワークフローを以前繰り返し通ったことによるものです。詳細を確認したいワークフロー インスタンスを正しくクリックしてください。ワークフローを区別するには、[開始日時]を使用してください。

  • ワークフローは[ワークフロー ビューア]に読み込まれ、視覚表示されます。また、左上コーナーに概要も表示されます。

  • [ワークフローの履歴]にアクセスするには、[詳細を表示するにはここをクリック]のリンクをクリックします。
  • [ワークフローの履歴]は、3つのセクションから成ります。
    • アクションの履歴:ワークフローに関連付けられたアクションのうち、完了したものすべてが順番に表示されます。アクションはリストの末尾 に追加されます。したがって、最初に完了したアクションは常にリストの先頭 にあります。アクションの開始/終了日時と完了までの時間(期間)も表示されます。ワークフローは即時に完了するものもあるので、「0分」表示の時間も多くなります。
    • タスクの履歴:このセクションでは、[承認のリクエスト]のように、ユーザー操作によるワークフロー アクションの結果作成されたタスクの状態が表示され、開始日時、終了日時、結果、およびタスクについて入力されたコメントが一覧表示されます。
    • ワークフローのメッセージ:このセクションでは、ワークフロー内のアクションが生成したすべてのメッセージが表示されるほか、ユーザーが適宜入力したコメントや、[履歴リストに記録]アクションが使用されると表示されるようプログラムしてあるメッセージも表示されます。
  • [ワークフローの履歴]ビューとワークフローのグラフィカル ビューを切り替える には、[アクションの履歴]の上部にある[グラフィカル ビューで表示]をクリックします。

 

3.10 ワークフローの状態の表示

アイテムがワークフロー中でどの段階に達したかを知りたい 場合があります。

アイテムの ワークフロー注の状態を表示するには、

  • アイテムの場所に移動します。
  • アイテムをクリックして [アイテムのコンテキスト]メニューをアクティブ化し、さらに[ワークフローの履歴を表示]をクリックします。

  • [ワークフローの状態]ページが読み込まれます。このページには、[実行中のワークフロー][完了したワークフロー],[キャンセルまたはエラーが発生したワークフロー]の各ワークフローが表示されます。ワークフローの詳細については、ワークフロー タイトルをクリックします。

注:[完了したワークフロー][キャンセルまたはエラーが発生したワークフロー]の各セクションには、複数の同一タイトルが表示されることがあります。これは、アイテムが同一のワークフローを以前繰り返し通ったことによるものです。詳細を確認したいワークフロー インスタンスを正しくクリックしてください。ワークフローを区別するには、[開始日時]を使用してください。

  • ワークフローは[ワークフロー ビューア]に読み込まれ、視覚表示されます。また、左上コーナーにワークフロー情報の概要も表示されます。この概要には、ワークフロー中のアイテムのタイトル、ワークフロー名、ワークフローの開始者、開始日時と状態が表示されます。上記の説明のとおり、ワークフローの状態は[実行中]、[完了]、[キャンセル]、[エラー]の4種類です。

 

注:[詳細を表示するには ここをクリック]をクリックすると、テキスト形式でワークフロー履歴が表示されます。詳細については、ワークフロー履歴の表示の項を参照してください。

 

  • [ワークフロー ビューア]内でアクションのアイコンにマウスを合わせると、そのアクションの情報がダイアローグ ボックスに表示されます。[承認のリクエスト]と[レビューのリクエスト]のアクションでは、表示される状態は[承認]、[却下]、[保留中]、[キャンセル]、[不要]、[続行]([レビューのリクエスト]のみ)となります。

ワークフロー アクションの色分け

  • 黄 - 現在アクション中、またはアクションを待ち受けている状態
  • 緑 - アクションが完了、または[承認のリクエスト]や[レビューのリクエスト]のアクションが承認された状態
  • 赤 - [承認のリクエスト]や[レビューのリクエスト]のアクションが却下された状態
  • グレー - アクションが起きていない、あるいは不要な状態

3.11 [自分が開始したワークフロー]web パーツ

[自分が開始したワークフロー]web パーツを使用すると、サイト内のページに現在ログインしているユーザーが開始したワークフローの一覧が表示できます。

[自分が開始したワークフロー]web パーツを使用するには、

  • サイト内でweb パーツを追加したいページに移動します。
  • [サイト アクション]メニューをクリックし、さらに[ページの編集]をクリックします。

  • web パーツを挿入したい[リッチ コンテンツ]エリア内でクリックします。
  • リボン上の[挿入]タブを クリックし、さらに[web パーツ]をクリックします。

  • [カテゴリー]セクション内の[nintex workflow 2010]をクリックします。
  • [web パーツ]セクション内の[自分が開始したワークフロー]をクリックします。
  • [追加]ボタンをクリックします。

  • ページが再読み込みされ、web パーツが挿入されます。

  • 既定のweb パーツ設定では、以下が表示されます。
    • アイテム:アイテムのタイトルです。
    • ワークフロー:ワークフロー名です。
    • 開始日時:ワークフローの開始日時です。
    • 待機時間/完了日時:ワークフローの待機/完了から現在までの時間の長さです。
    • 現在のアクション実行中のワークフローが待ち受けているアクション、つまりワークフローの状態を表示します。
  • 既定の設定でweb パーツを使用するには、[保存して閉じる]をクリックします。

  • web パーツの設定を編集するには、をクリックして、web パーツ メニューをアクティブ化し 、さらに[web パーツの編集]をクリックします。

  • ページ右側のツールパネルに、このweb パーツ固有の一連のオプションが表示されます。

web パーツの設定:自分が開始したワークフロー

  • 表示するワークフローの範囲:表示するワークフローが現在のサイトからか、サイト コレクション内のすべてのサイトからか設定します。enterpriseライセンス版 では、さらにファーム全体を選択する オプション も付与されます。
  • ページ分け:web パーツで同一ページに表示されるアイテムの数を設定します。
  • 表示:
    • ファイル名を優先的に表示:既定では、ドキュメント タイトルがweb パーツに表示されます。ドキュメント タイトルが設定されない場合は、ドキュメントのファイル名が表示されます。このオプションにチェックマークを入れると、ドキュメント タイトルの代わりにファイル名が表示されます。
    • 次の状態のワークフローを表示:ここで一連のオプションにチェックマークを入れると、[実行中]、[完了]、[キャンセル]、[エラー]の各状態にあるワークフローを表示できます。ワークフローの状態は、[現在のアクション]列に表示されます。
  • 既定の並べ替え順:レコードを表示する順序を指定します。

3.12 infopathフォーム

the nintex workflow infopathフォーム 機能を使用すると、ワークフロー デザイナーはmicrosoft infopath 2010を使用して開始フォームや タスク フォームを 編集できます。

infopathフォームは以下に対して 定義できます。

  • 開始フォーム
  • データのリクエスト
  • flexiタスクの割り当て
  • 承認のリクエスト
  • レビューのリクエスト

サーバーの必要条件

  • サーバーには、sharepoint foundation 2010に加えて microsoft sharepoint server 2010 がインストールされている必要があります。
  • クライアントにはmicrosoft infopath 2010がインストールされている必要があります。

フォームの種類の 割り当て

nintex workflowでは、既定フォーム(既定 で提供される.aspxフォーム で、エンドユーザーの編集不可)、infopathフォーム(microsoft infopath 2010内で編集可)、カスタム(開発済み.aspx) フォームのいずれも使用できます。

フォームの種類を割り当てるには、

  • アクション ダイアローグ(開始フォームは[ワークフローの設定]ダイアローグ)を開きます。
  • [フォームの種類]を選択します。
  • [保存]をクリックします。

 microsoft infopath 2010フォームを編集するには、

  • アクション ダイアローグ(開始フォームは[ワークフローの設定]ダイアローグ)を開きます。
  • [タスク フォームの編集]または[開始フォームの編集]ボタンをクリックし、[microsoft infopath 2010で編集]を選択します。
  • microsoft infopath 2010が開きます。
  • 適宜フォームを編集します。
  • 保存するには、[クイック発行] (ctrl+shift+q)をクリックします。
  • [名前を付けて保存]ダイアローグ ボックスが表示されます。infopathでは、sharepointに発行する前にフォームをローカルの場所に保存するよう要求されます。フォームをローカルの場所に保存します。「temp」フォルダも使用できます。この場所に保存されたファイルは、元のsharepoint/nintex workflowでの 変更を保存し、再使用されることはありません。つまり、次回 フォームが編集される際は、infopathに新しいインスタンスが作成されます。
  • 元のnintex workflow への発行 が完了すると、「発行完了」メッセージが表示されます。
  • infopathを閉じます。
  • [フォームの種類]は、自動的にinfopathに変更されます。
  • ワークフローが発行されると、変更が反映されます。

共有フォーム

既定では、infopathを使用したワークフロー アクションのコピー/貼り付けが行われると、フォームは両方のアクションで共有されます。

  • infopath中のフォームの編集に先立ち、nintex workflowはそのフォームが共有されたままとなるか、フォームの別のインスタンスを作成するべきか確認します。
  • [ok]をクリックすると、共有フォームのコピーが作成され、以後このフォームに加える変更はこの アクションにのみ適用されます。元のフォームには変更が反映されません。
  • [キャンセル]をクリックすると、共有フォームが編集でき、フォームに加える変更は、このアクションのみならず、このフォームを使用する他のすべてのアクションに影響を及ぼします。

重要

 アクションの構成が変更されると、nintex workflowはinfopath内のフィールドを自動的に更新しようとしますが、フォーム内の[キャンセル]ボタンを変更すると、フォーム内のフィールドは自動更新を停止します。ただし、infopathに手動で追加するのは可能です。

データ コンテキスト(詳細設定)

infopathフォームには、nwcontextという、現在のアイテム、リスト、ユーザー権限に関する情報を提供するデータ ソースが含まれています。この情報を使用すると、開発者やデザイナはフォームの機能性を拡張することができます。

このデータ ソースにアクセスするには、

    • [詳細ビューを表示]をクリックします。
    • [フィールド]ドロップダウン メニューをnwcontextに変更します。
    • 使用可能なコンテキスト フィールドが表示されます。

これらのフィールドはフォームの機能性拡張に使用できます。例えば、

    • nintex workflow webサービスを呼び出してタスクを委任できます。
    • サイト管理者に追加情報を表示できます。
    • タスクが対象とするアイテムの情報を表示できます。
       

 

3.13 ワークフロー変更承認

このページを使用すると、ユーザーが現在のサイトのnintex workflowを変更する際の変更承認ワークフローを構成できます。

サイトの[ワークフロー変更承認]を構成するには、 

  • サイトへ移動します。
  • [サイト アクション]メニューで、[サイトの設定]をクリックします。
  • [nintex workflow管理]グループで、[ワークフロー変更承認] をクリックします。

ワークフロー変更承認を有効化するには、

  • [ワークフロー変更承認動作の変更]をクリックします。
  • [有効] ラジオ ボタンを選択します。
  • ワークフロー名:作成する変更承認ワークフローの名前です。
  • 承認者グループ: ワークフローが変更される際に変更の承認/却下を求められるsharepointセキュリティ グループを選択します。
  • 再送信時の動作:現在の承認プロセスが完了する前にワークフローが再送信された場合の動作を指定します。

 

変更承認ワークフローが構成されると、標準ワークフローが表示され、ユーザーに[処理中の承認を表示][ワークフローの編集]が可能となるリンクも表示されます。

3.14 サイト ワークフロー

サイト ワークフローは、リストやライブラリではなく 、サイトそのものに添付するワークフロー です。

サイト ワークフローの作成と管理は、リストやライブラリに 添付するワークフローの場合と同様に行います。

注:サイト ワークフローを [nintex workflow designer]に 作成する場合、リスト/ライブラリに固有の一部のアクションは使用できません。



サイト ワークフローを作成するには、

  • [サイト アクション]メニュー内で、[nintex workflow 2010]にマウスを合わせ、[サイト ワークフローの作成]をクリックします。ワークフローの作成の詳細については、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

サイト ワークフローを管理するには、

  • [サイト アクション]メニュー内で、[nintex workflow 2010]にマウスを合わせ、[サイト ワークフローの管理]をクリックします。nintex workflowで作成されたワークフローの管理の詳細については、ワークフローの管理の項を参照してください。

サイト ワークフローの履歴を表示するには、

  • [サイト アクション]メニュー内で、[nintex workflow 2010]にマウスを合わせ、[ワークフローの履歴を表示]をクリックします。完成したワークフローの詳細を表示するには、

サイト ワークフローのスケジュールを設定するには、

  • [サイト アクション]メニュー内で、[nintex workflow 2010]にマウスを合わせ、[サイト ワークフローのスケジュール]をクリックします。ワークフロー スケジュールの作成と管理の詳細については、 ワークフローのスケジュール設定の項を参照してください。

3.15 user defined action設定

[user defined action設定]ダイアローグを使用すると、user defined action (uda) のタイトルと説明 、ワークフロー変数 、パラメータ 、オプションがそれぞれ 設定できます。




user defined actionのオプション:

  • カテゴリ:ワークフロー アクション ツールボックスにudaを一覧として表示する際のカテゴリーを指定します。
  • アイコン:udaがworkflow designerキャンバスに表示される際に使用する イメージの場所のパスです。カスタマイズされたものが指定されない場合、既定のnintex workflowアイコンが使用されます。
  • ツールボックス アイコン:udaがワークフロー アクション ツールボックスに表示される際に使用するイメージの場所のパスです。カスタマイズされたものが指定されない場合、既定のnintex workflowアイコンが使用されます。
  • 警告アイコン:udaがworkflow designerキャンバスに表示される際に、uda が必要とする パラメータが 一部しか構成されていない場合使用するイメージの 場所の パスです。カスタマイズされたものが指定されない場合、既定のnintex workflowアイコンが使用されます。
  • 設定ダイアログの url:カスタム フォームを使用するには、そのカスタム フォームのurlを指定します。udaでカスタム フォームを使用する際の詳細については、nintex workflow 2010 sdk (www.nintex.com またはhttp://connect.nintex.comでお読みいただけます)を参照してください。

 

リボン メニュー ボタン:

 

 

 

3.16 user defined actionのパラメータ

[user defined  actionのパラメータ]を定義すると、ワークフロー内で user defined action を使用中に情報 の取得 と提供が行えます。




ユーザー定義パラメータの管理

 ワークフロー  パラメータを 管理するには、

  • nintex workflow designerのリボン上で[uda の設定]をクリックします。
  • リボン上の[user defined action 設定]ダイアローグで[パラメータ]をクリックします。

または、

  • nintex workflow designerのリボン上の[uda の設定]の下の をクリックして 使用可能なオプションを展開します。
  • [パラメータ]をクリックします。

 

  • [user defined  actionのパラメータ]ダイアローグが開き、現在 構成済みのワークフローとその種類、さらに入力/出力フィールドの別が表示されます。

新しいワークフロー パラメータを作成するには、

  • [user defined actionのパラメータ]リボンで、[新規作成]をクリックします。
  • [ワークフロー パラメータ作成]ダイアローグが表示されます。
    • 名前:ワークフロー パラメータ名です。
    • 順序:入力ワークフロー パラメータか出力ワークフロー パラメータかを選択します。
    • データの種類:ワークフロー パラメータのデータ の種類です。
    • 説明:user defined action を構成する際にuser defined actionフォームに表示されるフィールドの説明です。
    • 必須:ワークフロー パラメータが必要か指定します。


既存の ワークフロー  パラメータを変更するには、

  • [user defined actionのパラメータ]ダイアローグで、一覧からワークフロー パラメータを選択します。
  • リボン上で、[変更]をクリックします。
  • [ワークフロー  パラメータの変更]ダイアローグで変更を行います。ただし、種類は変更できません。
  • すべての変更が完了したら[保存]をクリックします。

 
既存の ワークフロー  パラメータを削除するには、

  • [user defined actionのパラメータ]ダイアローグで、一覧から削除したいワークフロー パラメータを選択します。
  • リボン上で、[削除]をクリックします。

3.17 再利用可能なワークフロー

[再利用可能なワークフロー テンプレート]を使用すると、sharepoint の既定のワークフロー設定オプションによりコンテンツ タイプ、リストやライブラリでワークフローを使用できます。

再利用可能なワークフロー テンプレートを作成すると、単一の サイトでも サイト コレクション全体でも 使用 できます。

サイトで再利用可能なワークフロー テンプレート

 再利用可能な ワークフロー テンプレートを作成するには、

 再利用可能な ワークフロー テンプレートを管理するには、

  • [サイト アクション]メニューで [nintex workflow 2010]を選択し、[再利用可能なワークフロー テンプレートの管理]をクリックします。nintex workflowで作成したワークフローの管理については、ワークフローの管理の項を参照してください。

サイト コレクションで再利用可能なワークフロー テンプレート

 サイト コレクションで再利用可能な ワークフロー テンプレートを作成するには、

 サイト コレクションで再利用可能な ワークフロー テンプレートを管理するには、

  • [サイト アクション]メニューで[nintex workflow 2010]を選択し、[サイト コレクションで再利用可能なワークフロー テンプレートの管理]をクリックします。nintex workflowで作成したワークフローの管理については、ワークフローの管理の項を参照してください。

ワークフローの設定

コンテンツ タイプに再利用可能なワークフロー テンプレートを使用するには、

  • コンテンツ タイプの設定ページに移動し、[ワークフローの設定]をクリックします。
  • [ワークフローの設定]ページで[ワークフローの追加]をクリックします。
  • [ワークフローの追加]ページでワークフローの一覧から再利用可能なワークフロー テンプレートを選択します。
  • ページ上の他の設定も構成し、完了したら[ok]ボタンをクリックします。

リストやライブラリに再利用可能なワークフロー テンプレートを使用するには、

  • リストやライブラリの設定ページに移動し、[ワークフローの設定]をクリックします。
  • [ワークフローの設定]ページで[ワークフローの追加]をクリックします。
  • [ワークフローの追加]ページでワークフローの一覧から再利用可能なワークフロー テンプレートを選択します。
  • ページ上の他の設定も構成し、完了したら[ok]ボタンをクリックします。

 

3.18 再利用可能なワークフロー テンプレートのタイトルと説明の設定

再利用可能なワークフロー テンプレート作成の際、テンプレートを特定のコンテンツ タイプと関連付けることが可能です。


再利用可能なワークフロー テンプレートの関連付けを行うには、

  • 再利用可能なワークフロー テンプレートを保存します。[タイトルと説明の設定]ダイアローグが開きます。
  • [タイトルと説明の設定]ダイアローグでは、以下のオプションが使用可能です。
    • 名前:sharepointの[ワークフローの設定]ページに一覧表示されるワークフローの名前です。
    • 説明:sharepointの[ワークフローの設定]ページに一覧表示されるワークフローの説明です。
    • コンテンツ タイプ:この再利用可能なワークフロー テンプレートが関連付けされるコンテンツ タイプを選択します。特定の コンテンツ タイプ選択に当たっては、以下に注意してください。
      • 再利用可能なワークフロー テンプレートを親コンテンツ タイプに関連付けると、子のコンテンツ タイプでも使用可能となります。
      • コンテンツ タイプを選択すると、それに関連づけられたフィールドのみがワークフロー アクションの構成時に使用可能となります。

3.19 user defined action

user defined action(uda)を使用すると、ワークフロー デザイナは、ワークフロー作成時に、定義済みの複数のワークフロー  アクションを つなげる ことが できます。uda機能は  ワークフロー スニペットの使用 と似ていますが、udaでは、入力/出力パラメータが定義でき、それをさらにワークフロー内で単一アクションとして使用できるところが異なります。

例えば、udaは、webリクエスト のワークフロー アクションを事前構成する際に便利です。このワークフロー アクションを udaとして保存すると、ワークフロー デザイナはアクション内の設定を全く構成しなくても、このアクションをワークフロー内にドラッグ アンド ドロップ できます。さらに 入力パラメータが定義され、ユーザーがwebリクエスト用の資格情報とwebリクエストにより返される可能性のある値の出力パラメータを入力できるようになります。

注:サイト管理者、サイト コレクション管理者、ファーム管理者のみがuser defined actionを管理できます。

user defined actionの管理

udaは、[sharepointサーバーの全体管理]でファーム全体をグローバルに定義することも、特定のサイトコレクションや個々のサイトを定義することもできます。

注:udaは最初にサイト レベルで作成する必要があります。その後、

  • サイトコレクションにレベル上げして使用したり、
  • エクスポートとインポートによりwebファーム レベルで使用したりできます。


サイト 用にudaを管理するには、

  • サイトのホームページに移動します。
  • [サイト アクション]メニューをアクティブ化し、[nintex workflow 2010]にマウスを合わせて[user defined actionの管理]をクリックします。

サイトコレクション用にudaを管理するには、

  • トップ レベル サイトのホームページに移動します。
  • [サイト アクション]メニュー内で、[nintex workflow 2010]を選択し、[ユーザー定義アクションの管理]をクリックします。
  • [サイト コレクションでの設定を表示]をクリックします。

web ファーム用にuser defined  actionを管理するには、

  • [sharepointサーバーの全体管理]に移動します。
  • [quick launch]ウィンドウ 内の[nintex workflow の管理]をクリックし、さらに[user defined actionの管理]をクリックします。


uda使用 に 関する注意事項:

  • 変更が 加えられた udaが現在ワークフローで 使用中の場合は、そのワークフローが再発行された後に初めて 新しい設定が 反映されます。
  • 不許可のアクションが含まれたudaの実行は可能ですが、インポートに関しては、インポートを行うユーザーにuda内のすべてのワークフロー アクションを使用できる権限がある場合のみ可能となります。
  • 各udaには 一意の guid idがあります。udaをインポートする際、uda 名が 同一で、一意のguid idが異なる場合はインポートが可能です。しかし、udaの名前を変更しても、同一guid idを持つ既存のudaが存在する場合、ユーザーは上書きまたは新規uda作成のいずれかを選択しなければなりません。

user defined actionの作成

サイト用に udaを作成するには、

サイトコレクション用にudaを作成するには、

  • サイト内にudaを作成します。
  • 作成が完了したら、サイト レベルの[user defined actionの管理]ページに戻ります。
  • udaのレベル上げを行います。詳細については、下記のuser defined actionのレベル上げの項を参照してください。

web ファーム用にudaを作成するには、

  • サイト内にudaを作成します。
  • 作成が完了したら、サイト レベルの[user defined actionの管理]ページに戻ります。
  • udaのエクスポート/インポート処理を実行します。詳細については、下記のuser defined actionのレベル上げの項を参照してください。

user defined action の変更 

サイトとサイトコレクション レベルのudaは変更が可能です。しかし、web ファーム レベルのudaは、サイト レベルで変更を行い、サイトコレクション レベルに再インポートする必要があります。

udaを変更するには、

  • [user defined actionの管理]ページに移動します。
  • [user defined actionの管理]ページで一覧から変更したいudaを選択し、[変更]ボタンをクリックします。

user defined actionの削除

uda は、サイト レベル、サイトコレクション レベル、またはweb ファーム レベルで削除できます。

udaを削除するには、

  • [user defined actionの管理]ページに移動します。
  • [user defined actionの管理]ページで一覧から変更したいudaを選択し、[削除]ボタンをクリックします。

user defined actionのインポートとエクスポート

udaは、インポートとエクスポートが可能です。

udaをインポートするには、

  • [user defined actionの管理]ページで、[インポート]ボタンをクリックします。
  • [user defined actionのインポート]ダイアローグが開きます。

 

  • [参照]ボタンをクリックして、インポートしたい「.uda」形式ファイルを検索します。
  • [インポート]ボタンをクリックします。設定ページが表示されたら、[発行]をクリックします。
  • これで[user defined action]ダイアローグは、すべての設定とともにuser defined actionの一覧に記載されます。

udaをエクスポートするには、

  • [user defined actionの管理]ページで一覧からエクスポートしたいudaを選択し、[エクスポート]ボタンをクリックします。
  • エクスポートファイルが作成され、webブラウザでのダウンロード処理が開始されます。
  • [保存]ボタンをクリックし、標準手順に従ってweb ブラウザからダウンロードを行い、ファイルを保存してください。ダウンロードとファイル保存の詳細については、web ブラウザのマニュアルを参照してください。

user defined actionのレベル上げ

udaが親スコープから管理できるようにレベル上げを行います。udaのレベル上げを行うには、

  • [user defined actionの管理]ページで一覧からレベル上げを行いたいudaを選択し、[レベル上げ]ボタンをクリックします。
  • [確認]ダイアローグ内の[ok]ボタンをクリックします。
注:サイト レベルの udaを、サイトコレクション レベルにレベル上げすると、その変更を元に戻すことはできません。

user defined actionの分析

この機能を使用すると、udaを現在使用中のすべての ワークフローが表示でき、udaを使用するワークフローの名前とバージョン、さらに使用中のudaのバージョンなどの情報が提供されます。

3.20 ワークフロー変更承認の管理

サイトで[ワークフロー変更承認] [ワークフロー変更承認] が有効化されている場合、すべてのワークフローは使用前に承認される必要があります。

[ワークフローの状態]ページに現在承認待ち、承認済み、キャンセル、エラー発生の各ワークフローが表示されます。


新規または既存のワークフローを発行する際は、それをアイテムに使用する前に指定の[承認者グループ]の承認を受けなければなりません。

最新バージョンが承認される前にワークフローをアイテムに使用開始した場合は、現在のライブ バージョン(承認済みの最新バージョン)のワークフローが使用されます。

ワークフローへの変更を表示するには、

  • [ワークフロー変更承認]ページの[処理中の承認を表示]へ移動します。
  • ワークフローの[名前]をクリックします。

ワークフローへの変更を承認/却下するには、

  • [ワークフロー変更承認]ページの[処理中の承認を表示]へ移動します。
  • [処理中の承認 ]セクション内の[状態(処理中)]をクリックします。
  • [ワークフローの情報]ページの[タスクに返答]をクリックします。

  • [承認]または[却下]を選択します。
  • [ok]をクリックします。


[ワークフローの詳細]セクションには以下が表示されます。

  • ワークフローの状態:[ワークフロー変更承認]でのワークフローの状態が表示されます。
  • ワークフロー:発行されるワークフローです。
  • 以前のバージョン: ワークフローの現在発行済みのバージョンが表示されます。

 



3.21 発行済みワークフロー内の user defined action の更新

user defined action(uda)を使用する発行済みワークフローは、その udaのインスタンスに変更が加えられるたびに再発行する必要があります。uda が発行済みワークフロー内で 使用・発行される場合、 そのワークフローの再発行までは、最後に発行されたバージョンのuda が引き続きワークフロー内に反映されます。

 udaの再発行にあたっては、 uda を分析するオプション([uda 分析]機能)が使用可能です。 これにより、発行済みワークフロー内のudaのインスタンスすべてが表示され、 ワークフローが再発行できます。

workflow designer で発行済みワークフロー内のudaのインスタンスすべてを更新するには、

  • workflow designer で[発行]をクリックします。 
  • [この udaを使用してワークフローを再発行するためのオプションを表示] チェックボックスにチェックマークを入れます。


  • [送信]をクリックします。.
  • 対象とするudaの[uda分析] タブが表示され、 このタブには対象とするudaを使用する発行済みワークフローの一覧が表示されます。

注:この 機能 は、[user defined actionの管理]機能で[uda分析]をクリックするのと同一となります。

  • [すべてのワークフローを再発行]をクリックします。



 現在 発行済みのワークフローにマイナー バージョンが存在する場合、そのワークフローは再発行されず、  [uda分析]の[再発行の結果]内の[再発行の状態]に[再発行が済んでいません - マイナーバージョンが存在します]と表示されます。

したがって、ワークフローにマイナーバージョンが存在しないよう、適宜手動で ワークフローの再発行を行ってください。[ワークフロー名]をクリックすると再発行が行われます。現在開いている[uda分析]ダイアローグ を閉じ、再度開くと最新の変更が反映されます。


4 ワークフロー アクション

4.1 アクション セット

この ワークフロー アクション は、折りたたみと展開が可能なコンテナ内にアクションを集めたものであり、ワークフローのデザインをより簡便に行えるようにします。

このワークフロー アクションを使用するには、
  • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
    • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
    • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
  • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。
または、
  • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。
 

 このアクションのオプション

このアクションは、構成が不要です。アクションの枠内にはパールがあり、このパールにアクションを追加すると、アクション セットの一部となります。



アクション  セットは最小化が可能です。それには、タイトル バーのドロップダウン メニューをアクティブ化し、[折りたたむ]をクリックします。

 

スニペットとして保存

アクションをスニペットとして保存するには、アクションのタイトル バーのドロップダウン メニューをアクティブ化し、[スニペットとして保存]をクリックします。詳細については、スニペットの項を参照してください。

4.2 active directoryグループにユーザーを追加

* このトピックはnintex workflow enterprise editionにのみ関連します。

このワークフロー アクションを使用すると、active directoryセキュリティ グループにユーザーを追加できます。

このワークフロー アクションを使用するには、

  • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
    • [カテゴリ] 一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
    • キーワードを使用してアクションの[検索] を行います。
  • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

または、

  • パールを左クリックし、[アクションを挿入] にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ] にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

アクションで使用される設定を変更するには、

  • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
  • [設定]を選択します。または、
  • アクションのアイコンをダブルクリックします。

ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

このアクション中のオプション

active directory の詳細

ldap パス

[ldap パス]の構成については、パスの選択の項を参照してください。

active directory グループにユーザーを追加

ユーザー

active directoryエントリのユーザー名(samaccountname)です。

グループ

ユーザーが追加される既存のグループの名前です。例:「バックアップ オペレーター」 複数のグループは、セミコロン(;)で区切ることができます。 

ユーザーがグループ既存時にワークフローでエラー発生

このオプションを選択すると、ユーザーがグループに既に存在する場合、ワークフローでエラーが発生します。規定ではこのオプションにチェックマークが入っています。

4.3 todoタスクの割り当て

このワークフロー アクションは、sharepointタスクを一人または複数のユーザーに割り当てます。

 

このワークフロー アクションを使用するには、

  • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
    • [カテゴリ] 一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
    • キーワードを使用してアクションの[検索] を行います。
  • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

または、

  • パールを左クリックし、[アクションを挿入] にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ] にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

アクションで使用される設定を変更するには、

  • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
  • [設定]を選択します。または、
  • アクションのアイコンをダブルクリックします。

ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

  

 

このアクション中のオプション


リボンのオプション:アクション
 

タスク担当者

[タスク担当者] リストには、ワークフローが実行されるとタスクが割り当てられるすべてのユーザーやグループが含まれます。 

ユーザーは、  

  • ユーザー名、電子メール アドレス、またはフルネームを使用して直接入力でき、可能な限りsharepointユーザー リストやactive directoryと照合して解決されます。
  • ユーザーの検索には、右側の アドレス帳アイコンをクリックします。  

 
人またはグループの選択

ユーザーを検索するには、右側の アドレス帳アイコンをクリックします。

 

ワークフロー デザイナは、構成ダイアローグ でユーザーを検索でき、また[タスク担当者] リストに以下の1つ以上の方法を使用してユーザーを追加することもできます。 
  • 内部検索: 表示名、電子メール、ユーザー アカウント名の一部を入力し、虫眼鏡アイコンをクリックすると、sharepointとactive directoryで一致するユーザーの一覧が 表示されます。
  • 外部電子メール アドレス:外部電子メール アドレスを手動で入力すると、 nintex workflowは可能な限りそれを実際のユーザー アカウントと照合して解決します。
  • 検索: 承認者として動的な参照を追加するオプションが可能となります。例:ワークフロー変数、リスト フィールドなど
各オプションの拡張/折りたたみには、タイトル バーをクリックします。
 

すべてのグループ メンバーに個々のタスクを作成

グループがタスクを割り当てられる際に[すべてのグループ メンバーに個々のタスクを作成] チェックボックスが
  • 選択されていない場合、グループ内のすべてのユーザーがタスク通知を受信し、 最初に返答したユーザーがグループ全体を代表します。
  • 選択されている場合は、個々のタスクがグループ内の各メンバーに割り当てられます。 
グループは1レベルでのみ展開でき、 グループ内のグループは展開できません。
 
ユーザーは、ユーザー名、電子メール アドレス、またはフルネームを使用して直接入力でき、可能な限りsharepointユーザー リストやactive directoryと照合して解決されます。   

委任を許可する

このオプションが選択されていると、タスク担当者フィールドが変更された場合にnintex workflowはタスクの委任として変更を記録し、新しいタスク担当者は返答の依頼通知を受信します。このオプションが選択されていないと、nintex workflowは担当者の変更を追跡せず、nintex workflowレポートとwebパーツには新しい担当者が反映されません。 

タスク説明

タスク返答フォームに表示される動的テキストの入力が可能になり、 返答するユーザーにタスクの追加情報を連絡するのに使用できます。参照も  [参照フィールドの挿入] を 使って 挿入 できます。   

タスク オプション

複数のタスク担当者がいるタスクを扱う場合、このアクションではnintex workflowへの指示動作が2通り可能です。それらは、

 

  • 全員の返答が必要:すべてのタスク担当者がタスクを完了しないとワークフローが続行できません。
  • 最初の返答が決める:最初の返答が受信されると、他のすべてのタスクは[不要]に設定されます。 

コンテンツ タイプ

既存のコンテンツ タイプを使用するか、nintex workflow に新規のコンテンツ タイプ作成を指示するか選択します。

既存のコンテンツ タイプを使用する場合は、[ワークフロー タスク]から継承されたものはどれでも選択できますが、[nintex workflow タスク]から継承されたものは選択できません。[nintex workflow タスク]のコンテンツ タイプは、[承認のリクエスト]と[レビューのリクエスト]アクションでのみ使用されます。また、既存のコンテンツ タイプを選択する場合は、タスク作成時に各フィールドに割り当てる値を指定します。

タスク id の保存先

ワークフローが実行されると、作成される各タスクに付与されるidは、ここで選択したコレクション変数に格納されます。

リボンのオプション:タスク通知

タスクがユーザーに割り当てられると送信されます。 また、タスクがユーザーから別のユーザーへ委任される際も使用されます。
 


 
編集する設定の対象
この設定を、既定の[すべてのタスク担当者]から変更すると、リスト内の各タスク担当者向けに一意の通知オプションの 構成が可能となります。
特に構成されない場合は、タスク担当者は[すべてのタスク担当者] 設定を使用します。特定の[タスク担当者]を設定に優先させるには、ドロップダウン リストから担当者名を選択します。
[すべてのタスク担当者] に加えた変更は、カスタム設定されたユーザーには影響しません。
 

「担当者」フィールドの変更時にタスクの委任を依頼

このオプションが選択されていると、タスク担当者フィールドが変更された場合にnintex workflowはタスクの委任として変更を記録し、新しいタスク担当者は返答の依頼通知を受信します。このオプションが選択されていないと、nintex workflowは担当者の変更を追跡せず、nintex workflowレポートとwebパーツには新しい担当者が反映されません。 

通知方法

[通知方法]は、 受信者に通知を送信する方法です。

使用可能な送信方法は、なし、電子メール、ユーザー設定、またはインスタント メッセージ(サーバーで有効な場合) となります。ユーザー設定については、ユーザー設定の構成を参照してください。

注意: nintexでは電子メール、sms、またはlcsシステムのトラブルシューティングに対するサポートは提供しておりません。

cc

[cc]フィールドには、通知を受信する読み取り専用 ユーザーを設定します。[cc]受信者は タスクに返答する ことは できません。

[cc]フィールド設定には、をクリックして[人またはグループの選択]構成ダイアローグを開きます。

差出人

[差出人] フィールドでは、メッセージ送信者として表示されるユーザーまたはドメイン グループを設定します。この設定は電子メールの場合のみです。[差出人] ユーザー/ ドメイン グループ が指定されない場合に使用される[差出人]は、[グローバル設定] で構成されたものとなります。 

重要性

通知の優先度です。この設定は電子メールの場合のみ適用されます。

件名

[件名]は、送信される通知のタイトルです。ocs/lcsメッセージを送信する場合は、通知の本文冒頭に付加されます。 

[件名]は手動で追加することも 、をクリックし、ワークフローのランタイム インスタンス内から [参照フィールドの挿入]を使用することもできます。

添付ファイル

通知にファイルを添付することができます。 

送信方法としてsmsかインスタント メッセージが選択されている場合は、ユーザーはファイルを受信できません。ユーザー設定については、ユーザー設定の構成を参照してください。

書式

電子メールの書式を設定します。

以下の形式が選択可能です。 

  • リッチ テキスト形式 は、sharepointリッチ テキスト ツールバーにある簡単なhtml形式を使用し、電子メール中でイタリック、太字、下線、インデント情報が使用可能です。
  • テキスト形式: スタイル化した書式なしの単なるテキストです。

通知本文

通知の本文は、リッチ テキスト形式 またはテキスト形式 の書式選択に対応します。指定のスペースに通知内容をベタ打ちのテキストで入力します。また、ワークフローからの [参照フィールドの挿入]も 可能です。

リボンのオプション:不必要の通知

ユーザーがタスクに返答する必要がなくなった場合に送信されます。これは、以下の場合に起こります。 

  •  タスクは複数のユーザーに割り当てられたが、一人だけが返答を求められている場合
  • タスクが処理される前にワークフローが中止された場合
  • 実行中ワークフローにエラーが発生した場合

 


フィールドの説明については、上記リボンのオプション: タスク通知 の項を参照してください。 

リボンのオプション:アラーム

任意の通知である[アラーム] は、まだタスクを完了していない各ユーザーに送信されるよう構成できます。
 

アラームの数

送信するアラームの数です。

アラームの間隔

各アラームを送信するまでの遅延期間です。日数、時間数、分数で設定できます。

合計時間は、[日時の制限] オプションでの選択にかかわらず、すべてのフィールドの合計により計算されます。例えば、4 日と4 分は、96 (24x4)時間と 4分と計算されます。

日時の制限

アラーム送信までの時間をカウントダウンする際に、営業週以外の時間を含むかどうかを指定します。  

営業日のみ 

[営業日のみ] オプションでは、週末や祝祭日を、カウントダウンしないよう指定します。ただし、営業日の就業時間外は含まれます。   

例:  

  • 金曜日の朝にタスクが割り当てられ、アラーム送信まで1日待つよう構成した場合、営業週が月曜日から金曜日までと定義すると、
    •  アラームは 月曜日の朝に送信され、週末はカウントダウンに含まれません 。 

 

就業時間中のみ

[就業時間中のみ]オプションでは、就業時間のみがカウントダウンされるよう指定します。  

例:  

  • 水曜日の午後4時にタスクが割り当てられ、アラーム送信まで4時間待つよう構成した場合、営業日が月曜日から金曜日の午前8時から午後5時までと定義すると、
    • アラームは木曜日の午前11時に送信され、就業時間外はカウントダウンに含まれません 。  

 

いずれのオプションも選択しない場合

いずれのオプションも選択しない場合は、すべての時間がカウントダウンされます。  

例:   

  • 金曜日の朝にタスクが割り当てられ、アラーム送信まで1日待つよう構成した場合、
    •  アラームは 土曜日の朝に送信され、週末もカウントダウンに含まれます 。 
  • 水曜日の午後4時にタスクが割り当てられ、アラーム送信まで4時間待つよう構成した場合、
    • アラームは 水曜日の午後8時に 送信され、就業時間外もカウントダウンに含まれます 。  

 

祝祭日やその他の特別な日は、[サイトの設定] > [nintex workflow] > [祝祭日の管理] ページで設定できます。
 
 
フィールドの詳細説明については、リボンのオプション: タスク通知 の項を参照してください。 
 

リボンのオプション:エスカレーション

エスカレーションは任意です。 エスカレーションには2通りのパスがあります。 

  • [委任を依頼] では、指定時間後にすべての保留中のタスクを指定ユーザーに再割り当てします。
  • [タスクを完了] では、すべての保留中のタスクに自動返答し、指定時間後にアクションの全体的な結果を指定の結果に設定します。

 

  • この場合、指定する結果 は、アクション内に設定され、構成済みの、可能な選択肢である必要はありません。

 

エスカレーションは、アラームがすべて送信され、指定の[エスカレーションを行う時間]が経過した時点で起こります。
 


 
フィールドの詳細説明については、リボンのオプション: アラーム の項を参照してください。
  

4.4 flexi タスクの割り当て

このワークフロー アクションでは、タスクを一人または複数のユーザーに 割り当て 、特定の結果を要求できます。可能な結果の一覧は、ワークフローをデザインするユーザーが決定します。

 

このワークフロー アクションを使用するには、

  • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
    • [カテゴリ] 一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
    • キーワードを使用してアクションの[検索] を行います。
  • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

または、

  • パールを左クリックし、[アクションを挿入] にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ] にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

アクションで使用される設定を変更するには、

  • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
  • [設定]を選択します。または、
  • アクションのアイコンをダブルクリックします。

ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

 



このアクション中のオプション

リボンのオプション:アクション

タスク担当者

[タスク担当者]リストには、ワークフローが実行されるとタスクが割り当てられるすべてのユーザーやグループが含まれます。

ユーザーは、 

      • ユーザー名、電子メール アドレス、またはフルネームを使用して直接入力でき、可能な限りsharepointユーザー リストやactive directoryと照合して解決されます。
      • ユーザーを 検索するには、右側のアドレス帳 アイコンをクリックします。 

 
注:sharepoint環境 外 の ユーザーは、電子メールアドレスを 指定すると[タスク担当者]として追加できますが、  このようなユーザーは sharepointへのアクセス権 が 無い ので、[lazyapproval]によって のみ タスク に返答 できます。   

人またはグループの選択

ユーザーを検索するには、右側の アドレス帳アイコンをクリックします。
 

ワークフロー デザイナは、構成ダイアローグ でユーザーを検索でき、また[タスク担当者] リストに以下の1つ以上の方法を使用してユーザーを追加することもできます。

  • 内部検索: 表示名、電子メール、ユーザー アカウント名の一部を入力し、虫眼鏡アイコンをクリックすると、sharepointとactive directoryで一致するユーザーの一覧が 表示されます。
  • 外部電子メール アドレス:外部電子メール アドレスを手動で入力すると、 nintex workflowは可能な限りそれを実際のユーザー アカウントと照合して解決します。
  • 検索: 承認者として動的な参照を追加するオプションが可能となります。例:ワークフロー変数、リスト フィールドなど

各オプションの拡張/折りたたみには、タイトル バーをクリックします。
 

すべてのグループ メンバーに個々のタスクを作成

グループがタスクを割り当てられる際に[すべてのグループ メンバーに個々のタスクを作成] チェックボックスが

  • 選択されていないと、グループ内のすべてのユーザーがタスク通知を受信し、 最初に返答したユーザーがグループ全体を代表します。
  • 選択されていると、個々のタスクがグループ内の各メンバーに割り当てられます。 

グループは1レベルでのみ展開でき、 グループ内のグループは展開できません。

委任を許可する

このオプションを選択すると、タスク担当者は実行中にタスクを別のユーザーに委任できます。詳細については、承認タスクの委任の項を参照してください。 [アクション]画面で[委任を許可する]オプションを変更するには、[タスク通知]リボンのオプションですべてのタスク担当者向けに[委任を許可する]オプションを変更するのと同様に行います。詳細は、下記の[タスク通知] リボン オプションの項を参照してください。

lazyapproval を許可する

[lazyapproval]が有効な場合、ワークフローはタスク担当者に [lazyapproval]の使用を許可します。[lazyapproval]とは、タスク担当者が通知電子メールに登録済みの語句を使用して返信すると、タスク返答が登録される機能です。管理者は使用できる語句の一覧を編集したり、新しい語句を追加したりできます。詳細については、[lazyapproval設定の管理]の項を参照してください。  [アクション]リボンのオプションで[lazyapprovalを許可する]オプションを変更するには、[タスク通知]リボンのオプションですべてのタスク担当者向けに[lazyapprovalを許可する]オプションを変更するのと同様に行います。詳細は、下記の[タスク通知]リボン オプションの項を参照してください。

タスク説明

タスク返答フォームに表示される動的テキストの入力が可能になり、 返答するユーザーにタスクの追加情報を連絡するのに使用できます。 参照も  [参照フィールドの挿入] を 使って 挿入 できます。  

結果

[選択肢] では、タスクに対するすべての可能な返答を定義します。タスクの完了にあたり、タスク担当者は結果の選択肢一覧から1つ選択しなければなりません。

新しい[選択肢]は、[選択肢の追加]をクリックすると 追加できます。また、アイコンを使用して既存の選択肢を削除/編集できます。

各結果の選択肢は名前と任意の説明で構成され、タスク返答フォームに表示されるほか、指示や追加情報を表示するのにも使用されます。タスク担当者が結果にコメントを加えるかどうかは、任意、必須、コメントなし、のいずれかに構成できます。 

決定方法

複数のタスク担当者がいるタスクを扱う場合、このアクションではnintex workflowへの指示動作が以下の5通り可能です。それらは、  

  • 最初の返答が決める:最初に受信された返答が全体の結果として使用され、 他の保留中のタスクはすべて[不要]に設定されます。
  • 過半数が指定した選択肢を選択:タスク担当者の過半数が同一の結果を選ぶ必要があります。過半数に達しなかった場合は、[合意結果]変数が[いいえ]に設定され、全体のタスクの結果は空白となります。nintex workflowが過半数に達しないと判断した時点で、アクションは完了し、保留中のタスクはすべて[不要]に設定されます。
  • 全員が指定した選択肢を選択:タスク担当者全員が[選択肢]ドロップダウン リストで指定された結果を選ばなければなりません。別の結果を選んだタスク担当者が一人でもいると、保留中のタスクはすべて[不要]に設定され、[合意結果]変数が[いいえ]に設定され、全体のタスクの結果は空白となります。
  • 多数決:結果変数は最も返答数が多い結果に設定されます。すべてのタスク担当者がタスクを完了する前に、nintex workflow が最も返答数の多かった結果を決定できると、保留中のタスクはすべて[不要]に設定されます。すべてのタスクが完了後、複数の結果が同数返答された場合は、[合意結果]変数が[いいえ]に設定され、全体のタスクの結果は空白となります。
  • 全員一致:すべてのタスク担当者が同一の結果を選ばなければなりません。前の返答者と違う結果を選んだタスク担当者がいると、保留中のタスクはすべて[不要]に設定され、[合意結果]変数が[いいえ]に設定され、全体のタスクの結果は空白となります。
     

結果の保存先

結果が決定すると、このワークフロー変数には選択された結果が入力されます。結果の決定については、上記の決定方法の項を参照してください。 

合意結果の保存先

場合によっては結果が決定しないことがあります。アクションが完了すると、このワークフロー変数には結果決定の有無が入力されます。結果の決定については、上記の決定方法の項を参照してください。 

タスク名

では、タスクのタイトルが定義できます。このタイトルは、sharepointタスク リストに表示されます。空白のままにすると、既定でアクションのタイトルが使用されます。

参照も  [参照フィールドの挿入] を 使って 挿入 できます。   

タスク コンテンツ タイプ

既定以外のタスク コンテンツ タイプが使用できます。このオプションは、サイトで他のコンテンツ タイプが使用可能な場合のみ表示されます。他のコンテンツ タイプは、主にカスタム タスク返答フォームの有効化のために使用されます。 

優先度

タスクの優先フラグに割り当てられる値を指定します。参照も  [参照フィールドの挿入] を 使って 挿入 できます。   

フォームの種類

[タスク担当者]に提供するフォームの種類を選択します。

タスク id の保存先

ワークフロー実行時に作成される各タスクにはidが付与されますが、そのidは [整数]、 [リスト アイテム id] 、または[コレクション]の各[ワークフロー変数]に格納されます。

アイテムの権限

ユーザー権限:アイテムのユーザー権限を設定します。

タスク終了後のユーザー権限:タスク完了後にアイテムのユーザー権限を設定します。

注:タスク委任時にアイテム 権限を設定すると便利です。これにより、委任を依頼されたユーザーには アイテム 閲覧に必要な権限が付与されます。

リボンのオプション:タスク通知

タスクがユーザーに割り当てられると送信されます。 また、タスクがユーザーから別のユーザーへ委任される際も使用されます。

 

編集する設定の対象

この設定を、既定の[すべてのタスク担当者] から変更すると、リスト内の 特定の [タスク担当者]向けに一意の通知オプションの 構成が可能となります。

特に構成されない場合は、タスク担当者は[すべてのタスク担当者] 設定を使用します。特定の[タスク担当者]を設定に優先させるには、ドロップダウン リストから担当者名を選択します。

[すべてのタスク担当者] に加えた変更は、カスタム設定されたユーザーには影響しません。

 

委任を許可する

このオプションを選択すると、タスク担当者は実行中にタスクを別のユーザーに委任できます。詳細については、承認タスクの委任の項を参照してください。

lazyapproval を許可する

サーバー 上で [lazyapproval]が有効な場合、ワークフローはタスク担当者に[lazyapproval]の使用を許可できます。[lazyapproval]とは、タスク担当者が通知電子メールに登録済みの 語句を使用して返信すると、承認/却下のタスク返答 が登録される機能です。管理者は使用できる語句の一覧を編集したり、新しい語句を追加したりできます。詳細については、lazyapproval設定の管理の項を参照してください。 

通知方法

[通知方法]は、 受信者に通知を送信する方法です。

使用可能な送信方法は、なし、電子メール、ユーザー設定、またはインスタント メッセージ(サーバーで有効な場合)となります。ユーザー設定については、ユーザー設定の構成の項を参照してください。

注意: nintexでは電子メール、sms、または ocsシステムのトラブルシューティングに対するサポートは提供しておりません。

cc

ccフィールドには、通知を受信する読み取り専用 ユーザーを設定します。[cc]受信者は タスクに返答する ことは できません。

[cc]フィールド設定には、をクリックして[人またはグループの選択]構成ダイアローグを開きます。

差出人

[差出人] フィールドでは、メッセージ送信者として表示されるユーザーまたは ドメイン グループ を設定します。この設定は電子メールの場合のみです。[差出人] ユーザー/ドメイン グループ が指定されない場合に使用される[差出人] は、[グローバル設定] で構成されたものとなります。 

重要性

通知の優先度です。この設定は電子メールの場合のみ適用されます。

件名

[件名]は、送信される通知のタイトルで、  ocs/lcsメッセージを送信する場合は、通知の本文冒頭に付加されます。

 [件名]は手動で追加することも、 をクリックして、ワークフローのランタイム インスタンスから [参照フィールドの挿入]を使用することもできます。

添付ファイル

通知にファイルを添付することができます。 

送信方法としてsmsかインスタント メッセージが選択されている場合は、ユーザーはファイルを受信できません。ユーザー設定については、ユーザー設定の構成の項を参照してください。

書式

電子メールの書式を設定します。

以下の形式が選択可能です。

 

            • リッチ テキスト形式: sharepointリッチ テキスト ツールバーにある簡単なhtml形式を使用し、電子メール中でイタリック、太字、下線、インデント情報が使用可能です。
            • テキスト形式: スタイル化した書式なしの単なるテキストです。

 

通知本文

通知の本文は、リッチ テキスト形式 またはテキスト形式 の書式選択に対応します。指定のスペースに通知内容をベタ打ちのテキストで入力します。また、ワークフローからの [参照フィールドの挿入]も 可能です。 

 

リボンのオプション:不必要の通知

ユーザーがタスクに返答する必要がなくなった場合に送信されます。これは、以下の場合に起こります。

  •  タスクは複数のユーザーに割り当てられたが、一人だけが返答を求められている場合
  • タスクが処理される前にワークフローが中止された場合
  • 実行中ワークフローにエラーが発生した場合
 

  
 フィールドの説明については、上記のリボンのオプション: タスク 通知 の項を参照してください。  

リボンのオプション:アラーム

任意の通知である[アラーム] は、まだタスクを完了していない各ユーザーに送信されるよう構成できます。
 
 
 

アラームの数

送信するアラームの数です。

アラームの間隔

各アラームを送信するまでの遅延期間です。日数、時間数、分数で設定できます。

合計時間は、[日時の制限] オプションでの選択にかかわらず、すべてのフィールドの合計により計算されます。例えば、4 日と4 分は、96 (24x4)時間と 4分と計算されます。

日時の制限

アラーム送信までの時間をカウントダウンする際に、営業週以外の時間を含むかどうかを指定します。  

営業日のみ 

[営業日のみ] オプションでは、週末や祝祭日をカウントダウンしないよう指定します。ただし、営業日の就業時間外は含まれます。 
 
例:
  • 金曜日の朝にタスクが割り当てられ、アラーム送信まで1日待つよう構成した場合、営業週が月曜日から金曜日までと定義すると、
    • アラームは 月曜日の朝に送信され、週末はカウントダウンに含まれません 。 

就業時間中のみ

[就業時間中のみ]オプションでは、就業時間のみがカウントダウンされるよう指定します。
 
例:
  • 水曜日の午後4時にタスクが割り当てられ、アラーム送信まで4時間待つよう構成した場合、営業日が月曜日から金曜日の午前8時から午後5時までと定義すると、
    • アラームは木曜日の午前11時に送信され、就業時間外はカウントダウンに含まれません 。  

いずれのオプションも選択しない場合

いずれのオプションも選択しない場合は、すべての時間がカウントダウンされます。  
例:  
  • 金曜日の朝にタスクが割り当てられ、アラーム送信まで1日待つよう構成した場合、
    •  アラームは 土曜日の朝に送信され、週末もカウントダウンに含まれます
  • 水曜日の午後4時にタスクが割り当てられ、アラーム送信まで4時間待つよう構成した場合、
    • アラームは 水曜日の午後8時に 送信され、就業時間外もカウントダウンに含まれます 。 
 
祝祭日やその他の特別な日は、[サイトの設定] > [nintex workflow] > [祝祭日の管理] ページで設定できます。
  
 フィールドの詳細説明については、上記のリボンの オプション: タスク 通知 の項を参照してください。  

リボンのオプション:エスカレーション

エスカレーションは任意です。 エスカレーションには2通りのパスがあります。
  • [委任を依頼] では、指定時間後にすべての保留中のタスクを指定ユーザーに再割り当てします。
  • [タスクを完了] では、すべての保留中のタスクに自動返答し、指定時間後にアクションの全体的な結果を指定の結果に設定します。
  • この場合、指定する結果 は、アクション内に設定され、構成済みの、可能な選択肢である必要はありません。

エスカレーションは、アラームがすべて送信され、指定の[エスカレーションを行う時間]が経過した時点で起こります。 



  フィールドの詳細説明については、リボンのオプション: ラーム の項を参照してください。

 

4.5 文字列の構築

このアクションを使用すると、ワークフローが実行時に他のアクションで使用できる基本的な文字列の連結が可能となります。

このワークフロー アクションを使用するには、

  • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
    • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
    • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
  • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

または、

  • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

アクションで使用される設定を変更するには、

  • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
  • [設定]を選択します。または、
  • アクションのアイコンをダブルクリックします。

ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

 

アクション中のオプション

文字列の作成

このオプションでは、実行中にベタ打ちのテキストをワークフローやサイト内からの [参照フィールドの挿入]と組み合わせられるようにします。

トークンの抽出処理を2回行う

このオプションを選択すると、トークンの検索が2回行われます。例えば、{workflowvariable:emailtemplate}というトークンがテキスト エリアに挿入され、その結果値が{itemproperty:title}というテキストを含む場合、このオプションを選択するとタイトルトークンも置換されます。

結果の保存先

実行時に構築された文字列の結果がテキスト中に格納されます。ワークフロー変数この一覧から選択されるワークフロー変数です。

4.6 日付の計算

このワークフロー アクションを使用すると、時間を日付に加算したり、日付から減算したりして、新しい日付を作成できます。

このワークフロー アクションを使用するには、

  • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
    • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
    • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
  • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

または、

  • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

アクションで使用される設定を変更するには、

  • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
  • [設定]を選択します。または、
  • アクションのアイコンをダブルクリックします。

ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

アクション中のオプション

日付

計算のベースとして使用する日付は 以下の3種類です。

  •  特定の日付
  • 変数や一覧からの検索
  • 現在の日付

この日付に時間変更が適用されます。

時間枠

日付に加算する

  • 時間

の数です。

値は以下により入力されます。

  • 手動入力
  • 変数や一覧からの検索

注: マイナス値を使用して減算もできます。

検索については、検索の使用の項を参照してください。

標準時

指定される日付 が サーバーのロケール 設定による時間帯 かutc 時間かを指定します。

日付の格納先

計算結果を格納する日付/時間ワークフロー変数です。

日付文字列(iso 8601 準拠)の格納先

 xml で使用可能なiso 8601形式の日付を含んだテキスト変数です。

4.7 web サービスの呼び出し

このワークフロー  アクションは上級ユーザー向けで、これを使用すると、ワークフローがsoap web サービス方法を呼び出せます。

このワークフロー アクションを使用するには、

  • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
    • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
    • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
  • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

または、

  • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

アクションで使用される設定を変更するには、

  • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
  • [設定]を選択します。または、
  • アクションのアイコンをダブルクリックします。

ドロップダウン メニューの他のオプションについては、workflow designerの項を参照してください。

アクション中のオプション

url

呼び出されるsoap web サービスの完全なurlを表示する必須フィールドです。urlを入力したら、web方法の[更新]ボタンをクリックし、使用可能なweb方法を選択します。参照も  [参照フィールドの挿入]を使って挿入できます。

ユーザー名

web サービス認証の際に使用されるユーザー名(ドメイン名も含む)です。これは任意設定ですが、空白のままだと、web サービスは匿名アクセス に対して使用可能でなければなりません。

パスワード

web サービス認証の際に使用される任意のフィールドです。空白のままだと、匿名アクセス に対して使用可能でなければなりません。

webサービス メッセージ

webサービスに送信される値を定義します。メッセージの構成は、選択されたwebサービス方法で必要となるパラメータによります。webサービス方法で「単純な」データの種類のパラメータが必要な場合は、そうした値入力のための入力フォームが表示されます。これが[soap ビルダ]フォームです。webサービス方法で複雑なパラメータが必要な場合は、[soap ビルダ]フォームは表示できず、単一のテキスト ボックスが表示されて、soapメッセージの xmlを直接編集します。

soapメッセージの xmlは、選択したwebサービス方法で単純なデータの種類しか必要にならない場合にも直接編集できます。[soap エディタ]オプションを選択すると、このモードに切り替えられます。

soapメッセージを手動で編集するには、webサービスに関する高度な知識が要求され、少なくとも要求フォームについての詳細なマニュアルが必要となります。

ワークフロー下にあるドキュメントのバイト配列をパスするには、入力フィールドのいずれかに[filedata]と入力します。nintex workflowは実行時に64バイトを基準にファイルのエンコードを行い、それを値としてパスします。

soap標準の詳細については、http://www.w3.org/tr/soap12-part0を参照してください。

挿入したトークンをエンコード

挿入したトークン(ワークフロー変数、リスト アイテム プロパティなど)が、webサービスに送信される際に有効であるよう、エンコードする必要があるかどうかを指定します。

xsl 変換

xsl 変換を定義できます。この変換はwebサービスの結果に適用されてからワークフロー変数に格納されます。

結果の保存先

これはテキスト形式のワークフロー変数の一覧で、呼び出しの簡単な種類の結果を格納するのに使用されます。

結果の形式

結果を<xml>と呼ばれるトップ レベルのxml要素に入れるかどうかを選択します。webサービスの結果がxmlでない場合や、ルート ノードがないxml 断片 の場合で、後で[web サービスの呼び出し]アクション中のxsltセクションを使用して ワークフロー内で結果にxml処理を適用する際、このオプションは訳に立ちます。

4.8 チェック アウトの破棄

このアクションは、現在のサイト内で以前にチェックアウトされたドキュメント の [チェックアウト済み] 状態を破棄します。

このワークフロー アクションを使用するには、

  • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
    • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
    • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
  • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

または、

  • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

アクションで使用される設定を変更するには、

  • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
  • [設定]を選択します。または、
  • アクションのアイコンをダブルクリックします。

ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

アクション中のオプション

次のチェックアウトを破棄する

ワークフローが 実行している[現在のアイテム]か、使用可能な ライブラリのアイテムを選択します。

ライブラリの場所を選択する場合は[条件]セレクタが表示されます。

条件

[現在のアイテム]を選択しない場合、このセクションを使用してチェックアウトをキャンセルするドキュメントを検索するフィルタ条件を指定します。値を手動で入力するか、[参照フィールドの挿入]に基づいて条件を構成してください。検索の詳細については、検索の使用を参照してください。

複数のドキュメントが返された場合は、そのうち最初のドキュメントだけにアクションが適用されます。

4.9 状態の変更

このアクションは、現在の状態が終了した段階で遷移する状態を親の[ステート マシン]アクションに指示します。[状態の変更]アクションは、[ステート マシン]アクションで 使用される場合のみ、workflow designerにドラッグできます。

このワークフロー アクションを使用するには、

  • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
    • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
    • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
  • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

または、

  • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

アクションで使用される設定を変更するには、

  • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
  • [設定]を選択します。または、
  • アクションのアイコンをダブルクリックします。

ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

このアクション中のオプション

次の状態


 現在 実行中の状態が終了した段階で使用するものを、ドロップダウン リストから選択します。

注意:[状態の変更]アクションでは、次に実行される状態を設定するだけであり、新しい実行状態に即時に変更されるわけではありません。
ドロップ ダウン リストから[ステート マシン を終了]オプションを選択すると、現在の状態が完了した時点でステート マシン 構造を終了します。

4.10 アイテムのチェックイン

このアクションを使用すると、[アイテムをチェックアウトする]アクションでチェックアウトされていたアイテムをワークフローがチェックインできます。

別のユーザーがチェックアウトしたアイテムをチェックインしようとすると、ワークフローでエラーが発生します。

このワークフロー アクションを使用するには、

  • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
    • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
    • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
  • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

または、

  • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

アクションで使用される設定を変更するには、

  • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
  • [設定]を選択します。または、
  • アクションのアイコンをダブルクリックします。

ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

アクション中のオプション 

チェックイン元 

ドキュメントのチェックイン方法には2通りあります。
  • ワークフローに現在あるアイテムを[チェックイン] 
  • 現在のサイト内の別の場所にあるアイテムを[チェックイン]  
ドロップダウン リストから 現在のアイテムか目的の場所を選択します。現在のアイテムの場合は、フィルタの選択は不要です。
 
サイト内の別の場所にあるアイテムをチェックインする場合は、nintex workflowがチェックインされるアイテムを特定できるようにフィルタを選択する必要があります。
  • 一致するべき列を選択し、
  • その列を値、ワークフロー変数、[リストから検索]と照合して特定のアイテムを見つけます。

[リストから検索]の使用については、検索の使用の項を参照してください。

コメント

入力されたコメントは、アイテムのメタデータとともにチェックイン コメントとして格納されます。

実行中にベタ打ちのテキストをワークフローやサイト内からの [参照フィールドの挿入]と組み合わせられるようにします。

コメントは[ワークフローの履歴]には格納されません。

チェックインの種類

実行 されるチェックインの種類で、以下のオプションがあります。

  • メジャー バージョン
  • マイナー バージョン
  • バージョン変更なし

構成ダイアローグでの選択が、対象となるドキュメント ライブラリ バージョン設定と一致しなければなりません。

4.11 アイテムのチェックアウト

この アクションを使用すると、選択した場所にあるアイテムをワークフロー開始者にチェックアウトできます。ライブラリがチェックアウトを必要とするように構成されていると、アイテムのチェックアウトの際、[アイテムの更新]アクションを使用する前にこのアクションを使用する必要があります。

このワークフロー アクションを使用するには、

  • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
    • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
    • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
  • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

または、

  • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

アクションで使用される設定を変更するには、

  • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
  • [設定]を選択します。または、
  • アクションのアイコンをダブルクリックします。

ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

 

アクション中のオプション 

チェックアウト元 

ワークフローが実行している現在のアイテムか、使用可能なライブラリのアイテムを選択します。

ライブラリの場所を選択する場合は条件セレクタが表示されます。

条件

現在のアイテムを選択しない場合、このセクションを使用してチェックアウトするドキュメントを検索するフィルタ条件を指定します。値を手動で入力するか、実行時に評価するワークフロー変数を選択します。検索の詳細については、検索の使用の項を参照してください。
 
注:フィルタ条件で複数のドキュメントが返された場合は、そのうち最初のドキュメントにのみアクションが適用されます。

4.12 コレクションの操作

この アクションは、コレクション変数の値への直接アクセスを可能にします。

 

このワークフロー アクションを使用するには、

  • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
    • [カテゴリ] 一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
    • キーワードを使用してアクションの[検索] を行います。
  • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

または、

  • パールを左クリックし、[アクションを挿入] にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ] にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

アクションで使用される設定を変更するには、

  • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
  • [設定]を選択します。または、
  • アクションのアイコンをダブルクリックします。

ドロップダウン メニューの他のオプションについては、workflow designerの項を参照してください。

 

 

このアクション中のオプション

ターゲット コレクション

各操作にはターゲット コレクション パラメータが必要です。このパラメータは操作が適用されるコレクション変数を指定します。 

追加

 新しい アイテムをコレクションに追加し、その 値を値パラメータに指定します。また、アイテム がコレクションに挿入される位置のインデックスを格納している変数も使用できます。インデックス変数が選択されない場合は、 アイテムはコレクションの末尾に追加されます。インデックス変数がコレクションのサイズより大きい場合は、ワークフローでエラーが発生します。

削除

コレクションの指定インデックスの位置に格納された アイテムを削除します。これにより、コレクションのサイズは1つ縮小します。

count

コレクションに現在格納されているアイテム数を出力し、 結果を[結果の保存先]で 指定される数値変数に格納します。

get

指定インデックスの値を取得し、[結果の保存先]で 指定される変数に格納します。この出力変数は、コレクションから取得した値と互換性がなくてはなりません。

exists

[はい]/[いいえ]の値を[結果の保存先]で 指定される数値変数に 格納し、指定値に一致するアイテムがコレクションに現在格納されているかどうかを表示します。この照合は、テキスト表示された値のパラメータを、テキスト表示されたコレクション内の各アイテムと照合して行われます。

sort

コレクション内の値を並べ替え、並べ替えが済んだコレクションを[結果の保存先]で指定される別のコレクション変数に格納します。[結果の保存先]は、 [ターゲット コレクション]と同一の変数を 指定 できます。

pop

コレクションの末尾位置にある値を取得し、[結果の保存先]変数に格納します。この操作が完了すると、 取得したアイテム はコレクション変数にもはや存在せず、コレクションは1アイテム分短くなります。

join

コレクション内のすべての値を文字列に連結し、[結果の保存先]変数に格納します。各値は指定の[区切り記号]値で区切られます。

クリア

すべてのアイテムをコレクションから削除します。

重複を削除

コレクション内で複数回存在する値を検索・削除し、各値のインスタンスが1つだけ残るようにします。テキスト値の重複を照合する場合、大文字と小文字は区別されます。

値により削除

 指定した値と 等しい すべてのアイテムを コレクションから削除します。

 

[参照の挿入]の使用の詳細については、参照フィールドの挿入の項を参照してください。

 

4.13 保留中の変更のコミット

この ワークフロー アクションは、既存の バッチ操作すべてを強制でコミットします。バッチ操作は、すぐにコミットされないワークフロー アクションによって実行される操作です。例えば[リスト アイテムの更新]アクションでは、アイテムが直ちに更新されるわけではなく、ワークフローのコミットまで待つことになります。ワークフローは、遅延アクション、タスク アクション、またはワークフローの最後にコミットされます。したがって、[リスト アイテムの更新]アクション実行時には、ワークフローはアイテム更新に必要を登録しますが、実際の更新はコミット時に起こります。

sharepoint ワークフロー エンジンでは、workflow designer に表示される順にバッチ操作をコミットするとは限りません。たとえば次のアクションがこの順序で並んでいたとします:

[アイテムの権限の設定]アクション(nintex)[リスト アイテムの更新]アクション(microsoft sharepoint)[アイテムの権限の設定]アクション(nintex)

実際の実行順は次のようになります。

  • [アイテムの権限の設定]アクション(nintex)
  • [アイテムの権限の設定]アクション(nintex)
  • [リスト アイテムの更新]アクション(microsoft sharepoint)


サードパーティは各自のバッチがあることとなっており、ここでは実際microsoftとnintexの2種類のバッチとなるため、上記の実行順となります。サードパーティはmicrosoftのバッチに操作を追加できないのです。さらに、同一バッチ内のアイテムがすべて実行されてから、別のバッチのアクション実行に移ります。最初に実行されるバッチは最初の動作状況によって決定します。microsoft sharepointアクションが最初に検出された場合は、microsoft sharepointアクションがすべて実行されてからnintexのアクションが実行されます。

ワークフロー アクションの[保留中の変更をコミット]も、ワークフローがすべてのバッチ操作を実行するステップとなります。

したがって、上記の例を以下のように変更すると、

  • [アイテムの権限の設定]アクション(nintex)
  • [リスト アイテムの更新]アクション(microsoft sharepoint)
  • [保留中の変更をコミット]
  • [アイテムの権限の設定]アクション(nintex)


この場合はすべてがこの順に実行されます。nintexアクションが最初に検出されるのでnintexバッチが最初に実行されますが、この例ではバッチにアクションは1つしかありません。そして次に[アイテムの更新]アクションが実行されます。さらにワークフローがコミットされ、最後に新しいバッチで[アイテムの権限の設定]アクションが実行されます。

 

このワークフロー アクションを使用するには、

  • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
    • [カテゴリ] 一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
    • キーワードを使用してアクションの[検索] を行います。
  • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

または、

  • パールを左クリックし、[アクションを挿入] にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ] にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

アクションで使用される設定を変更するには、

  • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
  • [設定]を選択します。または、
  • アクションのアイコンをダブルクリックします。

ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

  

このアクション中のオプション

このアクションには構成すべき設定はありません。

4.14 対象ユーザーのコンパイル

*このトピックはnintex workflow enterprise editionにのみ関連します。

*このアクションにはmicrosoft office sharepoint サーバーが必要です。

このワークフロー アクションは、環境内の既存の対象ユーザーをコンパイルします。

このワークフロー アクションを使用するには、

  • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
    • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
    • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
  • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

または、

  • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

アクションで使用される設定を変更するには、

  • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
  • [設定]を選択します。または、
  • アクションのアイコンをダブルクリックします。

ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

このアクション中のオプション

対象ユーザーの名前

コンパイルされる対象ユーザーの名前です。

参照の挿入の使用の詳細については、[参照フィールドの挿入]の項を参照してください。

資格情報

対象ユーザーをコンパイルできる権限を持ったアカウントです。

コンパイルの種類

完全コンパイルと増分コンパイルのどちらを実行するかを指定します。

4.15 ワークフロー タスクの完了

このワークフロー アクションは、あらゆる未完了ワークフロー タスクを完了させます。指定済みの結果を達成できる量の個々のタスクを処理し、残りの個々のタスクについては、ワークフロー エンジンがタスク設定に従って処理します。

このワークフロー アクションを使用するには、

  • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
    • [カテゴリ] 一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
    • キーワードを使用してアクションの[検索] を行います。
  • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

または、

  • パールを左クリックし、[アクションを挿入] にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ] にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

アクションで使用される設定を変更するには、

  • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
  • [設定]を選択します。または、
  • アクションのアイコンをダブルクリックします。

ドロップダウン メニューの他のオプションについては、workflow designerの項を参照してください。

このアクション中のオプション

アクション id

このワークフロー変数を指定すると、完了されるタスクのアクションが指定されます。

他のタスクのアクションを 構成する場合は、[アクション id] の種類のワークフロー変数を指定して、割り当てられたワークフロー アクションのidを格納します。

完了までの待ち時間

タスクが完了するまでの待ち時間を指定します。この時間内にタスクが完了すると、完了したアクションはタスクを変更せずに終了します。

タスクが直ちに完了するよう設定されている場合は常に、アクションは処理開始前に最低1分間待つようになっています。

合計時間は、[日時の制限] オプションの選択の有無にかかわらず、すべてのフィールドの合計により計算されます。例えば、4日と4分は、96 (24x4)時間と4分と計算されます。

[参照の挿入]の使用の詳細については、参照フィールドの挿入の項を参照してください。

日時の制限

アラーム送信までの時間をカウントダウンする際に、営業週以外の時間を含むかどうかを指定します。 

営業日のみ

[営業日のみ] オプションでは、週末や祝祭日を、カウントダウンしないよう指定します。ただし、営業日の就業時間外は含まれます。 
 
例:
  • 金曜日の朝にタスクが割り当てられ、アラーム送信まで1日待つよう構成した場合、営業週が月曜日から金曜日までと定義すると、
  •  アラームは 月曜日の朝に送信され、週末はカウントダウンに含まれません 。 

就業時間中のみ

[就業時間中のみ]オプションでは、就業時間のみがカウントダウンされるよう指定します。
 
例:
  • 水曜日の午後4時にタスクが割り当てられ、アラーム送信まで4時間待つよう構成した場合、営業日が月曜日から金曜日の午前8時から午後5時までと定義すると、
  • アラームは木曜日の午前11時に送信され、就業時間外はカウントダウンに含まれません 。  

いずれのオプションも選択しない場合

いずれのオプションも選択しない場合は、すべての時間がカウントダウンされます。
 
例:  
  • 金曜日の朝にタスクが割り当てられ、アラーム送信まで1日待つよう構成した場合、
    •  アラームは 土曜日の朝に送信され、週末もカウントダウンに含まれます
  • 水曜日の午後4時にタスクが割り当てられ、アラーム送信まで4時間待つよう構成した場合、
    • アラームは 水曜日の午後8時に 送信され、就業時間外もカウントダウンに含まれます 。  

タスクの結果

未完了タスク用に設定される値です。承認タスクには[承認]か[却下]を、その他の種類のタスクには[続行]を使用します。

「返答が必要なくなったことの通知」を送信

このオプションを 選択すると、完了した タスクの保留中の承認者は入力が不要になったという内容の通知を受信します。

コメント

タスクが自動的に完了した際に記録されるコメントです。目的の結果を達成するには、[タスクを完了] アクションが処理すべき個々のタスクのすべてにコメントが付加されます。

このオプションでは、実行中にベタ打ちのテキストをワークフローやサイト内からの [ 参照フィールドの挿入 ]と組み合わせられます。

注意:タスク処理からワークフロー続行までには遅延時間がある場合があります。

4.16 値の変換

このワークフロー アクションは、与えられたテキスト値を解釈して違う種類のワークフロー変数に格納します。例えば、テキスト変数が数値を含む場合、このアクションはその値を数値として数値変数に格納します。

このアクションは、通常[インライン関数]とともに使用します。また、数値を含んだ文字列を返すクエリの結果とともに、その数値をsharepointリストの数値フィールドに格納する必要がある場合に使用します。このような値は、テキスト変数に格納されている間は、数値フィールドに格納できません。下図のスクリーンショットは、[インライン関数]を使用してテキスト変数を処理し、最初の4文字を抽出する例です(1234-xxabを含む変数など)。続けてこの最初の4文字は解釈され、数値変数に格納されます。

このワークフロー アクションを使用するには、

  • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
    • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
    • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
  • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

または、

  • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

アクションで使用される設定を変更するには、

  • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
  • [設定]を選択します。または、
  • アクションのアイコンをダブルクリックします。

ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

アクション中のオプション

入力

解釈される値です。

結果の保存先

このオプションでは、解釈結果の値が格納される変数を指定できます。入力されたテキストが指定した変数と互換性のある値に変換できなかった場合は、ワークフローでエラーが発生します。

日付の書式

このオプションは、[結果の保存先]変数が日付/時刻変数の場合のみ表示され、入力される日付の詳細な書式を指定できます。日付の書式が指定されると、入力される日付は書式に完全に一致する場合のみ認識されます。認識可能な日付書式の値は、次のurlに一覧表示されています:http://msdn.microsoft.com/en-us/library/8kb3ddd4.aspx

文化(詳細設定)

入力された値を別種の変数に変換する際に使用する言語の情報(ロケールid、lcid)を指定します。例えば、入力されたテキストがヨーロッパ言語の書式を含んでいる場合、そのヨーロッパ文化(ドイツ語de-de など)を指定すると、値が正しく解釈されます。このパラメータが空白の場合は、sharepointサイトの現在の言語設定が使用されます。認識可能な言語コードは、次のurlに一覧表示されています:http://msdn.microsoft.com/en-us/library/0h88fahh(vs.85).aspx[文化]パラメータの指定には、「短い文字列」の値を使用してください。インバリアント文化を指定する場合は、[インバリアント]のテキストを入力してください。

参照の挿入の使用の詳細については、[参照フィールドの挿入]の項を参照してください。

 

4.17 アイテムのコピー

このワークフロー アクションは、1つのリストやライブラリから現在のサイト(親サイト、サブサイトを除く)内の別のリストやライブラリにアイテムをコピーします。このアクションでは、場所のルート レベルから、同一サイトの別の場所のルート レベルへのコピーのみが可能で、例えば、ドキュメント ライブラリ内のフォルダは無効です。また、ソースのコンテンツ タイプが、コピー先のコンテンツ タイプと一致しなければなりません。ソースとコピー先との互換性が無い場合、ワークフローでエラーが発生します。ワークフロー内のライブラリのアイテムを、同サイトのフォルダやサブフォルダを含むsharepoint内の別の場所にコピーするには、[sharepoint にコピー]アクションを使用してください。

このワークフロー アクションを使用するには、

  • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
    • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
    • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
  • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

または、

  • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

アクションで使用される設定を変更するには、

  • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
  • [設定]を選択します。または、
  • アクションのアイコンをダブルクリックします。

ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

このアクションのオプション

コピー元アイテム

これは必須フィールドで、コピーされるアイテムが存在するリストやライブラリの選択に使用します。

条件

これは必須フィールドで、コピーされる1つまたは複数のアイテムを返すための フィルタ条件 の 選択に使用します。(例:作成者、タイトル、コンテンツ タイプなど) ドロップダウン リストで使用可能となる情報の種類は、[コピー元アイテム]での 選択により異なります。

リスト検索の使用の詳細については、検索の使用の項を参照してください。

参照の挿入の使用の詳細については、[参照フィールドの挿入]の項を参照してください。

コピー先

これは必須フィールドで、アイテムがコピーされた際のコピー先を現在のサイトから選択します。ドロップダウン リストで使用可能となるコピー先は、サイトのコンテンツにより異なりますが、ルートレベルの場所のみが有効で、フォルダやサブフォルダは使用できません。

既存のアイテムを上書きする

このオプションを使用すると、コピーされるアイテムがライブラリ内のファイルで、コピー先のライブラリに同名のファイルが既に存在する場合、ファイルを上書きするか選択できます。このオプションを選択しないと、ファイル名末尾にタイム スタンプが追加されます。

ファイルの上書きをしてもファイルのバージョンは変化しません。

4.18 ファイル共有にコピー

このワークフロー  アクションは、現在のアイテムのコピーを指定場所にダウンロードします。このアクションは、ライブラリでワークフローをデザインしている場合のみ使用できます。

このワークフロー アクションを使用するには、

  • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
    • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
    • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
  • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

または、

  • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

アクションで使用される設定を変更するには、

  • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
  • [設定]を選択します。または、
  • アクションのアイコンをダブルクリックします。

ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

このアクションのオプション

コピー先

これは必須フィールドで、nintex workflowがインストールされているsharepointサーバーからアクセスできる有効なuncパスでなければなりません(例:\\myfileserver\reports)。ファイル名がコピー先パスに指定されている場合、ファイルはそのファイル名でコピーされます。

参照の挿入の使用の詳細については、[参照フィールドの挿入]の項を参照してください。

ユーザー名

ドキュメントが指定場所にコピーされる際に認証されるユーザーです。

パスワード

ドキュメントが指定場所にコピーされる際に認証されるパスワードです。

4.19 sharepoint にコピー

この アクションを使用すると、ワークフローで現在のリストからsharepoint内の別のリストへアイテムをコピーできます。

ワークフローがドキュメント ライブラリで実行中の場合、ワークフローが実行しているアイテムがコピーされます。リスト内にある、ワークフローが実行中のリスト アイテムの添付ファイルもすべてコピーされます。

このワークフロー アクションを使用するには、

  • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
    • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
    • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
  • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

または、

  • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

アクションで使用される設定を変更するには、

  • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
  • [設定]を選択します。または、
  • アクションのアイコンをダブルクリックします。

ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

このアクションのオプション

コピー先

[場所を選択]を使用すると、サイト選択ツール([ドキュメント ライブラリまたはフォルダの選択]) で現在のsharepoint 環境のポータル構造をナビゲートし、ドキュメントがコピーされるライブラリを選択することができます。ここではフォルダやサブフォルダも選択できます。

[url を入力]を使用すると、urlを手動で入力したり、[参照の挿入]を使用してurlを選択できます。ファイルをリモート環境にコピーするには、[url を入力]を使用しなければなりません。

参照の挿入の使用の詳細については、[参照フィールドの挿入]の項を参照してください。

copy infopathフォームをコピー/ 埋め込まれた添付ファイルをコピー

このオプションは、フォーム ライブラリでワークフローをデザインする際に使用が可能です。このオプションを使用すると、フォームに埋め込まれたinfopath の添付ファイルを抽出してコピーすることができます。フォームの xml構造内の添付ファイルの場所を表示するのには、xpathクエリが使用されます。xpathクエリが複数の添付ノードを検証する場合は、すべての添付ファイルがコピーされます。フォーム ライブラリ内の実際のフォーム アイテムをコピーするには[infopath フォームをコピー]オプションを選択します。

上書きオプション

この設定を使用すると、同名のファイルがコピー先に既に存在する場合の動作を選択できます。

  • 既存のアイテムを削除する:既存ファイルが削除されます。コピー先でバージョニングが有効化されている場合は、作成されるコピーが初期バージョンとなります。
  • コピーするアイテムの名前を変更する:既存ファイルは変更されず、コピーされるアイテムの名前にタイム スタンプが追加されます。
  • 既存のアイテムを更新する:既存ファイルが上書きされます。コピー先でバージョニングが有効化されている場合は、ファイルのバージョンが上がります。

フォルダ構造を作成する

このボックスにチェックマークを入れると、コピーされるアイテムがサブフォルダにある場合、コピー先のライブラリにフォルダ構造を複製します。ただし、コピー先がリモートsharepoint環境の場合、このオプションは適用されません。

アイテムのメタ データをコピー

このボックスにチェックマークを入れると、コピー先のアイテムのアイテム プロパティがコピー元のアイテムと同一に設定できます。ただし、値がコピーされるのは同一のフィールドに限られます。

結果の保存先

コピーされたファイルの新urlをテキストやコレクション変数に格納します。

優先する資格情報の選択

コピー先ライブラリがリモートsharepoint環境の場合、ファイル アップロード権限のある資格情報が必要となります。同じ環境にあるsharepointサイトにファイルをコピーする場合、他に資格情報が指定されていないと、ワークフローは自動的にグローバルsharepointアクセス権限を使用します。ローカル ファームの特定のアカウントとしてアイテムをコピーする際は、ユーザーの資格情報を入力します。

グローバル システム アカウントを使用してファイルがローカル ファームにコピーされる場合(他に資格情報が指定されない場合)は、コピー先のワークフローは自動的に開始されません。

4.20 サイトの作成

このアクションを使用すると、ワークフローを使用してsharepoint環境内のどの場所にもサイトを 作成 することができます。

 

このワークフロー アクションを使用するには、

  • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
    • [カテゴリ] 一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
    • キーワードを使用してアクションの[検索] を行います。
  • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

または、

  • パールを左クリックし、[アクションを挿入] にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ] にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

アクションで使用される設定を変更するには、

  • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
  • [設定]を選択します。または、
  • アクションのアイコンをダブルクリックします。

ドロップダウン メニューの他のオプションについては、workflow designerの項を参照してください。

 

 

このアクションのオプション

タイトル

[タイトル]とは、サイトに割り当てられる名前で、  手動により 入力すること も、[参照の挿入]  で与えられる動的要素に基づき入力することもできます。詳細については、[ 参照フィールドの挿入 ]を参照してください。

説明

[説明]は、サイトの簡潔な説明です。手動により 入力すること も、[参照の挿入]  で与えられる動的要素に基づき入力することもできます。  詳細については、[ 参照フィールドの挿入 ]を参照してください。 

権限を継承する / サイトの所有者

親サイトと同一の権限を使用するかどうかを指定します。

権限が継承されない場合は、サイトの所有者を指定しなければなりません。  サイトの所有者とは、作成されるサイトを管理するユーザーで、作成されたサイトに関する管理者特権が付与されます。  特権と権限の詳細については、sharepointヘルプ ファイルを参照してください。

サイトの所有者を設定するには、 をクリックしてユーザーを検索します。また、[サイトの所有者] リストに以下の1つ以上の方法を使用してユーザーを追加することもできます。 

  • 内部検索: 表示名、電子メール、ユーザー アカウント名の一部を入力し、虫眼鏡アイコンをクリックすると、sharepointとactive directoryで一致するユーザーの一覧が 表示されます。
  • 外部電子メール アドレス:外部電子メール アドレスを手動で入力すると、  nintex workflowは可能な限りそれを実際のユーザー アカウントと照合して解決します。
  • 検索: 承認者として動的な参照を追加するオプションが可能となります。例:ワークフロー変数、リスト フィールドなど
各オプションの拡張/折りたたみには、タイトル バーをクリックします。

親サイト

[親サイト] とは、作成されたサイトが含まれるサイトです。

  • [親サイトを選択] を使用すると、サイト選択ツール([チーム サイトを選択]) でポータル構造をナビゲートし、新しいサイトが作成される場所を選択することができます。
  • [url を入力] を使用すると、urlを手動で入力したり、 [参照の挿入]を使用してurlを選択できます。 

url名

url名とは、指定された親サイトに関連したwebアドレスで、完全なサイトのurlは含まれません。  例: http://myportal/sites/<url名>

テンプレート

作成されるサイトに適用される sharepointサイトのテンプレート です。環境に複数の言語がインストールされている場合は、サイト用の言語を選択するオプションが使用できます。

ドロップ ダウン ボックスをクリックして目的のテンプレートを選択します。

sharepointサイト テンプレートの詳細については、sharepointヘルプ ファイルを参照してください。

親サイトの[クイック起動]に表示

このオプションでは、親サイトの左側ナビゲーション([クイック 起動]) に作成された サイトへのリンクが表示されます。

親サイトのトップ リンク バーに表示

このオプションでは、親サイトの上部ナビゲーション に作成された サイトへのリンクが表示されます。

親サイトの トップ リンク バー を使用

このオプションでは、作成されたサイト が親サイトと同一の上部 ナビゲーションを使用するようにできます。

url の保存先

テキスト ワークフロー変数に作成されたサイトのurlを格納します。

優先する資格情報の選択

既定では、サイト削除にあたってワークフローの現在のセキュリティコンテキストが使用されます。このコンテキストは開始者かワークフロー所有者の権限となる場合もあります。

だだし、それに優先するユーザー名とパスワードを入力すると、ワークフローアクションは代わりに入力されたアカウントの権限を使用してサイトを作成します。

4.21 adユーザーの作成

*このトピックはnintex workflow enterprise editionにのみ関連します。

このワークフローアクションは、指定のldap内の場所にactive directory ユーザー アカウントを作成します。

このワークフロー アクションを使用するには、

  • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
    • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
    • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
  • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

または、

  • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

アクションで使用される設定を変更するには、

  • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
  • [設定]を選択します。または、
  • アクションのアイコンをダブルクリックします。

ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

このアクション中のオプション

アカウントを作成する場所

[ldap パス]を構成するには、ldap パスの選択の項を参照してください。

新しいアカウントの詳細

samaccountname

active directoryエントリを指定する一意のユーザー名で、まだドメインで使用されていないものでなければなりません。

共通名

active directoryの共通名の値で、作成されるコンテナ内で一意である必要があります。

表示名

新しいアカウントの表示名です。

新しいアカウントの名です。

新しいアカウントの 姓です。

電子メール

新しいアカウントの電子メール アドレスです。

マネージャ

新しいアカウントのマネージャです。入力される値は、active directory内のマネージャのsamaccountnameでなければなりません。

新しいアカウントのパスワード

  • 新しいアカウントのパスワードです。このドロップダウン オプションでパスワード情報を正しく設定します。[新しいアカウントのパスワード]オプションでは、さらに以下の設定を入力します。
    • パスワードを生成する: このオプションにチェックマークを入れると、パスワードはアクションにより自動的に生成されます。チェックマークが無い場合は、アカウント用のパスワードを[新しいパスワード]テキストボックスに入力します。
    • 生成したパスワードを格納:自動的に生成されたパスワードをテキスト形式のワークフロー変数に格納でき、他のアクションで使用することができます。

    他のフィールド

    ユーザー用に他のフィールドも選択します。フィールド名を選択し、[追加]ボタンをクリックします。

    以下は注意が必要なadフィールドです。

    • アカウントのオプション:このプロパティを使用して以下のアカウント オプションを設定します。
      • ユーザーは次回ログオン時にパスワード変更が必要
      • ユーザーはパスワードを変更できない
      • パスワードを無期限にする
      • ユーザーはパスワードを変更できないパスワードを無期限にするの両方。

    注:3つのチェック ボックスすべてにチェックマークが無い場合、すべてのオプションがなくなります。複数の選択が有効となるのは、ユーザーはパスワードを変更できないパスワードを無期限にするの両方をチェックした場合のみです。

     

    [参照の挿入]の使用の詳細については、参照フィールドの挿入の項を参照してください。

    4.22 ad セキュリティ グループの作成

    *このトピックはnintex workflow enterprise editionにのみ関連します。

    このワークフローアクションは、指定のldap内の場所にactive directory グループを作成します。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

    このアクション中のオプション

    active directory の詳細

    ldap パス

    ldap パスを構成するには、ldap パスの選択の項を参照してください。

    グループの詳細

    グループのスコープ

    グループのスコープを指定します。使用可能なオプションは、ドメイン ローカル、グローバル、ユニバーサル の3種類です。

    グループの種類

    作成されるグループの種類を指定します。使用可能なオプションは、セキュリティまたは配布の2種類です。

    グループ名

    作成されるグループの名前です。例:テスタ

    4.23 アイテムの作成

    このワークフロー アクションは、現在のサイト内のリストに新しいリスト アイテムを作成します。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

    このアクションのオプション

    アイテムの作成場所

    アイテムが作成される リストが選択できます。

    コンテンツ タイプ

    アイテム作成時に使用します。コンテンツ タイプでフォルダを選択すると、フォルダが作成されます。同様に、ドキュメントを選択すると、適宜空白のテンプレートが使用できます。

    既存のアイテムを上書きする

    このチェックボックスにチェックマークを入れると、作成先ライブラリ内の既存アイテムが上書きされます。このオプションを選択しない場合、ファイ名に識別子が付加されます。このオプションは、ライブラリのみに適用されます。

    新しいアイテム id の格納先

    作成されたアイテムにはidが割り当てられ、この新しいidは、リスト アイテム のidワークフロー変数に格納できます。変数の使用については、ワークフロー変数の項を参照してください。

    フィールド

    作成されたアイテムに付加される使用可能な フィールドは、作成先のリストに作成 されているフィールドにより異なります。ドロップダウン リストの各フィールドにつき、値は手動により 入力すること も、[参照の挿入]  で与えられる動的要素に基づき入力することもできます。

    4.24 対象ユーザーの作成

    *このトピックはnintex workflow enterprise editionにのみ関連します。

    *このアクションにはmicrosoft office sharepoint サーバーが必要です。

    このワークフロー アクションは、環境内に新しい 対象ユーザーを作成します。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

     

    このアクション中のオプション

    対象ユーザーの名前

    新しい 対象ユーザーの名前です。値は手動により 入力すること も、実行時に[参照の挿入]を使用して 動的に構築することも できます。  

    資格情報

    対象ユーザー作成権限を持つアカウントです。

    説明

    作成される対象ユーザーについての追加情報です。値は手動により 入力すること も、実行時に[参照の挿入]を使用して 動的に構築することも できます。  

    オーナー

    対象ユーザーの所有者としてリストされているユーザーです。

    サイトの所有者を設定するには、をクリックし、ユーザーを検索します。また、[サイトの所有者]リストに以下の1つ以上の方法を使用してユーザーを追加することもできます。

    • 内部検索:表示名、電子メール、ユーザー アカウント名の一部を入力し、虫眼鏡アイコンをクリックすると、sharepointとactive directoryで一致するユーザーの一覧が 表示されます。
    • 外部電子メール アドレス:外部電子メール アドレスを手動で入力すると、nintex workflowは可能な限り実際のユーザー アカウントと照合して解決します。
    • 検索:承認者として動的参照が追加できます。例:ワークフロー変数、リスト フィールド

     各オプションの折りたたみ/拡張にはタイトル バーをクリックします。

    この条件のユーザーを含む

    ユーザーがメンバーとなるのに、対象ユーザーのルールのいずれかと一致すればいいのか、すべてと一致しなければならないかを指定します。

    対象ユーザーのルール

    [対象ユーザーのルール]では、ユーザーがグループのメンバーとなる要件を指定します。[ルールの追加]リンクをクリックすると、複数のルールが追加できます。

    4.25 リストの作成

    このワークフロー アクションを使用すると、webアプリケーション内のどの場所にでも新しいリストを作成できます。

     

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ] 一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索] を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入] にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ] にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、workflow designerの項を参照してください。

     

    このアクションのオプション

    タイトル

    [タイトル]とは、新しいリストに付けられる名前です。手動により 入力すること も、[参照の挿入]  で与えられる動的要素に基づき入力することもできます。[参照の挿入]の使用については、参照フィールドの挿入の項を参照してください。  

    説明 

    新しいリストについての簡潔な説明です。手動により 入力すること も、[参照の挿入]  で与えられる動的要素に基づき入力することもできます。[参照の挿入]の使用については、参照フィールドの挿入の項を参照してください。   

    リスト テンプレート

    このテンプレートは、新しいリストに適用されるsharepoint リスト テンプレート です。

    ドロップ ダウン ボックスをクリックして目的のテンプレートを選択します。sharepointサイト テンプレートの詳細については、sharepointヘルプ ファイルを参照してください。

    チーム サイト

    [チーム サイト] とは、新しいリストが作成されるサイトまたはサブサイトです。

    [親サイトを選択] を使用すると、サイト選択ツール([チーム サイトを選択]) でポータル構造をナビゲートし、新しいリストが作成される場所を選択することができます。
    [url を入力] を使用すると、urlを手動で入力したり、[参照の挿入]を使用してurlの選択ができます。 

    親サイトの[クイック起動]に表示

    このオプションでは、親サイトの左側ナビゲーション([クイック起動])に作成されたサイトへのリンクが表示されます。

    優先する資格情報の選択

    既定では、リスト作成にあたって ワークフローの現在のセキュリティ コンテキストが 使用されます。このコンテキストは 開始者かワークフロー所有者の権限となる場合もありますが、  それに優先するユーザー名とパスワードを入力すると、ワークフロー アクションは代わりに 入力されたアカウント の権限を使用してサイトを作成します。

    4.26 サイト コレクションの作成

    このワークフロー アクションは、ファーム内に新しいサイト コレクションを作成します。[sharepoint サーバーの全体管理]ページ内の[サイト コレクションの作成]ページにあるオプションがすべて使用可能です。

    各オプションの詳細については、sharepoint マニュアルを参照してください。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。



    このアクション中のオプション

    資格情報

    サイト コレクション作成時に使用されるユーザー名とパスワードです。

    作成するサイト コレクションの詳細

    タイトル

    新しいサイト コレクションの名前です。

    説明

    新しいサイト コレクションの説明です。

    管理者

    新しいサイト コレクションの管理者です。

    代理の管理者

    新しいサイト コレクションの代理の管理者です。

    web アプリケーション

    新しいサイト コレクションが含まれるsharepoint web アプリケーションです。

    url名

    新しいサイト コレクションのurl名です。管理パスとトップ レベル サイトのurlが指定されます。

    テンプレート

    サイト コレクション作成にあたり使用されるサイト テンプレートです。

    クォータ テンプレート

    新しいサイト コレクションが使用するリソースを制限するためのクォータ テンプレートです。

    url の保存先

    新しいサイト コレクションの完全なurlを格納する変数です。

    4.27 予約の作成

    *このトピックはnintex workflow enterprise editionにのみ関連します。

    このワークフロー アクションは、microsoft exchange内に予定や会議のリクエストを作成します。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

    このアクションのオプション

    リボンのオプション:アクション 

    microsoft exchange 接続の詳細

    このアクションはexchange web サービスを使用してmicrosoft exchange サーバーに接続します。

    • exchange web サービスにurlを入力します。
    • [対象]フィールドに指定されたユーザーのメールボックスに予定を作成できる権限のあるアカウントのユーザー名とパスワードを入力します。

    エディタ モード

    • 予定:nintex workflow uiを使用して予定を作成します。
    • 詳細:予定のxmlを手動で編集します。[詳細]モードを使用すると、[予定]モード (ui)に一覧表示されていない予定のオプションを設定できます。詳細については、microsoft exchange web サービスsdkを参照してください。

    予定の詳細

    このセクションでは、作成される予定の詳細を定義できます。アクションが実行される際、予定は[対象]フィールドに指定されたユーザーのカレンダーに作成されます。

    このユーザーには会議のリクエストは送信されません。上記に指定されたアカウントの資格情報は、このユーザーのメールボックスへの書き込み権限を含まなければなりません。

    [参照の挿入]の使用については、参照フィールドの挿入の項を参照してください。

    リボンのオプション: 出席者

    このセクションでは、会議の出席者を 追加でき、それによりこれら追加ユーザーにも会議のリクエストが送信されます。

    リボンのオプション: 定期的な予定の設定

    このセクションでは、定期的な予定のパターンを指定できます。(なし、毎日、毎週、毎月、毎年)
     

    4.28 タスクの作成

    *このトピックはnintex workflow enterprise editionにのみ関連します。

    このワークフロー  アクションは、microsoft exchange内にタスクを作成します。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

    このアクションのオプション

    microsoft exchange 接続の詳細

    このアクションはexchange web サービスを使用してmicrosoft exchange サーバーに接続します。

    • exchange web サービスにurlを入力します。
    • 割り当て先フィールドに指定されたユーザーのメールボックスにタスクを作成できる権限のあるアカウントのユーザー名とパスワードを入力します。

    エディタ モード

    • タスクnintex workflow uiを使用してタスクを作成します。
    • 詳細タスクのxmlを手動で編集します。[詳細]モードを使用すると、[タスク]モード (ui)に一覧表示されていないタスクのオプションを設定できます。詳細については、microsoft exchange web サービスsdkを参照してください。

    タスクの詳細

    このセクションでは、作成されるタスクの詳細を定義できます。アクションが実行される際、タスクは[割り当て先]フィールドに指定されたユーザーのexchange タスク リストに作成されます。

    このユーザーには通知は送信されません。上記に指定されたアカウントの資格情報は、このユーザーのメールボックスへの書き込み権限を含まなければなりません。また、タスクは複数のユーザーには割り当てられません。

    [参照の挿入]の使用については、参照フィールドの挿入の項を参照してください。

    4.29 adアカウントの使用停止

    * このトピックはnintex workflow enterprise editionにのみ関連します。

    このワークフロー アクションは、active directory のユーザーを無効にしたり、削除したりします。

     

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ] 一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索] を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入] にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ] にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

     

    このアクション中のオプション

    active directory の詳細

    ldap パス

    [ldap パス]の構成については、パスの選択の項を参照してください。

    ユーザーの使用停止

    ユーザー

    active directoryエントリのユーザー名(samaccountname)です。

    アクション

    ユーザーを無効にするか、削除するかを選択します。

    • 無効にする: active directory ユーザーの[無効]オプションにチェックマークを入れます。
    • 削除: active directoryからユーザーを完全に削除します。

    4.30 サイト コレクションの使用停止

    このワークフロー アクションは、既存のサイト コレクションを削除したり、そこへのアクセスを制限したりします。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

     

    このアクション中のオプション

    資格情報

    サイト コレクション使用停止時に使用されるユーザー名とパスワードです。

    url

    使用停止 される サイト コレクションのurlです。

    アクション

    適用される使用停止アクションです。

    • 読み取り専用にするユーザーはサイトにアクセスできますが、変更は行えません。このオプションでは、このアクションが実行される理由を入力できます。
    • アクセスできなくするユーザーはサイトにアクセスできませんが、サイト コレクションは削除されません。このオプションでは、このアクションが実行される理由を入力できます。
    • 削除サイト コレクションが削除されます。

    4.31 以下の間一時停止

    このワークフロー アクションは、現段階でワークフローを停止し、定義された期間遅延させます。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

    このアクション中のオプション 

    既定では、遅延期間は5分に設定されています。

    [遅延期間の設定]

    • ヶ月
    • 時間
    • 分(既定では5)

    値を手動で入力するか、[参照の挿入]を使用して動的値を入力します。

    カウントダウンの際に就業時間外はカウントしない 場合は、 [就業時間中のみ]オプションを設定します。

    4.32 …まで一時停止

    このワークフロー アクションは、現段階でワークフローを停止し、定義された日付や時刻まで遅延させます。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

     このアクション中のオプション

    ワークフローを再開する日付と時刻の設定には、以下の3通りの方法があります。

    • 各地域の日付の書式に従って日付を手動で入力し(例:月/日/年)、さらに時間と分を選択します。
    •  カレンダー選択ツールで日付を選択し 、さらに時間と分を選択します。
    • ワークフローが関連付けられているサイト内の日付フィールドか日付ワークフロー変数に日付値を設定します。

    [リストの検索]使用の詳細については、検索の使用の項を参照してください。

    4.33 タスクの委任

    このアクションは、未完了のワークフロー タスクを特定のユーザーに委任します。

    その際、下図のようにエスカレーションが可能です。この図の例では、承認タスクがユーザーに割り当てられますが、特定の遅延後ユーザーが返答しないと、タスクは別のユーザーに委任されます。

     

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ] 一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索] を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入] にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ] にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、workflow designerの項を参照してください。

     

     

     

     このアクション中のオプション

    アクション id

    委任される[リクエスト]アクションのidが含まれるワークフロー変数を選択します。「アクションid」の種類の変数だけが一覧表示されます。

    変数にアクションidを格納するには、 [アクション id の格納先] フィールドを 構成します。このフィールドは、以下の アクションに含まれています。  

    委任依頼までの時間 

    タスクが委任されるまでの待ち時間を指定します。

    この時間内にタスクが完了すると、委任アクションは 有効になりません。

    合計時間は、[日時の制限] オプションでの選択にかかわらず、すべてのフィールドの合計により計算されます。例えば、4日と4分は、96 (24x4)時間と4分と計算されます。 

    日時の制限

     [委任依頼までの時間] の値をカウントダウンする際に、営業週以外の時間を含むかどうかを指定します。  

    営業日のみ 

    [営業日のみ] オプションでは、週末や祝祭日を、カウントダウンしないよう指定します。ただし、営業日の就業時間外は含まれます。 
     
    例:
    • タスク委任まで1日待つよう構成し、金曜日の朝にカウントダウンが開始される場合、 営業週が月曜日から金曜日までと定義すると、
    • タスクは月曜日の朝に委任され 、週末はカウントダウンに含まれません 。  

    就業時間中のみ 

    [就業時間中のみ]オプションでは、就業時間のみがカウントダウンされるよう指定します。
     
    例:
    • タスク委任まで4時間待つよう構成し、水曜日の午後4時にカウントダウンが開始される場合、営業日が月曜日から金曜日の午前8時から午後5時までと定義すると、
    • タスクは木曜日の午前11時に委任され 、就業時間外はカウントダウンに含まれません 。   

    いずれのオプションも選択しない場合 

    いずれのオプションも選択しない場合は、すべての時間がカウントダウンされます。
    例:  
    • タスク委任まで1日待つよう構成し、金曜日の朝にカウントダウンが開始される場合、
      •  タスク委任は 土曜日の朝に送信され、週末もカウントダウンに含まれます
    • タスク委任まで4時間待つよう構成し、水曜日の午後4時にカウントダウンが開始される場合、
      • タスク委任は 水曜日の午後8時に 送信され、就業時間外もカウントダウンに含まれます 。 

    委任の依頼先

    タスクが委任されるユーザーまたはグループです。ユーザー名を手動で入力するか、人の選択ツールを使用してユーザーを検索します。

    ユーザーを検索するには、入力ボックス右側の アドレス帳アイコンをクリックすると、 [人またはグループの選択]ダイアローグが開きます。
     
     
    ワークフロー デザイナは、このダイアローグ でユーザーを検索でき、また[委任の依頼先]リストに以下の1つ以上の方法を使用してユーザーを追加することもできます。
    • 内部検索: 表示名、電子メール、ユーザー アカウント名の一部を入力し、虫眼鏡アイコンをクリックすると、sharepointとactive directoryで一致するユーザーの一覧が 表示されます。
    • 外部電子メール アドレス:外部電子メール アドレスを手動で入力すると、 nintex workflowは可能な限りそれを実際のユーザー アカウントと照合して解決します。
    • 検索: 承認者として動的な参照を追加するオプションが可能となります。例:ワークフロー変数、リスト フィールドなど
    各オプションの拡張/折りたたみには、タイトル バーをクリックします。  

    コメント

    委任を実行する際に記録するコメントです。このコメントは、ワークフロー履歴ページに表示されます。

    コメントは手動で入力するか、または [ 参照の挿入 ]を使用して実行中に動的文字列を作成します。

    適用範囲

    • すべての保留中のタスク: まだ実行されていないすべてのタスクを委任します。
    • 最初の保留中のタスク: 実行されていないタスクのうち、最初のタスクのみを委任し、その他の保留中のタスクはすべて不要に設定します。

    4.34 サイトの削除

    このワークフロー アクションを使用すると、sharepoint 環境のどの場所にあるサイトでも削除できます。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

    このアクションのオプション

    親サイト

    [親サイト]は、削除されるサイトが含まれるサイトです。
    • 親サイトを選択を使用すると、サイト選択ツール([チーム サイトを選択]) でポータル構造をナビゲートし、削除される場所を選択することができます。
    • 手動で[url を入力]するか、[参照の挿入]を使用して実行時にurlを動的に作成します。

    url名

    url名とは、指定された親サイトに関連したwebアドレスで、完全なサイトのurlは含まれません。例: http://myportal/sites/<url名>

    優先する資格情報の選択 

    既定では、サイト削除にあたってワークフローの現在のセキュリティ コンテキストが使用されます。  このコンテキストは開始者かワークフロー所有者の権限となる場合もありますが、それに優先するユーザー名とパスワードを入力すると、ワークフロー アクションは代わりに入力されたアカウントの権限を使用して サイトを 削除します。

     

     

     

     

    4.35 ad グループの削除

    *このトピックはnintex workflow enterprise editionにのみ関連します。

    このワークフロー アクションは、active directory セキュリティ グループを削除します。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

    このアクション中のオプション

    active directory の詳細

    ldap パス

    [ldap パス]を構成するには、ldap パスの選択の項を参照してください。

    グループの詳細

    グループ名

    削除されるグループの名前です。

    4.36 アイテムの削除

    このワークフロー アクションは、現在のサイト内のリストのリスト アイテムを削除します。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

     

    このアクションのオプション 

    削除元

    アイテムが削除される リストを選択します。

    条件

    [削除元]フィールドが設定されると、[条件]フィールドが表示されます。

    この[条件]フィールドを使用して削除されるアイテムを選択します。フィールドの選択肢は、[削除元]ドロップダウン リストでの 選択結果 によって 異なります。

    [参照の挿入]の使用については、参照フィールドの挿入の項を参照してください。

    [リストの検索]使用の詳細については、検索の使用の項を参照してください。

    4.37 対象ユーザーの削除

    *このトピックはnintex workflow enterprise editionにのみ関連します。

    *このアクションにはmicrosoft sharepoint server 2010が必要です。

    このワークフロー アクションは、環境内に既存の対象ユーザーを削除します。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

    このアクション中のオプション

    対象ユーザーの名前

    削除される対象ユーザーの名前です。

    手動により 入力すること も、参照の挿入 で与えられる動的要素に基づき入力することもできます。

    資格情報

    対象ユーザー削除権限を持つアカウントです。

    4.38 ocsの有効化

    *このトピックはnintex workflow enterprise editionにのみ関連します。

    このワークフロー アクションは、既存の active directoryユーザー アカウント用にocs\lcsを有効化します。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

    このアクション中のオプション

    ldap パス

    [ldap パス]を構成するには、ldap パスの選択の項を参照してください。

    有効にするアカウント

    active directoryエントリのユーザー名(samaccountname) です。

    lcs/ocs バージョン

    lcs/ocsのバージョンを選択します。

    ユーザーを有効にする

    チェックマークを入れると、指定された active directory アカウント用にlcs/ocs が有効化されます。チェックマークが無いままでも、他のプロパティは設定してください。

    sip アドレス

    active directory アカウントのsip アドレスです。例: sip:john.smith@mycompany.com

    プライマリ ホーム サーバー

    組織のプライマリ ホーム サーバーです。例:cn=lc services,cn=microsoft,cn=ws03r2eeexchlcs,cn=pools,cn=rtc service,cn=microsoft,cn=system,dc=contoso,dc=com

    ldap選択ボタンをクリックすると、ldapパスが閲覧できます。

    4.39 ワークフローの終了

    この ワークフロー アクションは、ワークフローを中止し、また指定がある場合は履歴リストにユーザー定義のメッセージを記録します。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

     

     このアクション中のオプション

    このワークフロー アクションには、入力すべき必須フィールドはありません。

    履歴リストに 記録されるメッセージを追加することができます。

    sharepoint履歴リストの詳細については、sharepoint ヘルプ ページを参照してください。

    4.40 sqlの実行

    このアクションは上級ユーザー向けで、ワークフローでsqlコマンドの実行を可能にします。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

      

    このアクションのオプション

    接続文字列

    リモート データベースへの接続時に使用するsql接続文字列です。

    プロバイダーは以下から選択できます。

    • ms sql
    • odbc
    • oledb
    • oracle

    例: data source=myserveraddress;initial catalog=mydatabase;integrated security=sspi;.

    windows 認証の使用

    データベースへの 接続 に統合認証(セキュリティ接続)を使用するかどうかを選択します。統合認証を使用する場合は、ユーザー名とパスワードのフィールドが表示され、データベースへのアクセス権限があるアカウントの資格情報を入力できます。

    クエリ

    直接 sql 文を入力します。または、[参照フィールドの挿入]を使用して 実行中に動的文字列を作成することもできます。

    文字列で使用する参照値をエスケープする

    このオプションを使用すると、[参照の挿入]ボタンで選択された値はどれでもエスケープでき、sql文字列で使用できます。1つの変数にsql 文全体が含まれている場合は、このオプションにチェックマークは入れられません。

    結果の保存先

    この一覧には、sql[選択]クエリの結果を格納できるすべてのワークフロー変数が含まれます。複数の記録を格納するには、コレクション変数が使用できます。変数が1つの値しか格納できない場合に、複数の結果が返されると、最初の結果のみが格納され、複数の列が返される場合も、最初の列のみが格納されます。

    4.41 フィルタ

    このワークフロー  アクション は、構成済みの条件を満たさない場合、ワークフローを終了します。

    このアクションの構成は、[条件の設定]アクションと類似しています。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

    このアクション中のオプション

    このアクションの使用の詳細については、条件の設定の項を参照してください。

    4.42 for ループ

    このワークフロー アクションを使用すると、コレクション変数の各値をループできます。

    また、他のアクションを[for ループ]アクションの子アクションとしてworkflow designerにドラッグし、コレクション内の各値に実行することもできます。各子アクションは、ワークフロー変数を通じてコレクションの現在値にアクセスできます。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ] 一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索] を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入] にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ] にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

    このアクション中のオプション

    ターゲット コレクション

    ループされるコレクション変数です。

    結果の保存先

    アクションが[ターゲット コレクション]内の各値をループすると、その値がこの変数に割り当てられます。[for ループ]アクションの子アクションは、この変数を使用してコレクションの現在値にアクセスします。

    どの種類の変数も選択できますが、ワークフロー デザイナはコレクション内に格納されている値との互換性を確認する必要があります。

    インデックス

    数値を選択して、アクセスにあたりコレクション内の各アイテムの位置を格納することができます。最初のアイテムは位置が0となります。

    処理を中止

    [はい/いいえ]タイプの変数を選択すると、ループを中断できます。この変数が真の場合、ループはコレクション処理を中止し、ワークフローは[for ループ]の後続のアクションに進みます。

    4.43 履歴リストに記録

    このワークフロー アクションは、ユーザー定義のエントリをワークフロー履歴リストに記録します。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

    このアクションのオプション

    必要なメッセージをテキスト ボックス内に追加するには、手動で入力するか、または 参照の挿入を使用して実行中動的に文字列を作成することもできます。

    履歴リストのエントリは最大255文字までで、それを超過するテキストはトリミングされます。

    sharepoint履歴リストの詳細については、sharepoint ヘルプ ページを参照してください。

    4.44 ループ

    このワークフロー アクションは、条件 の値が真 となる場合 に 一連の子アクションを実行します。

    このアクションの構成 は、条件の設定アクションと 類似しています。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

    このアクション中のオプション

    このアクションの使用の詳細については、条件の設定の項を参照してください。

    安全なルーピングと繰り返し の間の遅延 

    一時停止せずに複数の繰り返しを実行するよう構成されたループにより、ワークフローは過剰なシステム リソースを使用することがあります。そのため、安全対策として、子アクションがワークフローを停止して待機させる保証が無い場合は、各繰り返しの末尾に 非表示の遅延が自動追加され、ループの各実行の間に2~7分の一時停止期間ができます。このオプションを[安全なルーピング]と呼びます。管理者は、[サーバーの全体管理]内の [グローバル設定]で[安全なルーピング]を無効化できます。非表示の遅延はワークフロー発行時に追加されるので、[安全なルーピング]オプションが変更された場合は、新規に発行されたワークフローにのみ反映され、既存のワークフローに動作の変更を反映するには、再発行が必要となります。

    4.45 数値演算

    この アクションを使用すると、ワークフローが実行時に基本的な計算を行え、ワークフロー内の他のアクションでその結果が使用できるようになります。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

    このアクション中のオプション

    計算

    このアクションを設定するには、2つの値と演算を指定します。

    選択可能な数値演算は以下の通りです。

    • ÷
    • x
    • 係数

    数値は手動で入力するか、または参照変数や参照フィールドを [検索]して入力します。

    結果の保存先

    [計算]の結果は、今後の参照となるよう 格納 する 必要があります。ドロップダウン リストに使用可能な ワークフロー変数が 一覧表示されます。

    変数を作成するには、[変数]ボタンをクリックします。詳細については、ワークフロー変数の項を参照してください。

    4.46 exchange にプロビジョニング

    *このトピックはnintex workflow enterprise editionにのみ関連します。

    このワークフロー アクションは、指定のメールボックス コンテナやメールボックス データベース内にactive directory ユーザー用のメールボックスを準備します。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

    このアクション中のオプション

    exchange connector service

    web サービスの url

    nintex workflow exchange connector serviceへのパスです。例: http://www.mycompany.com/siteecs/emailprovisioning.asmx

    この例では、mycompanywebサイトにはsiteecsという仮想ディレクトリ がありますが、これはnintex workflow exchange connector service インストーラで作成する必要があります。emailprovisioning.asmxがそのようにしてインストーラにより作成されるwebサービスです。

    ユーザー名

    nintex workflow exchange connector serviceインストール マニュアルの必須コンポーネント セクションで作成されるiisアカウントです。

    パスワード

    nintex workflow exchange connector serviceインストール マニュアルの必須コンポーネント セクションで作成されるiisアカウントのパスワードです。

    鍵マークをクリックすると、システム管理者が[サイト設定]に管理している資格情報ワークフロー定数が一覧から選択できます。


    プロビジョニングの詳細

    バージョン

    microsoft exchange serverのバージョンを選択します。使用可能なバージョンは、microsoft exchange server 2003、2007、2010です。

    メールボックス コンテナ (microsoft exchange server 2003)

    メールボックスが設置されるメールボックス コンテナへのldapパスです。例:ldap://mycompany.com/cn=mailbox store (serverb),cn=first storage group,cn=informationstore,cn=serverb,cn=servers,cn=first administrative group,cn=administrative groups,cn=mlg,cn=microsoft exchange,cn=services,cn=configuration,dc=mycompany,dc=com

    ldap選択ボタンをクリックすると閲覧したいメールボックス コンテナを検索できます。

    exchange データベース (microsoft exchange server 2007 と microsoft exchange server 2010)

    メールボックスが設置されるexchange データベースで、以下の形式で表示されます。

    • データベース名
    • データベースのguid
    • サーバー名\データベース名
    • サーバー名\ストレージ グループ\データベース名 

    ldap パスの選択ボタンをクリックするとexchange server データベースを閲覧できます。

    ユーザー(microsoft exchange server 2003)

    作成されるアカウントのsamaccountnameです。例: jsmith

    ユーザー(microsoft exchange server 2007 と microsoft exchange server 2010)

    作成されるアカウントのidで、以下の形式で表示されます。

    • guid
    • 識別名 (dn)
    • ドメイン\アカウント
    • ユーザー プリンシパル名 (upn)

     

    4.47 bcsの クエリ

    *このトピックはnintex workflow enterprise editionにのみ関連します。

    *このアクションにはmicrosoft sharepoint serverが必要です。

    このワークフロー アクションは、business connectivity service (bcs)からデータを取得します。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

     このアクション中のオプション

    資格情報

    bcsにアクセスできる有効なユーザー名とパスワードです。このidには外部のコンテンツ タイプへのアクセス権限が必要です。また、外部のコンテンツ タイプが資格情報を通過するように構成されている場合、idには基になるデータ ソースへのアクセス権限も必要です。

    アプリケーション名

    クエリされるbcsアプリケーションです。

    インスタンス名

    クエリされるアプリケーションのインスタンスです。

    エンティティ名

    クエリされる bcs アプリケーションのエンティティの種類です。

    プロパティ

    クエリされるエンティティのプロパティです。

    フィルタ

    選択したエンティティのインスタンスのうち、データが取得されるものを選択するのに使用します。複数のフィルタを追加するには[フィルタの追加]リンクをクリックします。この場合、すべてのフィルタに一致するエンティティのみが取得されます。

    • フィルタ名フィルター処理が実行されるエンティティのプロパティです。
    • フィルタの値エンティティが取得されるためにフィルタ プロパティが一致しなければならない値です。

    結果の保存先

    結果のデータが格納されるワークフロー変数を指定します。変数が1つの値しか格納できない場合に、複数のエンティティが返されると、最初のエンティティで選択されたプロパティのみが使用されます。コレクション変数を使用する場合は、返された各エンティティで選択されたプロパティが格納されます。

    4.48 excel サービスのクエリ

    * このトピックはnintex workflow enterprise editionにのみ関連します。

    *このアクションにはmicrosoft sharepoint serverが必要です。

    このワークフロー アクションは、excel サービス経由でmicrosoft excel ワークブックからデータを取得します。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ] 一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索] を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入] にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ] にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

     このアクション中のオプション

    url

    excel サービス web サービスのurl です。
    この urlの入力は 任意です。urlが空白のままだと、このアクションはワークフロー が 実行されている サイトのurlに基づいて、既定の excel サービスurlを使用します。  
     

    ワークブックのパス

    クエリされるexcel ワークブックの場所です。ワークブックは構成済みexcel サービスの信頼できる場所になければなりません。

    シート名

    クエリされるワークブック内のexcel シートの名前です。

    ユーザー名とパスワード

    excelサービス web サービスにアクセスできる有効な資格情報で、 ワークブックへのアクセス権限が必要です。

    セルの値の更新

    データ取得前にワークブックで設定されるべきセルを指定します。セル値の変更はワークブックに適用されるわけではなく、情報取得のためセル値を決定するためだけに使用されます。

    例えば、データが取得されるセルがe2 と e4の合計の場合、e2 と e4 はこのセクションで設定でき、その結果はデータが取得されるセルに反映されます。複数のセルを更新するには、[更新するセルを追加]リンクをクリックします。

    • セルの位置:更新するセルの位置です。セルの位置は[a1]形式で指定する必要があります。注:単一セルのみが更新可能で、複数のセルの範囲を指定することはできません。
    • セルの値:セルを更新する際の値です。

    取得するセル

    値を取得するセルの範囲です。単一セルは[a1]形式で指定する必要があり、 セル範囲は[a1:b2]形式で指定しなければなりません。

    結果の保存先

    結果の値を格納するワークフロー変数です。

    変数が1つの値しか格納できない場合に、範囲が返されると、その中の最初のセルのみが使用されます。

    コレクションでは、値は左から右へ、上から下へ格納されます。例えば、返される範囲がa1:b3の場合、値は次の順序で格納されます:a1, a2, a3, b1, b2, b3

    書式付のテキストとして取得する

    セルの書式も返すか、単なる値のみを返すかを指定します。例えば、セルが通貨として数値を表示するよう書式設定されている場合に、このオプションを選択すると、excelの表示に一致した通貨記号を含む文字列を返します。このオプションを選択しないと、セルの数値のみが格納されます。

    • 日付値:書式なしの日付値がコレクションに格納される際は、excel サービスの日付表示に従い、日付の数値表示として格納されます。このアクションは、数値として表示される日付と単なる数値の相違を判断できないので、値はコレクションに追加された場合数値として処理されます。また、日付の結果を日付/時刻変数に返す場合は、アクションは取得された値が日付だと推定して格納します。

    4.49 ldapのクエリ

    このアクションは上級ユーザー向けで、ワークフローでmicrosoft active directoryなどのldap準拠データ ソースをクエリできます。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

    このアクション中のオプション 

    ldap パス

    [ldap パス]を構成するには、ldap パスの選択の項を参照してください。

    クエリ

    実行されるldapクエリです。手動で追加するか、ワークフローの [参照フィールドの挿入]を使用して、クエリにランタイム値を含めます。

    認証タイプ

    ldapサーバーを認証する方法を指定します。

    検索スコープ

    クエリの動作を選択します。既定は[サブツリー]です。各スコープの詳細は以下の通りです。

    (msdnから記載

    取得するプロパティ

    検索したアイテムから取得されるプロパティです。

    結果の保存先

    これはテキスト形式のすべてのワークフロー変数の一覧で、ldapクエリの結果選択されたプロパティを格納するのに使用します。

    ページ クエリを実行

    結果のセットでページングが有効化されるかどうかを指定します。最初の結果ページのみが返されたために、クエリ結果のセットに予期した結果すべてが含まれなかった場合は、このオプションの有効化が役立つこともあります。ただし、このオプションが使用可能とならない環境もあります。

    4.50 リストのクエリ

    この アクションを使用すると、リスト アイテム データのクエリが実行でき、結果をワークフロー変数に格納することができます。このアクションはcamlサイト データ クエリを実行します。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ] 一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索] を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入] にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ] にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

    このアクション中のオプション

    エディタ モード

    クエリの構築にuiを使用するか、手動でcamlを編集するかを 選択します。

    • caml エディタ:caml エディタ モードを使用すると、さらに詳細なクロス リスト クエリを作成できます。  [caml エディタ]モードに切り替えると、いつでもcamlを表示できます。
    • クエリ ビルダ:ワークフローと同一のチーム サイトで単一リストのクエリを構築できます。

    [クエリ ビルダ] モードでは、以下の要素がクエリを構築します。

    リスト

    データがクエリされるリストを選択します。現在のチーム サイトのリストが表示されます。

    フィールド

    リスト 内のフィールドを選択します。フィールドが選択されない(例えば、[caml エディタ]を使用して削除した)場合、id フィールドが取得されます。

    再帰度

    このオプションでは、 フォルダやサブフォルダ内の アイテム検索を 含められます。

    フィルタ

    選択にあたってのリスト アイテムの一致条件です。

    sort

    選択された値が返される順序です。 

    xml エンコードが挿入されたトークン

    このオプションでは、 挿入されたトークンを エンコード済みにし、 特殊文字の サポートを可能にします。 

    別のサイト

    [caml エディタ]が選択されると、ワークフロー実行サイトとは別のサイトでクエリを実行するか指定するオプションが有効となります。

    別のサイトをクエリするには、[別のサイト]オプションを選択し、sharepointサイトの [サイトの url]を入力します。このサイトはワークフローと同一のファームに存在しなければなりませんが、別のサイト コレクションやweb アプリケーション内でも可能です。

     [別のサイト]が選択されると、[クエリ ビルダ]モードは無効化されます。

    結果の保存先

    クエリで選択された値を格納するワークフロー変数です。コレクションでない変数を選択すると、最初の結果のみが格納されます。

    [リストのクエリ]アクションのある 単一のフィールドのみが選択でき、 camlクエリで複数のフィールド参照が指定された場合は、最初に検出されたもののみが結果として使用されます。

    リッチ テキストの列に html 形式を含める

    このオプションでは、リッチ テキスト形式のフィールドからクエリされた値の返し方を決定します。このオプションを選択するとフィールドのhtml マークアップが保存され、 このオプションを選択しないとhtml マークアップは削除され、テキストのみが残されます。

    camlクエリとサイト データのクエリの詳細については、sharepoint sdkを参照してください。

    4.51 ユーザー プロファイルのクエリ

    * このトピックはnintex workflow enterprise editionにのみ関連します。

    *このアクションにはmicrosoft sharepoint serverが必要です。

    このワークフロー アクションは、sharepointユーザー プロファイルからユーザーに関する情報を取得します。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ] 一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索] を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入] にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ] にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

    このアクション中のオプション

    ユーザー

    プロファイルを取得するユーザーのログイン名です。複数のユーザーを指定できます。

    資格情報

    ユーザー プロファイルのクエリ権限があるアカウントです。

    取得するプロパティ

    アクションが読み取れるプロファイルのプロパティ一覧です。複数のプロパティが選択できます。

    結果の保存先

    取得したプロパティの値を格納するワークフロー変数です。ワークフロー変数に1つの値しか格納できない場合は、最初の指定ユーザーの最初のプロファイル プロパティが使用されます。コレクション変数を選択した場合、アクションは最初のアカウントの全プロファイル プロパティ、次のアカウントの全プロファイル プロパティ、と、すべてのプロパティを格納します。

    4.52 xmlのクエリ

    このワークフロー アクションを使用すると、xmlデータの読み取り、変換、クエリが行えます。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

    このアクション中のオプション

    xml ソース

    このアクションが 適用されるリストやライブラリの種類により、以下の 3種類のxml ソースが使用可能です。

    • 現在のアイテム:このワークフローが関連付けられているリストやライブラリ内のアイテムです。このオプションは、アクションがライブラリに 適用される場合のみ使用可能です。
    • url:処理される xml ソースのurlです。指定urlへのアクセスには、ユーザー名とパスワードも任意で使用できます。資格情報が指定されない場合は、リクエストは匿名で実行されます。
    • xml:構成ダイアローグに直接入力したxml です。

    処理方法

    • なし:xmlは処理されず、xmlファイルやソース の読み取り のみが可能です。
    • xpath:xmlをクエリして特定のデータ チャンクを取得できます。ここでの表現は、ノード セットを返さなければなりません。
      • xmlが専用の既定名前空間を含む場合は、その名前空間のノード選択に当たり、接頭辞に[defaultns]を使用しなければなりません。
    • xslt:xmlの変換が可能です。

    結果の保存

    これは 必須フィールドで、結果のテキストを格納する場所を指定します。

    4.53 正規表現

    このワークフロー アクションは、正規表現がテキスト ブロックに実行されるようにします。正規表現とは、様々なテキスト文字列への一致が可能なパターンで、テキストが正規表現パターンに一致するか確認したり、正規表現に一致するテキストの一部を違うテキストと置換したりするのに使用します。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

    このアクション中のオプション

    パターン

    テキストに適用される正規表現パターンです。このアクションでは、microsoft .net正規表現構文が使用されます。

    大文字と小文字を区別しない

    パターンが大文字と小文字を区別しないよう指定するにはこのオプションを使用します。このオプションが選択されていると、「t」に一致するパターンは「t」にも一致します。

    操作

    • テキスト置換:パターンに一致しているテキストを別のテキストと置換します。
    • 一致をチェック:入力テキストがパターンと一致しているかどうかを[はい]/[いいえ]の出力値で表示します。
    • 分割:パターンを区切り記号として使用し、入力テキストをセクションに分割します。出力値は分割されたテキストの各部分を含んだコレクションとなります。
    • 抽出:入力テキスト内でパターンに一致するサブ文字列を検索し、一致したサブ文字列をそれぞれコレクション出力値に格納します。

    入力テキスト

    正規表現が適用される入力テキストです。

    結果の保存先

    操作の結果の出力値を格納するワークフロー変数です。ドロップダウン リストには、以下が表示されます。

    • [一致をチェック]モードでの[はい]/[いいえ]変数。
    • [テキスト置換]モードでのテキスト変数。
    • [分割][抽出]各モードでのコレクション変数。

    4.54 ad グループからのユーザーの削除

    *このトピックはnintex workflow enterprise editionにのみ関連します。

    このワークフロー アクションは、active directory セキュリティ グループからユーザーを削除します。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

    このアクション中のオプション

    active directory の詳細

    ldap パス

    [ldap パス]を構成するには、ldap パスの選択の項を参照してください。

    active directory グループからユーザーを削除

    ユーザー

    ユーザーのactive directoryユーザー名 (samaccountname)です。例: jsmith

    グループ

    ユーザーが削除される既存のグループの名前です。例: 財務

    4.55 承認のリクエスト

    このアクションでは、1人または複数のユーザーからの、ワークフローの一部としての承認処理要請を可能にします。

    実際の処理の詳細については、[アイテムの承認、却下とレビュー]の項を参照してください。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ] 一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索] を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入] にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ] にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

    デザイン キャンバスには、タスク承認者の返答により、ワークフローがたどるパスを制御する2つのブランチ が表示されます。

     

    このアクションのオプション

    リボンのオプション:アクション

    承認者

    [承認者]リストには、発行済みワークフロー実行時に承認タスクを割り当てられるユーザーやグループすべてが含まれます。 

    ユーザーは、 
    • ユーザー名、電子メール アドレス、またはフルネームを使用して直接入力でき、可能な限りsharepointユーザー リストやactive directoryと照合して解決されます。
    • ユーザーの検索には、右側の アドレス帳アイコンをクリックします。  
     
    注:active directoryに 記載のない ユーザーも、電子メール アドレスを 指定すれば[承認者]として追加できますが、  sharepointサイトへの アクセス権限 が ない ため、タスク へは [lazyapproval]を通じて しか 返答できません。   
     

    人またはグループの選択  

    ユーザーを検索するには、右側の アドレス帳アイコンをクリックします。

    ワークフロー デザイナは、構成ダイアローグ でユーザーを検索でき、また承認者リストに以下の1つ以上の方法を使用してユーザーを追加することもできます。
    • 内部検索:表示名、電子メール、ユーザー アカウント名の一部を入力し、虫眼鏡アイコンをクリックすると、sharepointとactive directoryで一致するユーザーの一覧が 表示されます。
    • 外部電子メール アドレス:外部電子メール アドレスを手動で入力すると、 nintex workflowは可能な限りそれを実際のユーザー アカウントと照合して解決します。
    • 検索: 承認者として動的な参照を追加するオプションが可能となります。例:ワークフロー変数、リスト フィールドなど
    各オプションの拡張/折りたたみには、タイトル バーをクリックします。

     

    すべてのグループ メンバーに個々のタスクを作成  

    承認タスクがグループに割り当てられており、[すべてのグループ メンバーに個々のタスクを作成] チェックボックスが:

    • 選択されていない場合、グループ内のすべてのユーザーがタスク通知を受信し、 最初に返答したユーザーがグループ全体を代表します。
    • 選択されていると、個々のタスクがグループ内の各メンバーに割り当てられます。

     

    ユーザー名、電子メール アドレス、またはフルネームを使用して直接入力でき、可能な限りsharepointユーザー リストやactive directoryと照合して解決されます。 システム ユーザーで自動的に解決されないユーザーやグループは、[lazyapproval]で割り当てられたタスクを完了する必要があります。

    委任を許可する

    このオプションが選択されていると、割り当てられた承認者は実行時に別のユーザーへタスクを委任できます。詳細については、承認タスクの委任の項を参照してください。

    lazyapproval を許可する

    サーバー 上で [lazyapproval]が有効な場合、ワークフローは承認者に  [lazyapproval]の使用を許可できます。[lazyapproval]とは、承認者が通知電子メールに登録済みの語句を使用して返信すると、承認や却下が登録される機能です。管理者は使用できる語句の一覧を編集したり、新しい語句を追加したりできます。詳細については、lazyapproval設定の管理の項を参照してください。

    タスク説明

    タスク返答フォームに表示される動的テキストの入力が可能になり、 返答するユーザーにタスクの追加情報を連絡するのに使用できます。[参照の挿入]には、参照フィールドの挿入 の項を参照してください。   

    承認オプション

    承認者が複数いる場合、実行時の承認方法には以下の4つのオプションがあります。

    • すべての承認が必要:[承認者] リストの各ユーザーが承認しないと、アイテムが承認されたと認められません。一人でもアイテムを却下したユーザーがいると、そのアイテムは却下されたと見なされます。
    • 最初の返答が決める:最初に受信された返答が全体の結果として使用され、 他の保留中のタスクはすべて[不要]に設定されます。
    • 一人承認すれば良い:承認の返答が1つ受理された時点でタスクは承認されたと見なされ、 他の承認タスクはすべて不要となります。
    • 投票:[投票]オプションを使用すると、ドキュメントが承認されたと見なされるのに必要なユーザーの承認数が設定できます。テキスト フィールドが表示され、[承認者] セクションに設定されている承認者の合計数以下の整数が入力できます。 

    タスク名

    では、タスクのタイトルが定義できます。このタイトルは、sharepointタスク リストに表示されます。空白のままにすると、既定でアクションのタイトルが使用されます。  

    タスク コンテンツ タイプ 

    既定以外のタスク コンテンツ タイプが使用できます。このオプションは、サイトで他のコンテンツ タイプが使用可能な場合のみ表示されます。他のコンテンツ タイプは、主にカスタム タスク返答フォームの有効化のために使用されます。  

    優先度 

    タスクの優先フラグに割り当てられる値を指定します。 

    フォームの種類 

    [承認者]に提供するフォームの種類を選択します。

    アクション id の格納先

    アクション id ワークフロー変数に格納される一意のアクション識別子が使用できます。この識別子は、アクションを [タスクの委任]と [タスク アラーム][各アクションにリンクするのに使用できます。注:action idは、作成される sharepoint タスク アイテムのidには対応しません。

    タスク id の保存先

    ワークフロー実行時に作成される各タスクにはidが付与されますが、そのidは [整数]、 [リスト アイテム id] 、または[コレクション]の各 ワークフロー変数に格納されます。

    アイテムの権限

    ユーザー権限:アイテムのユーザー権限を設定します。

    タスク終了後のユーザー権限:タスク完了後にアイテムのユーザー権限を設定します。

    注:タスク委任時にアイテム 権限を設定すると便利です。これにより、委任を依頼されたユーザーには アイテム 閲覧に必要な権限が付与されます。  

    リボンのオプション:タスク通知

    タスクがユーザーに割り当てられると送信されます。 また、タスクがユーザーから別のユーザーへ委任される際も使用されます。


     

    編集する設定の対象

    この設定を、既定の[すべての承認者]から変更すると、リスト内の各[承認者]向けに個別の通知オプション の 構成 が 可能となります。その場合、各ユーザー向けの設定を 確認してください。

    すべての承認者に加えた変更は、カスタム設定されたユーザーには影響しません。

     


     

    委任を許可する

    このオプションが選択されていると、割り当てられた承認者は実行時に別のユーザーへタスクを委任できます。詳細については、承認タスクの委任の項を参照してください。

    lazyapproval を許可する

    サーバー 上で [lazyapproval]が有効な場合、ワークフローは承認者に  [lazyapproval]使用を許可できます。[lazyapproval]とは、承認者が通知電子メールに登録済みの語句を使用して返信すると、承認や却下が登録される機能です。管理者は使用できる語句の一覧を編集したり、新しい語句を追加したりできます。詳細については、lazyapproval設定の管理の項を参照してください。

    通知方法

    [通知方法] は、受信者に通知を送信する方法です。

    使用可能な送信方法は、なし、電子メール、ユーザー設定、またはインスタント メッセージ(サーバーで有効な場合)となります。ユーザー設定については、ユーザー設定の構成を参照してください。

    注意: nintexでは電子メール、sms、またはlcsシステムのトラブルシューティングに対するサポートは提供しておりません。

    cc

    cc フィールドには、通知を受信する読み取り専用 ユーザーを設定します。[cc]受信者は タスクに返答する ことは できません。

    [cc]フィールドの設定には、をクリックして[人またはグループの選択]構成ダイアローグを開きます。 

    差出人

    [差出人] フィールドでは、メッセージ送信者として表示されるユーザーまたはドメイン グループ を設定します。この設定は電子メールの場合のみです。[差出人] ユーザー/ドメイン グループ が指定されない場合に使用される[差出人]は、[グローバル設定] で構成されたものとなります

    重要性

    通知の優先度です。この設定は電子メールの場合のみ適用されます。

    件名

    [件名] は、送信される通知のタイトルです。ocs/lcsメッセージを送信する場合は、通知の本文冒頭に付加されます。

    [件名]は手動で追加することも、をクリックし、ワークフローのランタイム インスタンス内から [参照フィールドの挿入]を使用することもできます。 

    添付ファイル

    通知にファイルを添付することができます。 

    送信方法としてsmsかインスタント メッセージが選択されている場合は、ユーザーはファイルを受信できません。ユーザー設定については、ユーザー設定の構成を参照してください。 

    書式 

    電子メールの書式を設定します。
    以下の形式が選択可能です。
    • リッチ テキスト形式: sharepointリッチ テキスト ツールバーにある簡単なhtml形式を使用し、電子メール中でイタリック、太字、下線、インデント情報が使用可能です。
    • テキスト形式: スタイル化した書式なしの単なるテキストです。

    通知本文 

    通知の本文は、リッチ テキスト形式 またはテキスト形式 の書式選択に対応します。指定のスペースに通知内容をベタ打ちのテキストで入力します。また、ワークフローからの [参照フィールドの挿入]も 可能です。 

    リボンのオプション:不必要の通知

    ユーザーがタスクに返答する必要がなくなった場合に送信されます。これは、以下の場合に起こります。
    •  タスクは複数のユーザーに割り当てられたが、一人だけが返答を求められている場合
    • タスクが処理される前にワークフローが中止された場合
    • 実行中ワークフローにエラーが発生した場合

     通知は、管理者に編集可能な既定のメッセージを継承します。詳細については、テンプレートの定義の項を参照してください。



     フィールドの説明については、上記のリボンのオプション: タスク 通知 の項を参照してください。

     

    カスタム承認フォーム

    承認タスクに返答する際、カスタム タスク フォームが使用できます。詳細については、http://www.nintex.com からnintex workflow sdkをダウンロードしてください。

     

    4.56 データのリクエスト

    このワークフロー アクションは、指定ユーザーにタスクを割り当てます。このタスクを完了するには、ユーザーはアクション構成指定の各データ アイテムに値を入力しなければなりません。ワークフローはタスクが完了するのを待って実行を続けます。タスクが完了すると、ユーザーが入力したデータがワークフロー内で使用可能となります。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ] 一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索] を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入] にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ] にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

    このアクション中のオプション

    リボンのオプション:アクション

    データの収集元

    データが取得されるユーザーまたはグループです。このタスクは、1人のユーザーまたは1つのグループにのみ割り当てられます。グループに割り当てられた場合、最初に返答したグループ メンバーがグループ全体を代表します。  

    注:[人を選択]ツールにより複数のユーザーが追加されても、最初に追加されたユーザーだけが通知を受信し、タスクを承認できます。グループが追加された場合、全員が通知を受信しますが、一人だけが返答できます。これは、ワークフロー アクションが1つのタスクしか作成せず、ユーザーは一人だけしかそのタスクに返答できないためです。また、一人がタスクに返答するとタスクが完了し、他のユーザーは入力が不可能となるためです。

    人またはグループの選択

    ユーザーを検索するには、右側の アドレス帳アイコンをクリックします。
     

    ワークフロー デザイナは、構成ダイアローグ でユーザーを検索でき、また[タスク担当者] リストに以下の1つ以上の方法を使用してユーザーを追加することもできます。

    • 内部検索: 表示名、電子メール、ユーザー アカウント名の一部を入力し、虫眼鏡アイコンをクリックすると、sharepointとactive directoryで一致するユーザーの一覧が 表示されます。
    • 外部電子メール アドレス:外部電子メール アドレスを手動で入力すると、 nintex workflowは可能な限りそれを実際のユーザー アカウントと照合して解決します。
    • 検索: 承認者として動的な参照を追加するオプションが可能となります。例:ワークフロー変数、リスト フィールドなど

    各オプションの拡張/折りたたみには、タイトル バーをクリックします。 

    コンテンツ タイプ

    アクションが実行されると、ユーザーが完了すべきタスクが作成されます。各データ アイテムはタスク コンテンツ タイプ内のフィールドとして作成され、タスク作成にはそのコンテンツ タイプが使用されます。

    その際、既存のコンテンツ タイプを使用することも、新しいコンテンツ タイプを構築することもできます。既存のコンテンツ タイプの一覧には、[ワークフロー タスク]から継承されたすべてのコンテンツ タイプが表示されます。新しいコンテンツ タイプもこの親から継承されます。コンテンツ タイプの詳細については、sharepoint マニュアルを参照してください。

    既存のコンテンツ タイプを選択すると、削除、追加、既存フィールドの変更など、 それに変更を加えられるオプションが表示されます。こうした変更を行うと、同じコンテンツ タイプを使用する他のワークフローやアプリケーションに影響する場合があるため、このオプションを使用する場合は十分ご注意ください。

    コンテンツ タイプの作成や変更は、ワークフロー保存時ではなく、発行時に実行されます。新しいコンテンツ タイプを定義する際、ワークフローの保存だけでは、次にワークフローを編集する前にその定義は失われてしまいます。

    フィールドのリスト

    このパネルでは、ユーザーからリクエストするデータ アイテムが定義されます。各フィールドは選択されたコンテンツ タイプ内のフィールドで、

    ワークフロー変数に値を格納するオプションがあります。これにより、[変数の設定]アクションで値を検索せずに、ワークフローで直接使用することができます。

    各フィールドの他のオプションは、sharepoint コンテンツ タイプ設定ページで設定できます。

    コンテンツ タイプはワークフロー発行時のみ更新されます。

    タスクの編集 フォームを発行

    ワークフローは、発行時にタスク用のフォームを生成します。このフォームはタスクのコンテンツ タイプと関連付けられ、既存のフォームがある場合はそれを上書きします。このオプションを使用すると、既存のコンテンツ タイプがある際に、デザイナがフォームを発行するかどうかを指定できます。例えば、他のアプリケーションがフォームを使用する場合や、フォームがカスタマイズされている場合には、デザイナは変更が失われないようフォームの再発行をやめられます。

    変数が割り当てられたフィールドのみを表示

    このオプションを選択すると、発行されたフォームで、[結果の保存先]で選択された変数を含むデータ フィールドのみが入力フィールドとして表示されます。このオプションを選択しない場合は、フィールドのリストに表示されたすべてのデータ アイテムがフォーム内に入力フィールドとして表示されます。

    生成されるフォームは標準のリスト アイテム編集ページで、sharepoint designer内でカスタマイズが可能です。また、フォームは[workflows/nintexworkflows/ワークフロー名] フォルダに格納され、そのコンテンツ タイプと同一の名前が付けられます。

    注:フォームはワークフロー発行時にのみ発行されます。

    タスク フォームにワークフロー アイテムへのリンクを表示

    このオプションを選択すると、ワークフローが実行しているアイテムへのリンクを含んだ[リンク]というフィールドが発行済みタスク フォームに表示され、 タスクに返答するユーザーにワークフロー アイテムの内容が提供されます。

    タスク フォームにアイテムのプロパティ パネルを表示

    このオプションを選択すると、ワークフローが実行しているアイテムのフィールド名と値を含んだパネルが発行済みタスク フォームに表示されます。

    添付ファイルを許可する

    このオプションを選択すると、タスク アイテムに添付ファイルを追加できるリンクが発行済みタスク フォームに表示され、 タスク返答者がフォームに1つまたは複数のファイルを添付することもできるようになります。

    添付ファイルの url の保存先

    このオプションを使用すると、タスク返答者がタスクに追加した各添付ファイルのurlを 格納できる コレクション ワークフロー変数が選択できます。このオプションは[添付ファイルを許可する]が有効な場合か、[タスク フォームの発行]が無効な場合にのみ使用可能となります。

    タスク説明

    この説明テキストは、既定の[タスクの編集]ページ上部の入力コントロールの前に表示され、 タスクの説明フィールドに格納されます。

    委任を許可する

    このオプションを選択すると、タスクが割り当てられたユーザーはそのタスクを別のユーザーに委任するオプションが付与されます。

    lazyapproval による電子メールでの返答を有効にする

    このオプションを選択すると、ユーザーは通知電子メールに返答してタスクを完了 できるようになります。電子メールには基本フォームが含まれ、ユーザーが要求された値を入力できる位置が表示されます。既定では、フォームはメッセージ本文に追記されます。フォームの位置をコントロールするには、[データ入力の依頼]メッセージで次のトークンを使用します:

    {lazy_approval_data_form}

    注: 電子メール フォームには値が割り当てられているフィールドのみが表示されます。

    詳細については、lazyapprovalについてのヘルプの項を参照してください。

    タスク名

    タスクに割り当てられるタイトルです。

    優先度 

    タスクの優先フラグに割り当てられる値を指定します。 

    アクション id の格納先

    アクション id を使用すると、[タスク アラーム]など、ワークフロー内でタスクに関連した他のアクションにタスク アクションをリンクできます。タスクを別のアクションにリンクするには、アクション id ワークフロー変数を選択します。

    タスク id の格納先

    このオプションでは、作成されたタスクのsharepoint リスト アイテム id を[整数] ワークフロー変数に格納できます。この値はそのままワークフロー検索で直接タスク リスト アイテムの参照に使用できます。

    アイテムの権限

    ユーザー権限:アイテムのユーザー権限を設定します。

    タスク終了後のユーザー権限:タスク完了後にアイテムのユーザー権限を設定します。

    注:タスク委任時にアイテム 権限を設定すると便利です。これにより、委任を依頼されたユーザーには アイテム 閲覧に必要な権限が付与されます。

    フォームの種類

    既定フォームかinfopathフォームを選択します。

    リボンのオプション:タスク通知

    タスクがユーザーに割り当てられると送信されます。 また、タスクがユーザーから別のユーザーへ委任される際も使用されます。
     

    通知方法

    [通知方法]は、 受信者に通知を送信する方法です。

    使用可能な送信方法は、なし、電子メール、ユーザー設定、またはインスタント メッセージ(サーバーで有効な場合)となります。ユーザー設定については、ユーザー設定の構成を参照してください。

    cc

    [cc]フィールドには、通知を受信する読み取り専用 ユーザーを設定します。[cc]受信者は タスクに返答する ことは できません。

    [cc]フィールド設定には、をクリックして[人またはグループの選択]構成ダイアローグを開きます。

    差出人

    [差出人] フィールドでは、メッセージ送信者として表示されるユーザーまたはドメイン グループ を設定します。この設定は電子メールの場合のみです。[差出人] ユーザー/ドメイン グループ が指定されない場合に使用される[差出人]は、[グローバル設定] で構成されたものとなります。 

    重要性

    通知の優先度です。この設定は電子メールの場合のみ適用されます。

    件名

    [件名]は、送信される通知のタイトルです。または、ボタンをクリックし、[参照フィールドの挿入]を使用して実行中に動的に文字列を構築することもできます。

    添付ファイル

    通知にファイルを添付することができます。 

    送信方法としてsmsかインスタント メッセージが選択されている場合は、ユーザーはファイルを受信できません。ユーザー設定については、ユーザー設定の構成を参照してください。

    書式

    電子メールの書式を設定します。

    以下の形式が選択可能です。

    • リッチ テキスト形式: sharepointリッチ テキスト ツールバーにある簡単なhtml形式を使用し、電子メール中でイタリック、太字、下線、インデント情報が使用可能です。
    • テキスト形式: スタイル化した書式なしの単なるテキストです。

    通知本文

    通知の本文は、リッチ テキスト形式 またはテキスト形式 の書式選択に対応します。指定のスペースに通知内容をベタ打ちのテキストで入力します。また、ワークフローから [参照フィールドの挿入]も使用できます。

    リボンのオプション:不必要の通知

    ユーザーがタスクに返答する必要がなくなった場合に送信されます。これは、以下の場合に起こります。

    •  タスクは複数のユーザーに割り当てられたが、一人だけが返答を求められている場合
    • タスクが処理される前にワークフローが中止された場合
    • 実行中ワークフローにエラーが発生した場合


    フィールドの説明については、リボンのオプション: タスク 通知 の項を参照してください。

    リボンのオプション:アラーム

    任意の通知である[アラーム] は、まだタスクを完了していない各ユーザーに送信されるよう構成できます。
     
     
     

    アラームの数

    送信するアラームの数です。

    アラームの間隔

    各アラームを送信するまでの遅延期間です。日数、時間数、分数で設定できます。

    合計時間は、[日時の制限] オプションでの選択にかかわらず、すべてのフィールドの合計により計算されます。例えば、4 日と4 分は、96 (24x4)時間と 4分と計算されます。

    日時の制限

    アラーム送信までの時間をカウントダウンする際に、営業週以外の時間を含むかどうかを指定します。  

    営業日のみ 

    [営業日のみ] オプションでは、週末や祝祭日をカウントダウンしないよう指定します。ただし、営業日の就業時間外は含まれます。 
     
    例:
      • 金曜日の朝にタスクが割り当てられ、アラーム送信まで1日待つよう構成した場合、営業週が月曜日から金曜日までと定義すると、
      • アラームは 月曜日の朝に送信され、週末はカウントダウンに含まれません

     

    就業時間中のみ

    [就業時間中のみ]オプションでは、就業時間のみがカウントダウンされるよう指定します。
     
    例:
    • 水曜日の午後4時にタスクが割り当てられ、アラーム送信まで4時間待つよう構成した場合、営業日が月曜日から金曜日の午前8時から午後5時までと定義すると、
    • アラームは木曜日の午前11時に送信され、就業時間外はカウントダウンに含まれません 。  

    いずれのオプションも選択しない場合

    いずれのオプションも選択しない場合は、すべての時間がカウントダウンされます。  
    例:  
    • 金曜日の朝にタスクが割り当てられ、アラーム送信まで1日待つよう構成した場合、
    •  アラームは 土曜日の朝に送信され、週末もカウントダウンに含まれます
    • 水曜日の午後4時にタスクが割り当てられ、アラーム送信まで4時間待つよう構成した場合、
    • アラームは 水曜日の午後8時に 送信され、就業時間外もカウントダウンに含まれます
     
    祝祭日やその他の特別な日は、[サイトの設定] > [nintex workflow] > [祝祭日の管理] ページで設定できます。
      
     フィールドの詳細説明については、上記のリボンの オプション: タスク 通知 の項を参照してください。  

    リボンのオプション:エスカレーション

    エスカレーションは任意です。 エスカレーションには2通りのパスがあります。
    • [委任を依頼] では、指定時間後にすべての保留中のタスクを指定ユーザーに再割り当てします。
    • [タスクを完了] では、すべての保留中のタスクに自動返答し、指定時間後にアクションの全体的な結果を指定の結果に設定します。
    • この場合、指定する結果 は、アクション内に設定され、構成済みの、可能な選択肢である必要はありません。

    エスカレーションは、アラームがすべて送信され、指定の[エスカレーションを行う時間]が経過した時点で起こります。 



      フィールドの詳細説明については、リボンのオプション: ラーム の項を参照してください。

     
     

    4.57 レビューのリクエスト

    このアクションを使用すると、ワークフローの一部として、1人または複数のユーザーにタスクを割り当て、アイテムの レビューを行うよう通知を送信することができます。実際の レビュー処理の詳細については、[アイテムの承認、却下とレビュー]の項を参照してください。  

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ] 一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索] を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入] にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ] にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

    このアクションのオプション


    リボンのオプション:アクション

    レビュー担当者

    [レビュー担当者]リストには、発行済みワークフロー実行時にレビュータスクを割り当てられるユーザーやグループすべてが含まれます。

    ユーザーは、ユーザー名、電子メール アドレス、またはフルネームを使用して直接入力でき、可能な限りsharepointユーザー リストと照合して解決されます。

    グループにレビュー タスクが割り当てられても、[グループを展開]が選択されないと、グループ内のすべてのユーザーがタスクを受信しますが、最初に返答したユーザーがグループ全体を代表します。[グループを展開]が選択された場合は、個々のタスクがグループ内の各メンバーに割り当てられます。注:グループは1レベルでのみ展開でき、 グループ内のグループは 展開できません。

    レビュー担当者を検索するには、[レビュー担当者]入力ボックス右側のアドレス帳アイコンをクリックすると、 [人またはグループの選択]ダイアローグが表示されます。

    人またはグループの選択


    [人またはグループの選択]ダイアローグを使用すると、ワークフロー デザイナはユーザーを検索でき、また[レビュー担当者] リストに以下の1つ以上の方法を使用してユーザーを追加することもできます。 

    • 内部検索: 表示名、電子メール、ユーザー アカウント名の一部を入力し、虫眼鏡アイコンをクリックすると、sharepointとactive directoryで一致するユーザーの一覧が 表示されます。
    • 外部電子メール アドレス:外部電子メール アドレスを手動で入力すると、 nintex workflowは可能な限りそれを実際のユーザー アカウントと照合して解決します。
    • 検索: リストに追加する プロパティ参照を選択します。これらは、ワークフロー開始者とそのマネージャ、現在のsharepoint リストからのプロパティなど、共通の種類に分類されています。また、表示されるアイテム プロパティは、[人またはグループ]のタイプの列か、名前に「電子メール」という言葉を含む列です。 

     

    すべてのグループ メンバーに個々のタスクを作成

    タスクがグループに割り当てられており、 [すべてのグループ メンバーに個々のタスクを作成]チェックボックスが: 

    • 選択されていない場合、グループ内のすべてのユーザーがタスク通知を受信し、 最初に返答したユーザーがグループ全体を代表します。
    • 選択されている場合は、個々のタスクがグループ内の各メンバーに割り当てられます。  


    グループは1レベルでのみ展開でき、 グループ内のグループは展開できません。

     ユーザーは、ユーザー名、電子メール アドレス、またはフルネームを使用して直接入力でき、可能な限りsharepointユーザー リストやactive directoryと照合して解決されます。 

    委任を許可する 

    このオプションが選択されていると、タスクを割り当てられた担当者は実行時に別のユーザーへタスクを委任できます。詳細については、承認タスクの委任の項を参照してください。 

    lazyapproval を許可する

    [lazyapproval]が有効な場合、ワークフローはタスク担当者に [lazyapproval]の使用を許可します。[lazyapproval]とは、担当者が通知電子メールに登録済みの語句を使用して返信すると、タスク返答が登録される機能です。[レビューのリクエスト]では、ユーザーの返答はタスクのコメントに使用されます。  [アクション]リボンのオプションで[lazyapprovalを許可する]オプションを変更するには、[タスク通知]リボンのオプションですべてのタスク担当者向けに[lazyapprovalを許可する]オプションを変更するのと同様に行います。詳細は、下記の[タスク通知]リボン オプションの項を参照してください。

    タスク説明 

    タスク返答フォームに表示される動的テキストの入力が可能になり、 返答するユーザーにタスクの追加情報を連絡するのに使用できます。 説明は [参照の挿入]機能を使用して動的に構築できます。詳細については、参照フィールドの挿入の項を 参照してください。  

    レビュー オプション

    タスクを割り当てられたユーザーが複数いる場合、実行時のレビュー担当者決定方法には以下の2つのオプションがあります。

    • 全員のレビューが必要:[レビュー担当者] リスト内の各ユーザーがアイテムをレビューしなければなりません。レビュー担当者またはその委任先すべてから返答が受信されるまでワークフローは続行しません。
    • 最初の返答が決める:最初の返答が登録されると、ワークフローが続行できます。他のレビューのリクエストはすべて不要となり、[不必要の通知]送信が構成されている場合は、残りのレビュー担当者に通知が送信されます。 

    タスク名 

    では、タスクのタイトルが定義できます。このタイトルは、sharepointタスク リストに表示されます。空白のままにすると、既定でアクションのタイトルが使用されます。

    タスク コンテンツ タイプ

    既定以外のタスク コンテンツ タイプが使用できます。このオプションは、サイトで他のコンテンツ タイプが使用可能な場合のみ表示されます。他のコンテンツ タイプは、主にカスタム タスク返答フォームの有効化のために使用されます。

    優先度

    タスクの優先フラグに割り当てられる値を指定します。

    フォームの種類

    [レビュー担当者]に提供するフォームの種類を選択します。既定フォーム、infopathフォーム、カスタム フォームの3種類から選択できます。 

    アクション id の格納先

    アクション id ワークフロー変数に格納される一意のアクション識別子が使用できます。この識別子は、アクションを [タスクの委任]と [タスク アラーム]各アクションにリンクするのに使用できます。注:action idは、作成される sharepoint タスク アイテムのidには対応しません。 

    タスク id の保存先

    ワークフロー実行時に作成される各タスクにはidが付与されますが、そのidは [整数]、 [リスト アイテム id] 、または[コレクション]の各ワークフロー変数に格納されます。

    アイテムの権限

    ユーザー権限:アイテムのユーザー権限を設定します。

    タスク終了後のユーザー権限:タスク完了後にアイテムのユーザー権限を設定します。

    注:タスク委任時にアイテム 権限を設定すると便利です。これにより、委任を依頼されたユーザーには アイテム 閲覧に必要な権限が付与されます。

    リボンのオプション: タスク通知

    [タスク通知] エリアを使用すると、タスクがユーザーに割り当てられる際に送信される通知を構成できます。タスクがユーザーから別のユーザーに委任される場合も 通知が 使用されます。
     

    編集する 設定の対象 

    この設定を、既定の[すべてのレビュー担当者]から変更すると、各[レビュー担当者] 向けに一意の通知オプションの 構成が 可能となります。

    特に構成されない場合は、担当者は[すべてのタスク担当者] 設定を使用します。特定の[レビュー担当者]を設定に優先させるには、ドロップダウン リストから担当者名を選択します。

    [すべての レビュー担当者]に加えた変更は、カスタム設定されたユーザーには影響しません。

    委任を許可する

    このオプションが選択されていると、タスクを割り当てられた担当者は実行時に別のユーザーへタスクを委任できます。詳細については、承認タスクの委任の項を参照してください。

    通知方法

    [通知方法]は、 受信者に通知を送信する方法です。

     使用可能な送信方法は、なし、電子メール、ユーザー設定、またはインスタント メッセージ(サーバーで有効な場合)となります。ユーザー設定については、 ユーザー設定の構成の項を参照してください。 

    cc

    [cc]フィールドには、通知を受信する読み取り専用 ユーザーを設定します。[cc]受信者は タスクに返答する ことは できません。

    [cc]フィールド設定には、をクリックし、[人またはグループの選択] 構成ダイアローグを開きます。

    差出人

    [差出人] フィールドでは、メッセージ送信者として表示されるユーザーまたは ドメイン グループ を設定します。この設定は電子メールの場合のみです。[差出人] ユーザー/ドメイン グループ が指定されない場合に使用される[差出人]は、[グローバル設定] で構成されたものとなります。 

    重要性

    通知の優先度です。この設定は電子メールの場合のみ適用されます。

    件名

    [件名] は、送信される通知のタイトルです。インスタント メッセージを送信する場合は、通知の本文冒頭に付加されます。

    [件名]行は手動で 入力することも、[参照フィールドの挿入]ボタン を使用し、実行時に動的に構築することもできます。

    添付ファイル

    通知にファイルを添付することができます。 

    送信方法としてsmsかインスタント メッセージが選択されている場合は、ユーザーはファイルを受信できません。ユーザー設定については、 ユーザー設定の構成の項を参照してください。

    書式

    電子メールの書式を設定します。

    以下の形式が選択可能です。 

    • リッチ テキスト形式: sharepointリッチ テキスト ツールバーにある簡単なhtml形式を使用し、電子メール中でイタリック、太字、下線、インデント情報 が使用可能です。
    • テキスト形式: スタイル化した書式なしの単なるテキストです。

    通知本文

    通知の本文は、リッチ テキスト形式 またはテキスト形式 の書式選択に対応します。指定のスペースに通知内容をベタ打ちのテキストで入力します。また、ワークフローからの [参照フィールドの挿入]も 可能です。 

    リボンのオプション:不必要の通知

    この[不必要の通知] エリアを使用すると、ユーザーがタスクに返答する必要がなくなった際に送信される通知を構成できます。これは、以下の場合に起こります。

    •  タスクは複数のユーザーに割り当てられたが、一人だけが返答を求められている場合
    • タスクが処理される前にワークフローが中止された場合
    • 実行中ワークフローにエラーが発生した場合
     
      
     フィールドの説明については、上記のリボンのオプション:タスク 通知 の項を参照してください。
     

    カスタム レビュー フォーム

    承認タスクに返答する際、カスタム タスク フォームが使用できます。詳細については、http://www.nintex.com からnintex workflow sdkをダウンロードしてください。

     

    4.58 条件付きで実行

    このワークフロー アクションは、実行時に処理されるロジックを制御する条件を設定します。例:[条件付きで実行]に含まれるワークフロー  アクションは、条件の値が真となる場合のみ実行される。

    このアクションの構成は、条件の設定アクションと 類似しています。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

    このアクションのオプション

    このアクションの使用の詳細については、条件の設定の項を参照してください。

    複数の条件

    複数の条件は、[条件の追加]オプションを使用すると構築できます。

    別の条件文を併記するには、andまたはorを指定してください。

    4.59 並列アクションの実行

    このワークフロー アクションは、2つ以上のワークフロー アクションを同時に実行します。

     

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

     
     

    このワークフロー アクションは構成不要ですが、すべてのワークフロー パスが完了しないと、ワークフローは続行できませんのでご注意ください。同時に複数のアクションを実行するには、アクション タイトルを左クリックし、[ブランチを追加]を選択します。ブランチが空白のままな場合は、ワークフローが続行されます。

    4.60 クエリ検索

    * このトピックはnintex workflow enterprise editionにのみ関連します。

    *このアクションにはmicrosoft sharepoint serverが必要です。

    このワークフロー アクションは、sharepoint検索クエリを実行してプロパティ値を取得します。

     

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ] 一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索] を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入] にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ] にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

     

     

    このアクション中のオプション

    検索スコープ

    クエリに使用する検索スコープです。

    検索条件

    条件に一致するプロパティを含んだsharepoint コンテンツを検索します。各語はスペース文字で区切ります。

    結果のタイプ

    検索用にファイルの種類のフィルタを指定します。定義済みのファイルの種類を選択することも、カスタム フィルタをテキスト入力ボックスに入力することもできます。ファイルの種類すべてを 取得するには、[すべての結果]を選択するか、テキスト入力ボックスを空白にします。

    プロパティによる制限

    プロパティ制限ルールが真のアイテムだけを返すようにすると、検索結果をさらに絞り込めます。

    取得するプロパティ

    検索結果から取得されるプロパティ データの種類を決定します。複数のプロパティが選択できます。

    結果を xml で取得

    このオプションでは、結果のセットを xml文字列で返すかどうかを指定します。結果を xmlとして返すと、[のクエリ]ワークフロー アクションを使用して、他の処理やスタイリングが可能となります。[結果を xml  で取得]を選択する場合は、結果を格納するテキスト ワークフロー変数も選択する必要がります。

    結果の保存先

    検索結果が格納されるワークフロー変数を指定します。変数が1つの値しか格納できない場合は、最初の検索結果の最初のプロパティのみが返されます。コレクション変数を使用する場合は、各検索結果の各プロパティが格納されます。

    4.61 biztalk メッセージの送信と受信

    *このトピックはnintex workflow enterprise editionにのみ関連します。

    このワークフロー アクションを使用すると、biztalk server 2006との対話が可能となります。このアクションでは、biztalk オーケストレーションにメッセージを送信し、biztalk からの応答を待つことができます。これにより、ワークフローは、biztalk と相互運用されている外部のシステムと対話できるようになります。

    biztalk オーケストレーションとの相互運用のための nintex workflow セットアップの詳細については、http://www.nintex.comからnintex workflow sdkをダウンロードしてください。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、workflow designerの項を参照してください。

    このアクション中のオプション

    アクション

    ワークフローがbiztalkにメッセージを送信するだけか、biztalkからのメッセージを待ち受けるだけか、あるいは両方かを指定します。

    メッセージ id

    biztalk メッセージ ハンドラがメッセージを受信した際にnintex workflow が使用する一意の識別子で、nintex workflow はこの値を使用して受信したメッセージがどのワークフロー宛かを判断します。

    以下の設定では、biztalk オーケストレーションが発行される web サービスの場所を定義します。これらのアイテムはアクションが biztalk にメッセージを送信している場合のみ必要となり、詳細はbiztalk web サービス発行ウィザード ツールの実行中に定義されます。

    url

    発行されたbiztalk web サービスの url です。

    メソッド

    web サービスを起動する際の web メソッドです。

    名前空間

    web サービスの名前空間です。

    資格情報

    web サービスにアクセスする際のユーザー名とパスワード(必要な場合)です。

    以下の設定では、biztalk に送信されるデータとbiztalk からのメッセージに含まれるべきデータを定義します。

    xml 名前空間

    生成される メッセージのxml 名前空間で、スキーマに反映されます。

    ワークフロー ファイルを送信(ドキュメントとフォーム ライブラリのみ)

    このオプションを使用すると、ワークフロー内の個々のデータを定義する代わりに、現在のワークフロー アイテムがbiztalkに送信できます。このオプションの使用時には、ユーザーがスキーマを提供しなければなりません。

    送信するデータ

    biztalkに送信されるメッセージを構成する際に必要なデータが選択できます。各データ アイテムは作成されるメッセージ中の要素として表示されます。

    受信するデータ

    biztalkからのメッセージ中にあるべきデータが選択できますが、ワークフロー変数のみが選択可能です。メッセージ受信後、ワークフロー変数はbiztalk にマッピングされた値を保持します。

    xsd にエクスポート

    nintex workflow は、[送信するデータ]にも[受信するデータ]にもスキーマ ファイルを生成します。スキーマ ファイルは biztalk にインポートでき、メッセージを定義できます。各定義には、nintex workflow がメッセージのルーティングに使用する情報を含むヘッダー セクションと、指定データ アイテムのあるコンテンツ セクションがあります。

    4.62 通知の送信

    このワークフロー アクションは、microsoft office communication serverやlive communications server経由で、電子メール、sms、インスタント メッセージにカスタマイズ可能なワークフロー通知を送信します。

    office communication serverについての詳細は、microsoft office communication server web サイトを参照してください。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ] 一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索] を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入] にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ] にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

    このアクションのオプション

    宛先

    カスタム通知を受信するプライマリ ユーザーを設定します。

    プライマリ ユーザーを設定するには、 をクリックして[人またはグループの選択]構成ダイアローグを開きます。

    通知を個別に送信する

    • このオプションを選択すると、宛先フィールドに各指定ユーザー名のみが表示されている個別通知を受信します。
    • このオプションを選択しない場合は、宛先 フィールドにすべてのユーザー名が表示されている同一の通知を受信します。このオプションは電子メール通知にのみ適用されます。

    cc

    [cc]フィールドには、通知を受信する読み取り専用 ユーザーを設定します。[cc]受信者は タスクに返答する ことは できません。
    [cc]フィールド設定には、をクリックして[人またはグループの選択]構成ダイアローグを開きます。

    差出人

    [差出人] フィールドでは、メッセージ送信者として表示されるユーザーまたはドメイン グループ を設定します。この設定は電子メールの場合のみです。[差出人] ユーザー/ドメイン グループ が指定されない場合に使用される[差出人] は、[グローバル設定] で構成されたものとなります。[差出人] ユーザーを設定するには、をクリックして[人またはグループの選択]構成ダイアローグを開きます。

    重要性

    通知の優先度です。この設定は電子メールの場合のみ適用されます。

    件名

    [件名]は、送信される通知のタイトルで、手動でテキストを入力します。または、をクリックし、ワークフローのランタイム インスタンス内から [参照フィールドの挿入]を使用します。 [件名] フィールドは、ワークフローが使用されているリストやライブラリ内で設定でき、

    電子メール通知が送信された場合はメールのヘッダーかタイトルとして表示されます。

    また、インスタント メッセージが送信された場合は、通知の本文冒頭に追加されます。

    添付ファイル

    通知にファイルを添付することができます。

    注意: 送信方法としてsmsかインスタント メッセージが選択されている場合は、ユーザーはファイルを受信できません。

    書式 

    電子メールの書式を設定します。

    以下の形式が選択可能です。

    • リッチ テキスト形式: sharepointリッチ テキスト ツールバーにある簡単なhtml形式を使用し、電子メール中でイタリック、太字、下線、インデント情報が使用可能です。

    • テキスト形式: スタイル化した書式なしの単なるテキストです。

    通知本文

    通知の本文は、リッチ テキスト形式 またはテキスト形式 の書式選択に対応します。指定のスペースに通知内容をベタ打ちのテキストで入力します。また、ワークフローからの [参照フィールドの挿入]も 可能です。 

    メッセージ ヘッダーとフッターを挿入する

    電子メール通知に構成済みのメッセージ ヘッダー/フッター テンプレートを使用するか指定します。このオプションを使用するには、管理者による有効化が必要です。

    通知方法

    [通知方法] は、選択されたユーザーに通知を送信する方法です。 使用可能な送信方法は、電子メール、ユーザー設定、またはインスタント メッセージ(サーバーで有効な場合) となります。 ユーザー設定については、ユーザー設定の構成を参照してください。

     

     

    4.63 条件の設定

    このワークフロー  アクション は、特定の条件の値が真または偽となる場合に実行されるワークフロー内のロジックを処理します。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ] 一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索] を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入] にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ] にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、workflow designerの項を参照してください。

    デザイン キャンバスにアクションを追加すると、2つのブランチ が表示されます。右が[はい]のブランチで、条件の値が真となった場合に辿るパスです。 左が[いいえ]のブランチで、条件 の値が偽となった場合に辿るパスです。



     

     このアクション中のオプション

     

    条件

    このオプションでは10の条件が使用可能です。それらは、

    • 現在のアイテム フィールドが値に等しい

    この種類の条件は 、現在のアイテムの各フィールドが特定の値/列と一致/比較できるかを評価します。

    • どんな値も値に等しい

    この条件では、実行時の比較に2つのフィールド、2つのワークフロー変数、2つの 検索が使用 可能となります。

    • タイトル フィールドにキーワードを含む

    この条件では 、比較を 行い、アイテムのタイトルに特定の語が含まれるか決定できます。

    • 特定の日付範囲内での変更 

    この条件の値は、現在のアイテムが2つの特定の日付の間で変更されると、真となります。

    • 特定ユーザーによる変更

    この条件の値は、現在のアイテムが特定ユーザーにより変更されると、真となります。ユーザー名は大文字と小文字が区別されます。

    ユーザー名を入力したら、 [名前の確認] ボタンをクリックしてユーザーを検証します。

    • 有効なsharepointユーザー

    この条件は特定のユーザーがsharepointサイトのメンバーか確認します。  

    • 特定の日付範囲 内での作成

    この条件は、アイテムが特定の日付の間で作成されたか確認します。

    情報を手動で入力する場合は、日付の書式がsharepoint 環境で使用しているものと一致するようにしてください。

    • 特定ユーザーによる作成

    この条件は、アイテムが特定ユーザーにより作成されたか確認します。

    ユーザー名を入力したら、 [名前の確認] ボタンをクリックしてユーザーを検証します。

    • 特定のファイルの種類

    この条件は、現在アイテムのファイルの種類の拡張子が特定の種類か確認します。

    • 特定の キロバイト範囲内のファイル サイズ

    この条件は、ドキュメントのファイル サイズが特定のキロバイト サイズ内か確認します。

     

    このワークフロー アクションを ワークフロー所有者として実行している (偽装)場合は、以下の 2条件が使用可能となります:

    • リスト アイテムの権限を確認

    この条件は、ユーザーの権限が少なくともこのリスト内のアイテムに対する権限となっているか確認します。また、少なくともこのリスト内のアイテムに対し指定されている権限レベルがユーザーにあるかどうかも確認します。
    • リスト アイテムの権限レベルを確認

    この条件は、ユーザーの権限レベルが少なくともこのリスト内のアイテムに対する権限レベルとなっているか確認します。また、このリスト内のアイテムに対し指定されている権限レベルがユーザーにあるかどうかも確認します。

     

    この条件では様々な 演算子が使用可能です。例: に等しい、に等しくない、より大きい、より小さい、空、を含む、など。

    テキスト ボックスに手動で データを入力するか、 [ 検索 ]を使用して実行時に値を動的に構築します。  

    条件の追加

    複数の条件 は、[条件の追加]オプションを使用すると構築できます。
     

     条件文を併記するには、 and またはorを指定してください。

    複数の条件がある場合は、下から上へ評価されます。例えば、まず最後の2つの条件が評価され、次にその結果と次の条件が照合評価され、 順に評価が続けられて最終結果が出ます。

     

     

    4.64 変数の設定

    このワークフロー アクションは [ワークフロー変数]の値を設定し、[検索の使用]と同時に実行されます。

    注:ワークフロー変数が最低1つは作成されないと、このアクションは使用できません。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

     

    このアクションのオプション  

    設定

    ドロップダウン メニューから設定したい ワークフロー変数を選択します。値を指定するか、[検索]機能を使用して選択したフィールドの値を設定します。
     
    注:選択したワークフロー変数の種類(テキスト、整数、その他の数値、日付など) により、設定に 使用できるオプションは異なります。

     

    4.65 承認状態の設定

    このワークフロー  アクションを使用すると、現在のアイテムのsharepointでのビルトイン承認状態をワークフローで更新できます。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

    このアクションのオプション

    この状態に設定:

    アイテムの状態を決定する必須フィールドで、ドロップダウン メニューから値を選択します。

    コメント

    ここで入力したコメントはアイテム状態の更新に関連付けられます。コメントを手動で入力するか、[参照の 挿入]を 使用して実行時に文字列を動的に構築します。

    リストの設定

    このワークフロー  アクションが適切に実行されるには、ワークフロー が関連付けられている ライブラリやリストが[コンテンツの承認]を有効化していなければなりません。[コンテンツの承認]の有効化には、

    • ライブラリやリストで [ライブラリの設定](または[リストの設定])を選択します。
    • [一般設定]で[バージョニングの設定]をクリックします。
    • [コンテンツの承認]セクションで、[はい]を選択します。
    • 設定の構成がすべて完了したら、[ok]ボタンをクリックします。

     

    4.66 フィールドの設定

    このワークフロー アクションは、ワークフロー内の現在のアイテムのフィールドを1つ更新します。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

    このアクションのオプション

    設定

    ドロップダウン メニューからワークフロー アクションにより設定されるフィールドを選択し、値を指定するか、[検索]機能を使用して選択したフィールドの値を設定します。

    4.67 アイテムの権限の設定

    このワークフロー アクションを使用すると、ワークフローが実行されているアイテムの権限を変更できます。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ] 一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索] を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入] にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ] にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

     

    このアクション中のオプション

    権限を設定する項目

    ワークフローが実行している[現在のアイテム]か、使用可能なリストまたはライブラリのアイテムを選択します。

    ライブラリ リストやライブラリの 場所を選択する場合は、[条件]セレクタが表示されます。

    親から権限を継承する

    親の権限セット(ワークフロー内にアイテムのあるライブラリやリストで使用される権限)へのリンクを解除するドロップダウン リストです。[いいえ]を選択すると、特定ユーザーに対する特定の権限が設定できます。

    既存の権限を削除する

    このオプションでは、アクションで定義される新規権限を追加する前に、現在アイテムに設定されている権限をクリアするかどうかを指定できます。選択すると、アクションで定義される新規権限のみがアイテムに残る権限となります。このオプションを選択しない場合は、アクションで定義される権限が現在の権限に追加されます。アクション実行時に、アイテムが親リストから権限を現在継承することになっていると、このオプションを選択しない場合は継承される権限がアイテムにコピーされます。

    ユーザー

    アイテムへのアクセス権限を割り当てるユーザーかグループを選択します。

    権限

    アイテムに対しユーザーかグループに割り当て られる権限レベルです。[既存の権限を削除する] を選択しない場合は、ユーザーの既存の権限に追加されます。また、 ドロップ ダウンリストで[削除]オプションを選択すると、ユーザーやグループからすべての権限を削除します。権限は構成された順番に処理されるので、最初のパネルでユーザーから権限をクリアした後、次のパネルで 同一ユーザーに新しい権限レベルを 設定 できます。

    ユーザー権限を 追加 

    このリンクをクリックすると、権限が適用される ユーザーやグループを 追加できます。

    注: ワークフローの開始ユーザーに読み取り権限が無い場合は、ワークフローでエラーが発生することがあります。これは、ワークフローはユーザーとして実行されているので、リスト アイテムの読み取りが必要とされるからです。

    4.68 ワークフローの開始

    このワークフロー アクションは、サイト ワークフローや現在の リスト/ライブラリ内の別のワークフローを開始できます。ただし、サイト ワークフローのデザイン時には、同一サイト内の別のサイト ワークフローしか使用を指定できません。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

    このアクション中のオプション

    開始するワークフロー

    表示されるドロップダウン リストから、開始したいワークフローのタイトルを選択します。リストやライブラリでは、同一サイト内の発行済みサイト ワークフローか、現在のワークフローが実行されているリスト/ライブラリ内の発行済みワークフローのみが使用可能です。また、サイト ワークフローのデザイン時は、発行済みの他のサイト ワークフローのみが使用可能となります。

    nintex workflowで作成されたワークフローで、開始データが指定されているものについては、値を提供するフォームが表示されます。テンプレートとして用意されているワークフローや、[機能]としてインストールされているものについては、xmlの関連付けを編集できるパネルが表示されます。

    [開始]モードの設定には、以下の種類があります。

    • すぐに開始:このオプションの実行時に対象となるワークフローも開始されるよう指定します。
      • ワークフロー完了を待って続行:このオプションにチェックマークを入れると、指定ワークフローが完了した時点でのみ現在のワークフローが実行されるようになります。
      • インスタンスid格納先:ワークフロー インスタンスidを格納するワークフロー変数を選択します。これによりワークフロー変数の値はワークフロー内の別の場所で使用できるようになります。
    • スケジュール対象となるワークフローに新しいワークフロー スケジュールを作成します。これにより対象ワークフローは スケジュールに基づき実行されます。ワークフロー スケジュールの詳細については、このヘルプの ワークフローのスケジュール設定の項を参照してください。

    スケジュール エディタ モード:

    [スケジュール]開始モードを使用する際は、以下の スケジュール エディタ モードのいずれかを選択します。

    • スケジュール ビルダ:ワークフローのスケジュール設定を構成します。
    • スケジュール xml:この形式にはスケジュールが格納され、直接編集が可能です。

    注: 日付はiso8601形式で入力する必要があります。

    4.69 ステート マシン

    このワークフロー  アクションでは、ワークフローに可能な状態の数を定義できます。各状態にはワークフローがその状態になった段階で実行されるアクションが含まれ、 ワークフローはステート マシンの終了指示があるまで各状態に遷移を続けます。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ] 一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索] を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入] にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ] にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

    注:[ステート マシン]ワークフロー アクションはコピーできません。

    このアクション中のオプション

    初期状態

    ワークフローの実行開始時に使用する状態をドロップダウン リストから選択します。

    状態

    [ステート マシン]では、複数の状態の構成が可能で、 各状態は追加、削除、名前の変更ができます。状態を削除すると、そこに現在付加されているアクションもすべて削除されます。

    [ステート マシン]では、[状態の変更]アクションを使用して次に実行される状態を設定できます。例えば、ある状態内のアクションは、[状態の変更]アクションを使用して別の状態が設定されるまで繰り返されます。ワークフローは、[状態の変更]アクションが実行されている場合はすぐに次の状態に遷移せず、現在の状態のアクションがすべて実行完了した時点で初めて次の状態に遷移します。

    下図は[ステート マシン]での[状態の変更]アクションを表します。[状態の変更]アクションでは、次の状態を[ステート マシン]で使用可能な他のどの状態にも設定できます。各状態はどのような順序でも実行可能で、別の状態が再実行されるように、1つの状態で条件を設定することも可能です。 ワークフローの[ステート マシン]部分は、[状態の変更]アクションのどれかで[ステート マシンを終了]の状態に設定されるまで続行されます。[ステート マシン]の後に他のワークフロー アクションが続く場合、そのようなワークフローは[ステート マシン]完了後に実行されます。

    [状態の変更]アクションは実行をすぐ新しい状態に変更するわけではなく、次に実行される状態を設定するだけです。[ステート マシンを終了]を選択すると、現在の状態が実行を完了した時点で[ステート マシン]構成を終了しますが、  これは基本的にステップ中のアクションがすべて終了した時点で起こります。

    nintex workflow のステート マシン構成は、visual studioで作成されたステート マシンとは大きく異なります。nintex のワークフローは、windows workflow foundation のシーケンシャル ワークフローで、 折り返しループ、並列ブランチ、条件文とそれを制御する変数から構成されています。つまり、真のステートマシンというよりは、各段階間を移動でき、ステートマシンが使用されるシナリオの一部を模した構成といえます。

    .net 3.0 ワークフローには、  フローチャートのようなシーケンシャル ワークフローと、ステートマシンの2種類がありますが、  nintex workflow がデザインするようなsharepoint の宣言型ワークフローでは、シーケンシャル ワークフローのみが可能です。シーケンシャル ワークフローでステートマシンのような効果を生もうとすると、while文、並列アクションと様々な条件で成り立つ巧みなロジックが必要となります。 

    ループを終了すべきかどうかは、繰り返しごとに現在の状態を格納する共通ワークフロー変数により評価されます。ループを終了しない場合は、並列アクションの各ブランチを移動していきます。各ブランチ(状態)の冒頭には条件が設定されており、ワークフローがそのブランチのアクションを処理するかどうかを決定します。(条件の状態 = 現在の状態) [状態の変更]アクションは現在の状態のワークフロー変数の値を設定します。それにより、ループの次の繰り返しで、どのブランチ(状態)が実行されるかが決定します。

    各[状態]は、 次の状態を決定するための複雑なロジックを内包する場合があります。また、[アイテム更新の待機中]アクションや[承認のリクエスト]を使用すると、 ユーザーが入力するまでステートマシンを待機させ、 それから次に処理する状態を決定することができます。

    相互に排他的な入力値に基づいて [状態]を遷移させたい場合は、アイテム変更時に実行される複数のワークフローの作成を推奨します。各ワークフロー開始時には、フィルタ アクションを使用して入力条件が満たされているか確認してください。条件が満たされない場合、ワークフローはそのまま終了します。このケースでは、基本的に各ワークフローが状態の役割を果たします。

     

    4.70 ワークフローの終了

    このワークフロー アクションを使用すると、現在のアイテムで実行しているワークフローやエラーが発生したワークフローのすべてを中止できます。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

    このアクションのオプション

    ワークフローの停止

    ドロップダウン ボックスから 終了したいワークフローを選択します。この場合、親リストに関連付けられた特定のワークフローを 選択するか、[現在のワークフローを除くすべて]を選択して 現在のワークフローを除くすべてを中止させます。

    注:現在のアイテムのワークフロー インスタンスのみが中止します。

    4.71 レコードの提出

    * このトピックはnintex workflow enterprise editionにのみ関連します。

    * このワークフロー  アクション は、microsoft sharepoint serverにのみ適用されます。

    このワークフロー アクションは、お使いの環境で構成済みのsharepoint records centerに、ワークフローが実行しているアイテムを提出します。

    注:このアクションは、ドキュメント ライブラリで作成されたワークフローでのみ使用可能です。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ] 一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索] を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入] にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ] にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

    このアクション中のオプション

    レコードの系列

    [レコードの系列]を使用すると、アイテムが辿るべきルーティングを指定して、既定のrecord centerの動作を上書きできます。[レコードの系列]が空白のままだと、アイテムのコンテンツの種類で既定のルーティング レコードが使用されます。

    レコードの状態

    レコードを送信するとステータス メッセージにより提出処理の結果がが返信されます。また、[レコードの状態]を使用すると、結果のステータス メッセージを格納する[ワークフロー変数]を選択できます。

    4.72 スイッチ

    このワークフロー アクションは、単一の変数の値によりアクションのフローを決定します。定義可能な各値のブランチを使用して、ワークフロー  アクション が実行されるブランチ が決定されます。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ] 一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索] を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入] にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ] にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

    このアクションが実行されるごとに、単一の子ブランチが実行されるか、子ブランチが全く実行されないか、どちらかの状態が起こります。どの変数も一致する値を返さない場合、ワークフローはメインのパスを辿り続け、[スイッチ]構成は全く使用されません。

    このアクション中のオプション

    評価する値を選択

    実行される子ブランチ決定にあたってアクションが評価する 値です。 アイテムのプロパティ か、 数値またはテキスト値の [ワークフロー変数] を 選択できます。

    可能な値を入力

    このセクションでは変数に許可されている値が一覧表示されます。workflow designer 内では、各指定値に対し子ブランチが表示されます。各指定値は、選択された変数のデータの種類との互換性がなければなりません。1つのブランチに対し、指定できる値は1つだけです。

    [ブランチを追加]をクリックして新しい値を入力します。値を削除するには、ボタンをクリックします。変数が指定値に 等しい場合、値を削除すると、実行が構成されていたワークフロー アクションもすべて削除されます。

    「その他」のブランチを含める

    このオプションを選択すると、変数値が可能値として表示されているいずれの値とも一致しない場合に子ブランチを追加でき、 単に[スイッチ]構成を使用しないという代わりに、メインのワークフローに代替となる一連のアクションが使用可能となります。

    4.73 タスク アラーム

    このワークフロー アクションは、保留中タスクの承認者やレビュー担当者に通知を送信し、 以下のような通知シナリオが可能となります。

    例えば、承認タスクが一連のユーザーに割り当てられた場合、構成済みの遅延期間が過ぎてもまだ返信する必要がある承認者がいると、その承認者は通知を受け取ります。承認タスクは待機とメッセージ送信を3回繰り返します。元の承認タスクでlazyapprovalが使用可能な場合、アラーム通知の件名にはlazyapprovalのトークンが含まれ、ワークフローからの返信が可能となります。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ] 一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索] を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入] にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ] にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

     

    このアクション中のオプション

    アクション id

    このワークフロー変数を指定すると、アラームが送信される承認/レビュー/データのリクエストのアクションが指定されます。

    承認/レビュー/データのリクエストのアクション構成には、 [アクション id] の種類のワークフロー変数を指定して、割り当てられたワークフロー アクションのidを格納します。 

    アラームの数

    アクションが遅延と通知を繰り返す回数です。

    アラームまでの時間

    各アラームを送信する間にアクションが待機する遅延時間の長さです。

     
    アクションは遅延から開始するので、このほかに遅延アクションを設定する必要はありません。 合計時間は、[日時の制限] オプションの選択の有無にかかわらず、すべてのフィールドの合計により計算されます。例えば、4日と4分は、96 (24x4)時間と4分と計算されます。

    日時の制限

    アラーム送信までの時間をカウントダウンする際に、営業週以外の時間を含むかどうかを指定します。 

    営業日のみ

    [営業日のみ] オプションでは、週末や祝祭日を、カウントダウンしないよう指定します。ただし、営業日の就業時間外は含まれます。 
     
    例:
    •  金曜日の朝にアラームのカウントダウンが開始され、送信まで1日待つよう構成した場合、営業週が月曜日から金曜日までと定義すると、
    •  アラームは 月曜日の朝に送信され、週末はカウントダウンに含まれません 。 

    就業時間中のみ

    [就業時間中のみ]オプションでは、就業時間のみがカウントダウンされるよう指定します。
     
    例:
    •  水曜日の午後4時にアラームのカウントダウンが開始され、送信まで4時間待つよう構成した場合、営業日が月曜日から金曜日の午前8時から午後5時までと定義すると、
    • アラームは木曜日の午前11時に送信され、就業時間外はカウントダウンに含まれません 。  

    いずれのオプションも選択しない場合

    いずれのオプションも選択しない場合は、すべての時間がカウントダウンされます。  
    例:  
    •  金曜日の朝にアラームのカウントダウンが開始され、送信まで1日待つよう構成した場合、
      •  アラームは 土曜日の朝に送信され、週末もカウントダウンに含まれます
    • 水曜日の午後4時にアラームのカウントダウンが開始され、送信まで4時間待つよう構成した場合、
      • アラームは 水曜日の午後8時に 送信され、就業時間外もカウントダウンに含まれます 。 
    祝祭日やその他の特別な日は、[サイトの設定] > [nintex workflow] > [祝祭日の管理] ページで設定できます。

    cc

    [cc]フィールドには、通知を受信する読み取り専用 ユーザーを設定します。[cc]受信者は タスクに返答する ことは できません。

    [cc]フィールドの設定には、をクリックして[人またはグループの選択]構成ダイアローグを開きます。 

    差出人

    [差出人] フィールドでは、メッセージ送信者として表示されるユーザーまたはドメイン グループ を設定します。

    この設定は電子メールの場合のみです。[差出人] ユーザー/ドメイン グループ が指定されない場合に使用される[差出人] は、[グローバル設定] で構成されたものとなります。

    件名

    通知の件名フィールドです。

    ファイルを添付

    通知にファイルを添付することができます。 

    送信方法としてsmsかインスタント メッセージが選択されている場合は、ユーザーはファイルを受信できません。    

    書式

    電子メールの書式を設定します。

    以下の形式が選択可能です。

    • リッチ テキスト形式: sharepointリッチ テキスト ツールバーにある簡単なhtml形式を使用し、電子メール中でイタリック、太字、下線、インデント情報が使用可能です。
    • テキスト形式: スタイル化した書式なしの単なるテキストです。

    通知本文

    通知の本文は、リッチ テキスト形式 またはテキスト形式 の書式選択に対応します。指定のスペースに通知内容をベタ打ちのテキストで入力します。また、ワークフローから [参照フィールドの挿入]も使用できます。 

    通知方法

    [通知方法]は、 受信者に通知を送信する方法です。

    使用可能な送信方法は、 電子メール、ユーザー設定、またはインスタント メッセージ(サーバーで有効な場合) となります。ユーザー設定については、ユーザー設定の構成を参照してください。

    注意: nintexでは電子メール、sms、またはlcsシステムのトラブルシューティングに対するサポートは提供しておりません。

    4.74 ad アカウントの更新

    * このトピックはnintex workflow enterprise editionにのみ関連します。

    このワークフロー アクションは、active directory ユーザー アカウントのプロパティを更新します。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ] 一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索] を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入] にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ] にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

    このアクション中のオプション

    アカウントを保存する場所

    ldap パス

    [ldap パス]の構成については、パスの選択の項を参照してください。

    更新するアカウント

    samaccountname

    active directoryエントリのユーザー名(samaccountname)です。

    更新する active directory のフィールド

    フィールド

    ドロップダウン リストから更新したいフィールドを選択します。 最低1つは選択しなければなりません。

     更新できるフィールドが無い場合は、[その他]を選択し、 フィールド名を入力し、[追加]ボタンをクリックします。

    注:[追加]ボタンは[その他]を選択すると表示されます。

    入力するプロパティ名は有効なactive directoryスキーマ プロパティでなければなりません。また、プロパティの中には、このワークフロー アクションで設定できないものがあります。例:[のメンバー]は、[adグループにユーザーを追加] と[adグループからユーザーを削除]の各ワークフロー アクションから更新する必要があります。

    以下は主なadフィールドです。

    • :このオプションを選択すると、c、co、countrycodeの3つのactive directoryプロパティが正しく設定されます。
    • パスワード:このオプションを選択すると、パスワードの再設定ができます。このドロップダウン オプションを使用して、パスワード情報を正しく設定します。[パスワード]オプションでは 以下の追加設定が可能です。
      • パスワードを生成する: このオプションを選択すると、アクションが自動的にランダム パスワードを生成します。選択しない場合は、[新しいパスワード]テキストボックスにアカウントのパスワードを入力します。
      • 生成したパスワードを格納:自動的に生成されたパスワードは、テキスト形式のワークフロー変数に格納でき、 他のアクションで使用できます。
    • マネージャー:このオプションを選択する場合、値は既存のactive directory アカウントのsamaccountnameでなければなりません。
    • ディレクトリの場所:このプロパティを使用すると、active directory オブジェクトを1つの場所から別の場所に移動できます。[ldap パスの選択]を使用して有効な場所を選択するか、ldap パスを ldap://ou=someou,dc=company,dc=countryという形式で入力します。例: ldap://ou=archived users,dc=nintex,dc=com

    注:ページ上部の[ユーザー名]と[パスワード]フィールドに入力した資格情報を使用して新しいactive directory の場所に接続します。

    • 名前の変更:このプロパティを使用すると、active directory オブジェクトの名前が変更できます。その際、cn=[新しい名前] または [新しい名前]の形式を使用します。例:cn=john smith、または john smith

    注:このプロパティの設定はactive directory 内のcn、canonicalname、distinguishedname、nameプロパティにのみ影響します。 名前の変更操作には、[表示名]、[名]、[姓]の各プロパティ設定も必要となることがあります。

    sip アドレスや電子メールなどのocs プロパティは別個に設定する必要があります。[名前の変更]フィールドは、[他のフィールド]ドロップダウン メニューに含まれています。

    • アカウントのアクティブ化:このプロパティを使用すると、以下の操作が可能となります。
      • ロックされたアカウントのロック解除
      • 無効化されたアカウントの再有効化
      • アカウントの無効化
      • 以上の組み合わせすべて

    注:ただし、アカウントのロックはできません。[有効にする]オプションのチェックマークをはずすと、アカウントは無効となります。 チェックマークをそのままにすると、有効のままか、あるいは有効化されることになります。 [ロックを解除する]にチェックマークを入れると、アカウントのロックが解除されます。

    • アカウントのオプション:このプロパティを使用すると、以下のアカウント オプションが設定できます。
      • [ユーザーは次回ログオン時にパスワード変更が必要]
      • [ユーザーはパスワードを変更できない]
      • [パスワードを無期限にする]。
      • [ユーザーはパスワードを変更できない]かつ[パスワードを無期限にする]

    注:3つともチェックをはずしたままにすると、すべてのオプションが使用できなくなります。複数の選択で有効となるものは、[ユーザーはパスワードを変更できない]かつ[パスワードを無期限にする]の組み合わせのみです。

    • その他:一覧に表示されていないプロパティを指定できます。

    4.75 アイテムの更新

    このワークフロー アクションを使用すると、アイテム内の複数のフィールドが 変更できます。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

    このアクション中のオプション

    更新


    ワークフローが 実行中の[現在のアイテム]か、使用可能な ライブラリを1つ 選択します。

     
    ライブラリの場所を選択する場合は、[条件]セレクタが表示されます。

    条件


    [現在のアイテム],を選択しない場合、このセクションを使用してチェックアウトをキャンセルするアイテムを検索するフィルタ条件を指定します。値を手動で入力するか、実行時に評価するワークフロー変数を選択します。検索の詳細については、検索の使用を参照してください。
     

    注:フィルタ条件で複数のアイテムが返された場合は、そのうち最初のアイテムにのみアクションが適用されます。

    フィールド

    アクションにより更新されるフィールドを選択します。この場合、複数のフィールドの選択が可能です。フィールドを選択すると、ダイアローグに入力フィールドが追加され、値を入力できます。フィールドを削除するには、をクリックしてください。

    4.76 ユーザー プロファイルの更新

    * このトピックはnintex workflow enterprise editionにのみ関連します。

    *このアクションにはmicrosoft sharepoint serverが必要です。

    このワークフロー アクションは、sharepoint ユーザーのユーザー プロファイル情報を更新します。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ] 一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索] を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入] にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ] にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、workflow designerの項を参照してください。

     

    このアクション中のオプション

    ユーザー

    プロファイルが更新されるユーザーのログイン名で、 複数のユーザーを指定できます。

    ユーザーを検索するには、入力ボックス右側の アドレス帳アイコンをクリックすると、 [人またはグループの選択]ダイアローグが開きます。 

     

     

    ワークフロー デザイナは ダイアローグで ユーザーを検索でき、[ユーザー] リストに以下の1つ以上の方法を使用してユーザーを追加することもできます。 
    • 内部検索: 表示名、電子メール、ユーザー アカウント名の一部を入力し、虫眼鏡アイコンをクリックすると、sharepointとactive directoryで一致するユーザーの一覧が 表示されます。
    • 外部電子メール アドレス:外部電子メール アドレスを手動で入力すると、 nintex workflowは可能な限りそれを実際のユーザー アカウントと照合して解決します。
    • 検索: 承認者として動的な参照を追加するオプションが可能となります。例:ワークフロー変数、リスト フィールドなど
    各オプションの拡張/折りたたみには、タイトル バーをクリックします。  

    資格情報

    ユーザー プロファイルを変更できる権限のあるアカウントです。鍵マークをクリックすると、資格情報の種類の定義済み [ ワークフロー定数 ]一覧が表示されます。

    プロファイルのプロパティ

    アクションにより更新されるプロファイルのプロパティを選択します。この場合、複数のプロパティの選択が可能です。プロパティを選択すると、ダイアローグに入力フィールドが追加され、値を入力できます。フィールドを削除するには、をクリックしてください。

    4.77 xmlの更新

    このワークフロー アクションを使用すると、xml データが変更でき、infopathフォームを含め、ワークフローが実行されているxmlファイルが変更可能です。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

    このアクション中のオプション

    xml ソース

    変更されるxml の場所を指定すると、そのxml データのコピーがワークフロー アクションにより処理されます。以下のオプションから1つ選択します。

    • 現在のアイテム:ワークフローが現在実行中のアイテムがソースとして使用されます。このオプションは、ライブラリでデザインされたワークフローにのみ使用可能です。
    • url:指定のurl に存在するデータがソースとして使用されます。このオプションでは、ユーザー名とパスワードを入力するとリクエストに使用できます。ユーザー名とパスワードを入力しない場合は、リクエストは無記名となります。
    • xmlテキストや挿入された参照をxmlソースとして指定します。

    更新

    [xmlの更新]アクション1つで、様々な更新操作が実行できます。[xml の編集処理を追加]を選択すると、別の更新操作が定義できます。

    xpath クエリ

    変更されるxmlノードのxpath クエリで、単一のノードもノード リストも解決されます。結果がノード リストの場合、選択された変更は各ノードに適用されます。

    ノードでの編集処理

    選択されたノードに実行される操作で、以下のオプションから1つ選択します。

    • ノードの値を更新:xml ノードの値を入力されたテキストに設定します。
    • 子ノードを追加:入力されたxml フラグメントから新しいノードを追加します。

    結果の保存先

    変更後のxmlが格納される場所を指定します。テキスト形式の [ワークフロー変数]とともに、以下のオプションが選択できます。

    • 現在のアイテム:ワークフローが実行されているアイテムの内容は新しいxmlで上書きされ、infopathフォームのアイテム更新に使用します。このオプションはライブラリのみで使用可能です。
    • url:xmlはurlで指定された場所に格納されます。このurlはsharepoint内の場所だけをリンクする必要はありません。

    4.78 遅延 (条件を指定)

    この ワークフロー  アクション は、現在のアイテムの プロパティ(リスト/ライブラリ列)が指定の条件に一致するまでワークフローを遅延します。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

    このアクションのオプション

    待機

    [待機]フィールドを使用すると、現在のアイテムが存在するリストやライブラリの列が選択できます。ワークフロー続行には、この列の値が次の条件に対し真となる必要があります。

    条件

    ワークフローがこのアクションを通過するには、この条件に含まれる比較が真とならなければなりません。比較演算子と値を必ず指定します。詳細については [検索の使用]の項を参照してください。

    4.79 web リクエスト

    このワークフロー アクションはurlに対しhttp を要求し、様々なhttp 操作の実行に使用できます。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、workflow designerの項を参照してください。

    web リクエストについての詳細は このmsdn リファレンスを参照してください。


    このアクション中のオプション

    url

    http が要求されるurlです。

    資格情報

    urlの認証に使用される資格情報です。資格情報を入力しない場合、リクエストは匿名で実行されます。

    操作

    [web リクエスト]アクションでは、一般に使用される様々なhttp の呼び出しが使用可能です。[get][post][soap 1.1], [soap 1.2]が定義済みで、さらに[その他]を選択して別の操作を指定することもでき、操作の必要に応じて ヘッダーに入力フィールドが表示されます。

    ヘッダーの追加

    web リクエストとともに送信されるヘッダーを指定します。ヘッダーを追加オプションを選択すると複数のヘッダーが選択できます。

    テキスト

    web リクエスト本文として送信されるテキスト データを指定します。このオプションは[get]以外のすべての操作で使用可能です。ワークフローが実行されているファイルのbase 64 エンコード コピーをリクエスト テキストに含めたい場合は、[filedata] と入力すると実行中に置換されます(ライブラリのみ)。

    ワークフロー ファイルを送信

     ワークフローが実行されているファイルのバイトがweb リクエスト本文として送信されるよう指定します。このオプションは、ドキュメント ライブラリで作成されたワークフローでのみ使用可能です。

    http keep alive

    リクエストで[http keep alive]オプションが指定できます。

    自動リダイレクトを許可

    リクエストで[自動リダイレクト]オプションが指定できます。

    結果の保存先

    返信の内容を格納する テキスト形式 のワークフロー変数です。

    http ステータスの保存先

    数値型http返信コードを格納する テキストまたは数値形式のワークフロー変数 です。

    返信ヘッダーの保存先

    各返信ヘッダーを格納するコレクション形式の ワークフロー変数です。各ヘッダーはコレクションの単一アイテムにより表され、ヘッダー名=ヘッダー値として形式化されます。

    返信クッキーの保存先

    各返信クッキーを格納するコレクション形式の ワークフロー変数です。各クッキーはコレクションの単一アイテムにより表され、クッキー名=クッキー値として形式化されます。

    4.80 ドキュメントの変換

    * このトピックはnintex workflow enterprise editionにのみ関連します。

    *このアクションにはmicrosoft sharepoint serverが必要です。
     
    このワークフロー アクションは、指定 ドキュメントを現在のファイル 形式 から指定のファイル形式に変換し、その ドキュメント のコピーを指定したurlの場所に送信します。

    注:nintex では、word サービスのサポートするドキュメント変換のみがサポートされます。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ] 一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索] を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入] にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ] にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、workflow designerの項を参照してください。

    このアクションのオプション 

    ソース

    変換されるドキュメント  以下のオプションから選択してください:

    • [現在のアイテム]または
    • [ソースurl][ソースurl]フィールドには、ファイル名と種類を含んだ完全なurlを入力する必要があります。例:'http://mycompany.com/sales/shared%20documents/worddocument.docx'

    ファイルの種類

    ソースが 変換可能なファイルの種類の一覧です。

    • 自動[自動]を選択すると、ソースは[出力url]に指定された拡張子に変換されます。例:[ファイルの種類][自動]に設定され、[出力url]が 'http://mycompany.com/sales/shared%20documents/pdfdocument.pdf' の場合、アイテムは pdfファイルに変換されます。
    • ドキュメント:出力ファイルがopen xml (docx) ファイルになるよう指定します。
    • ドキュメント‐マクロ有効: 出力ファイルがマクロ有効open xml (docm) ファイルになるよう指定します。
    • ドキュメント97: 出力ファイルがword97 (doc) ファイルになるよう指定します。
    • テンプレート出力ファイルがopen xml テンプレート (dotx) ファイルになるよう指定します。
    • テンプレート‐マクロ有効: 出力ファイルがマクロ有効open xml テンプレート (dotm) ファイルになるよう指定します。
    • テンプレート97出力ファイルがword97 テンプレート (dot) ファイルになるよう指定します。
    • mhtml出力ファイルが mhtml ファイルになるよう指定します。
    • pdf: 出力ファイルがpdf ファイルになるよう指定します。
    • rtf出力ファイルが rtf ファイルになるよう指定します。
    • xml出力ファイルが word xml ファイルになるよう指定します。
    • xps出力ファイルが xps ファイルになるよう指定します。

    出力url

    変換された ドキュメントを置くurlです。 有効なurlを指定するか、[ 参照フィールドの挿入 ]機能を使用して 有効な urlを構築します。例:'http://mycompany.com/sales/shared%20documents/pdfdocument.pdf'

    注: 以下の各設定を行うと不明のファイル 形式となり、ユーザーが変換されたドキュメントをクリックすると、 「このファイルを開けません」というダイアローグが表示されて しまい ます。

    •  [ファイルの種類]が [自動]に設定されており、拡張子が[出力url]に 指定されていないと、ドキュメントの ファイル形式は設定されません。
    •  [ファイルの種類]が [自動]に設定されており、[出力url]に 指定されたファイル形式が使用可能なファイル形式の一覧に無い場合、ドキュメントは変換されないまま、そのファイル形式の正しいファイル名が付けられます。
    • [ファイルの種類]が指定されても、[出力url]に指定されたファイル形式が異なると、ドキュメントは ファイルの種類と拡張子が設定されたにもかかわらず、[ファイルの種類]で指定された形式に変換されます。この場合、ドキュメントの拡張子を[ファイルの種類]で指定したものに変えるとユーザーはドキュメントを開けるようになります。

    既存アイテムの上書き

    既存のアイテムが 既に指定の[出力url]に存在する場合、変換後のドキュメント がそれを上書きする かどうかを指定します。以下のオプションから選択してください:

    • 上書き:バージョニングが有効な場合に現在のドキュメントを上書きし、新しいバージョンを作成します。
    • 新しいバージョンの作成: バージョニングが無効な場合も現在のドキュメントを上書きします。
    • 上書きしない: ドキュメントを上書きしません。ただし、アイテムが既存の場合、ワークフローでエラーが発生します。

     

    4.81 ドキュメントの読み取り

    * このトピックはnintex workflow enterprise editionにのみ関連します。

     

    *このアクションにはmicrosoft sharepoint serverが必要です。

     

    このワークフロー アクションを使用すると、word ドキュメント内の 「コンテンツ コントロール」から値を取得し、ワークフロー変数に格納できます。

    注意:word ドキュメントは docx 形式でなければなりません(word 2007 または word 2010)。「.doc」形式のファイルではコンテンツ コントロールを保存できず、静的コンテンツに変換されます。

     

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ] 一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索] を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入] にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ] にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

     


    このアクション中のオプション

    ソース

    コンテンツ コントロールが読み取られるドキュメント  以下のオプションから選択してください:

    • [現在のアイテム]または
    • [ソースurl][ソースurl]フィールドには、ファイル名と種類を含んだ完全なurlを入力する必要があります。例:'http://mycompany.com/sales/shared%20documents/worddocument.docx'

    コンテンツ コントロール タイトル

    ドキュメント内のコンテンツ コントロールのタイトルです。
     
    注:[コンテンツ コントロール タイトル]を指定する場合は、以下にご注意ください:
    • ドキュメント内に同一タイトルのコンテンツ コントロールが存在する場合、指定されたタイトルと一致する最初のコンテンツ コントロール タイトルが使用されます。

    ただし、コンテンツ コントロールの値を格納するのに選択されたワークフロー変数の種類が[コレクション] の場合は、指定タイトルのすべてのコンテンツ  コントロールから返されたすべての値が 保存されます。

    • 指定のコンテンツ コントロールが リッチ テキスト形式の場合、コンテンツ  コントロール内の書式や画像は含まれません。

    格納先

    ドキュメント内のコンテンツ コントロールから取得される値を格納する [ワークフロー変数]を選択します。[コレクション] 形式のワークフロー変数を使用すると同一タイトルで複数のコンテンツ コントロール値を保存できます。

    4.82 ドキュメント セットのバージョンの取得

    *このアクションにはmicrosoft sharepoint serverが必要です。

    このワークフロー アクションは、ドキュメント セット にある現在のプロパティやドキュメントのバージョンを保存します。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ] 一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索] を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入] にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ] にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、workflow designerの項を参照してください。

     

    このアクションのオプション 

    含まれるファイルバージョン

    ドキュメント セット にアイテムのメジャー バージョンのみを含むか、マイナー バージョンも含むかを指定します。ドキュメント セットに含むアイテムのバージョンを以下から選択します。

    • 最新のメジャー バージョンのみ:ドキュメント セット内アイテムの最新の メジャー バージョンが含まれます。
    • 最新のメジャー  またはマイナー バージョン:ドキュメント セット内 アイテム の バージョン により、最新のメジャー  またはマイナー バージョンが含まれます。

    コメント

    このバージョンで行われた変更を説明します。 値を 指定するか、[ 検索 ]機能を使用して実行時にコメントを動的に構築します。

    [参照の挿入]の使用の詳細については、[ 参照フィールドの挿入 ]を参照してください。

    4.83 別のサイトにアイテムを作成

    このワークフロー アクションは、別のサイト内のリストに新しいアイテムを作成します。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

     

     

     このアクションのオプション

     アイテムの場所

    サイト

    新しいアイテムが作成される目的のサイトです。

    • サイト選択:サイト選択ツール([チーム サイトの選択])を有効化し、ポータル構造をナビゲートして目的の 場所を選択することができます。
    • url を入力:を使用すると、urlを手動で入力したり、[参照フィールドの挿入]を使用してurlを選択できます。

    リスト

    目的の場所の使用可能な[リスト]のドロップダウン リストです。追加[フィールド]が選択された[リスト]によっては表示されます。

    [フォルダ]

    値を指定するか、[検索]機能を使用してアイテムが作成される新しいフォルダを指定します。フォルダが指定されないと、アイテムはライブラリやリスト のルート レベルに作成されます。

    アイテムの詳細

    コンテンツ タイプ

    アイテム作成時に使用します。フォルダのコンテンツ タイプを選択すると、フォルダが作成されます。同様に、ドキュメントのコンテンツ タイプを選択すると、適切な空白のテンプレートが使用されます。

    フィールド

    作成先のリストで 作成されたフィールドの種類により、作成されたアイテムに追加できる フィールドは異なります。この場合、複数のフィールドの選択が可能です。既定では、アイテムの[名前]を指定しなければなりません。[フィールド]を選択すると、ダイアローグに入力フィールドが追加され、値を入力できます。フィールドを削除するには、をクリックしてください。

    新しいアイテム id の格納先

    作成されたアイテムにはidが割り当てられ、この新しいidは、リスト アイテム のidワークフロー変数に格納できます。変数の使用に ついては、ワークフロー変数の項を参照してください。

     

     

    4.84 下書きの削除

    このワークフロー アクションを使用すると、現在のアイテムの 下書きをすべて削除できます。

    現在のアイテムの下書き、またはマイナー バージョンが削除されます。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

    注:このワークフロー アクションには構成すべきオプションはありません。

    4.85 複数のアイテムを削除

    このワークフロー アクションを使用すると、指定サイトの ライブラリやリスト 内にある複数のアイテムを削除できます。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

     

    このアクションのオプション

    サイト

    アイテムが 削除される目的のサイトです。

    • サイト選択:サイト選択ツール([チーム サイトの選択])を有効化し、ポータル構造をナビゲートして目的の 場所を選択することができます。 
    • url を入力:を使用すると、urlを手動で入力したり、[参照フィールドの挿入]を使用してurlを選択できます。

    エディタ モード

    クエリの構築にuiを使用するか、手動でcamlを編集するかを 選択します。

    • caml エディタ:[caml エディタ]モードを使用すると、さらに詳細なクロス リスト クエリを作成できます。[caml エディタ]モードに切り替えると、いつでもcamlを表示できます。
    • クエリ ビルダ:指定サイトの単一リスト用に、

    以下の要素からクエリを構築します。

    リスト

    選択されたサイトで使用可能な[リスト]のドロップダウン リストです。

    サブフォルダを含める

    このオプションにチェックマークを入れると、サブフォルダ内のアイテムも削除するか指定できます。

    フィルタ

    削除にあたってのリスト アイテムの一致条件です。[フィルタ]を使用すると、削除のルールが指定できます。

    • すべてのリスト アイテムを選択する: リスト内の全てのアイテムを削除します。
    • 次の条件にあてはまるアイテムのみを選択する
      • 列:列に設定された値に基づきアイテムを選択します。値を入力するか、[検索]機能を使用します。
      • フィルタ ルールの追加:別のルールを指定します。[and]/[or]オプションを使用すると、削除される アイテム が 1つの 条件に一致すればいいのか、すべての条件に一致しなければならないのかを指定できます。

    別のサイト

    [caml エディタ]が選択されると、ワークフロー実行サイトとは別のサイトでクエリを実行するか指定するオプションが有効となります。

    別のサイトをクエリするには、[別のサイト]オプションを選択し、sharepointサイトの[サイトの url]を入力します。このサイトはワークフローと同一のファームに存在しなければなりませんが、別のサイト コレクションやweb アプリケーション内でも可能です。

    [別のサイト]が選択されると、[クエリ ビルダ]モードは無効化されます。

    caml クエリ

    [caml エディタ][エディタ モード]内こあり、これを選択すると、caml クエリ エディタが表示され、構築中のcaml クエリが表示されます。

    4.86 以前のバージョン削除

    このワークフロー アクションを使用すると、ワークフローが実行されている現在のアイテムの 以前のバージョン(メジャーとマイナー) すべてが削除できます。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

    注:このワークフロー アクションには構成すべきオプションはありません。

    4.87 ワークフローの発行

    このワークフロー アクションを使用すると、ワークフロー変更承認プロセスにあるワークフローを発行できます。

    * このアクションは、[ワークフロー変更承認]プロセスでのみ使用可能です。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

    注:このワークフロー アクションには構成すべきオプションはありません。

    4.88 データの取得

    このワークフロー アクションを使用すると、[データの格納]ワークフロー アクションにより 格納された データが取得できます。[データの格納]と[データの取得]両方のワークフロー アクションの使用により、ワークフロー インスタンス間のデータ 転送が 可能と なります。

     

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、workflow designerの項を参照してください。

     

    このアクションのオプション

    ワークフロー インスタンスの取得元

    データが取得されるワークフローのインスタンスidです。以下のオプションから選択してください:

    • 現在のワークフロー:現在のワークフローから情報を取得します。
    • ワークフロー変数:このオプションを使用すると、[ワークフロー変数]に設定してある特定のワークフロー インスタンスidが指定できます。

    注:現在のワークフローで [ワークフローの開始]を使用すると、新しいワークフローを開始できます。これにより新規ワークフローのインスタンスidは  [ワークフロー変数]に格納され、選択できるようになります。これにより親ワークフローが子ワークフローを開始し、親ワークフローに値を返すことができます。

    取得するアイテム

    [データの格納]ワークフロー アクション内([ワークフロー インスタンスの取得元]内)の[保存形式]に指定されている値と同一になります。

    例: [データの格納]ワークフロー  アクション内の[保存形式]に指定されている値がキー値の場合、[取得するアイテム]値も キー値でなければなりません。

    取得先

    データが 格納される [ワークフロー変数]を選択します。

    4.89 データの格納

    このワークフロー アクションを使用すると データが格納でき、さらにそのデータが [データの取得]ワークフロー アクションにより 取得できます。[データの格納][データの取得]両方のワークフロー アクションの使用により、ワークフロー インスタンス(実行中のワークフロー)間のワークフロー変数(値)転送が可能となります。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

      

    このアクションのオプション

    ワークフローインスタンスの格納先:

    データが格納される ワークフローのインスタンスidです。

    • 現在のワークフロー:現在のワークフローに 情報を格納 します。
    • ワークフロー変数:このオプションを使用すると、[ワークフロー変数]を使用してurlを選択できます。

    注:ワークフロー インスタンスidの選択により、[データの 格納]ワークフロー アクションは ワークフロー インスタンス にデータを格納できるようになります。[データの取得]ワークフロー アクションを使用すると、[ワークフロー インスタンスの取得元]を [現在のワークフロー]に設定でき 、[取得するアイテム]の 値をワークフロー変数に書き込めます。

    保存形式

    データがどのように格納されるかをユーザーが定義した値です。

    例:[保存形式]値にキー値を指定すると、[取得するアイテム]値( [データの取得]ワークフロー  アクション内) も キー値で なければなりません。

    格納する変数

    格納される データが含まれる [ワークフロー変数]を選択します。

    4.90 ドキュメント セットの承認状況設定

    *このアクションにはmicrosoft sharepoint serverが必要です。

    このワークフロー  アクションを使用すると、ドキュメント セットのsharepointでのビルトイン承認状態をワークフローで更新できます。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ] 一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索] を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入] にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ] にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、workflow designerの項を参照してください。

     

    このアクションのオプション

    承認の状況

    ドキュメント セットの状態を決定する必須フィールドで、 ドロップダウン メニューから値を選択します。

    コメント

    ここで入力したコメントはドキュメント セットの状態の更新に関連付けられます。実行時に評価される値を挿入するには、[ 検索 ]機能を 使用します。

    リストの設定

    このワークフロー  アクションが適切に実行されるには、ワークフロー が関連付けられている ライブラリやリストが[コンテンツの承認]を有効化していなければなりません。[コンテンツの承認]の有効化には、

    • ライブラリで [ライブラリの設定]を選択します。
    • [一般設定]で[バージョニングの設定]をクリックします。
    • [コンテンツの承認]セクションで、[はい]を選択します。
    • 設定の構成がすべて完了したら、[ok]ボタンをクリックします。

    4.91 ワークフローの状態を設定

    このワークフロー  アクションを使用すると、現在のアイテムのsharepoint でのビルトインワークフロー状態(例:実行中、キャンセル、完了、エラー)をワークフローで更新できます。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

    このアクションのオプション

    状態テキスト

    現在のワークフローに設定される状態を選択します。作成済みの既存の状態を選択するか、ドロップダウン メニューから[新しいステータスの追加…]を選択し、与えられたテキスト フィールドに状態の名前を入力して新しい状態を指定します。

    注:新しいワークフローの状態を追加すると、[ワークフローの状態を設定]ワークフロー アクションが現在のワークフロー内の別の場所で 再度使用される時にドロップダウンリストから選択できるようになります。カスタマイズした状態は現在のワークフローでしか使用できません。

    4.92 複数のアイテムを更新

    このワークフロー アクションを使用すると、指定サイトの ライブラリやリスト 内にある複数のアイテム のフィールドを更新 できます。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

     

    このアクションのオプション

    サイト

    更新 されるアイテムが存在する目的のサイトです。

    • サイト選択:サイト選択ツール([チーム サイトの選択])を有効化し、ポータル構造をナビゲートして目的の 場所を選択することができます。
    • url を入力:を使用すると、urlを手動で入力したり、[参照フィールドの挿入]を使用して選択できます。

    リスト

    選択されたサイトで使用可能な[リスト]のドロップダウン リストです。

    サブフォルダを含める

    このオプションにチェックマークを入れると、サブフォルダ内のアイテムも更新 するか指定できます。

    フィルタ

    更新にあたってのリスト アイテムの一致条件です。[フィルタ]を使用すると、更新のルールが指定できます。

    • すべてのリスト アイテムを選択する: リスト内のすべてのアイテムを更新します。
    • 次の条件にあてはまるアイテムのみを選択する:
    • 列:列に設定された値に基づきアイテムを選択します。値を入力するか、[検索]機能を使用します。
    • フィルタ ルールの追加:別のルールを指定します。and/orオプションを使用すると、更新 される アイテム が 1つの 条件に一致すればいいのか、すべての条件に一致しなければならないのかを指定できます。

    更新するフィールド

    アクションにより更新されるフィールドを選択します。この場合、複数のフィールドの選択が可能です。フィールドを選択すると、ダイアローグに入力フィールドが追加され、値を入力できます。フィールドを削除するには、次のアイコンをクリックします。

    4.93 ドキュメントの更新

    * このトピックはnintex workflow enterprise editionにのみ関連します。

    *このアクションにはmicrosoft sharepoint serverが必要です。
     
    このワークフロー アクションを使用すると、word ドキュメント内の 複数の [コンテンツ コントロール]の 値を更新できます。 

    注意:word ドキュメントは docx 形式でなければなりません(word 2007 または word 2010)。「.doc」形式のファイルでは[コンテンツ コントロール]を保存できず、静的コンテンツに変換されます。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ] 一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索] を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入] にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ] にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

     

    このアクション中のオプション

    ソース

    更新される ドキュメントです。以下のオプションから選択してください:

    • [現在のアイテム]または
    • [ソースurl][ソースurl]フィールドには、ファイル名と種類を含んだ完全なurlを入力する必要があります。例:'http://mycompany.com/sales/shared%20documents/worddocument.docx'

    コンテンツ コントロールの値を追加

    ドキュメント内で更新される[コンテンツ コントロール]です。 このセクションを展開して[コンテンツ コントロールの値を追加]を選択すると、[コンテンツ コントロール]が指定できます。
     
    注:更新したい[コンテンツ コントロール タイトル] を指定する場合は、以下にご注意ください:
    • ドキュメント内に同一タイトルの[コンテンツ コントロール]が存在する場合、同名のタイトルを持つ[コンテンツ コントロール]はすべて指定された値で更新されます。
    • したがって、ドキュメント内で同名のタイトルを持つ[コンテンツ コントロール]のうち、特定のものを更新したい場合は、配列を使用して[コンテンツ コントロール]のシーケンスを指定してください。
      • 例: ドキュメント内に「textcontrol」という名前の複数の[コンテンツ コントロール]があり、そのうち 2番目の「textcontrol」を更新したい場合は、[コンテンツ コントロール タイトル]フィールドを「textcontrol[1]」と設定します。配列は常に0から始まります。

    出力

    更新後の[コンテンツ コントロール]を含むドキュメントの出力先です。以下のオプションから選択してください:
    • [現在のアイテム]または
    • [出力 url]
      •  [出力url]フィールドには、ファイル名と種類を含んだ完全なurlを入力する必要があります。例:'http://mycompany.com/sales/shared%20documents/worddocument.docx'
      • [既存アイテムの上書き]チェックボックスでは、指定の[出力url]フィールド に ファイルが 既存する 場合、上書きするかどうかを選択します。

     

    4.94 レコードとして宣言

    *このアクションにはmicrosoft sharepoint serverが必要です。

    このワークフロー アクションを使用すると、 現在のアイテムをレコードとして宣言できます。

    現在のアイテムがレコードとして宣言されると、レコード制限設定が適用できます。 レコード制限設定は、お使いのsharepointサイトのレコード宣言設定ページで定義できます。

     
     

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ] 一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索] を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入] にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ] にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

    注:このワークフロー アクションには構成すべきオプションはありません。

    4.95 レコードとしての宣言解除

    *このアクションにはmicrosoft sharepoint serverが必要です。

    このワークフロー アクションを使用すると、現在のアイテムのワークフロー内でのレコード宣言を解除できます。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ] 一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索] を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入] にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ] にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

    注:このワークフロー アクションには構成すべきオプションはありません。

    4.96 チェックアウト状況変更の待機中

    このワークフロー  アクションを使用すると、ドキュメントで 現在の ワークフローを一時停止させ、チェックアウト状況の変化を待ってから続行させることができます。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

     

    このアクションのオプション

    以下のドキュメント処理が完了するまで待機

    変化がモニターされるチェックアウト 状況を選択します。

    • チェックアウト済み:ドキュメントがチェックアウトされている場合です。
    • チェックイン済み:ドキュメントがチェックインされている場合です。
    • ドキュメント エディターにより解除済み:ドキュメントがエディタによりもはや編集されていない場合です。
    • 破棄済み:ドキュメントのチェックアウト  状況が破棄されている場合です。

    4.97 crm レコードの作成

    * このトピックはnintex workflow enterprise editionにのみ関連します。

    このワークフロー  アクションは、microsoft dynamics crm v4.0 (crm)に単一のレコードを作成します。レコードはカスタム エンティティを含むすべてのエンティティについて作成できます。
     

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

     

    このアクションのオプション

    サーバーurl

    接続されるcrmサーバーのurlです。

    組織名

    crm内に存在する 組織です。

    資格情報

    crmサーバーと 組織に接続する際使用する資格情報です。

    エンティティ

    作成 されるcrm レコードの種類です。

    レコード idの格納先

    新規に作成されるcrm レコード idを格納する [ワークフロー変数]を指定します。これは現在のワークフローの他のステップで、crm レコード idへの参照として使用されます。

    属性

    [エンティティ]を選択すると、[必須]と[必須項目]属性がすべてロードされます。これにより選択されたエンティティに関連する属性に関するデータ入力が可能となります。

    4.98 crm レコードの更新

    * このトピックはnintex workflow enterprise editionにのみ関連します。

    このワークフロー  アクション は、microsoft dynamics crm v4.0 (crm)内のレコードを更新します。レコードはカスタム エンティティを含むすべてのエンティティについて 更新できます。

     

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

     

     このアクションのオプション

    サーバーurl

    接続されるcrmサーバーの urlです。

    組織名

    crm内に存在する組織です。

    資格情報

    crmサーバーと 組織に 接続する際使用する資格情報です。

    エンティティ

    更新 されるcrm レコードの種類です。

    更新するレコード

    更新されるcrmレコードのguidを指定します。
    注:レコードのguid取得にあたっては [crm のクエリ]アクションを使用し、[更新するレコード]フィールドに指定可能なワークフロー変数に格納されるよう推奨します。

    属性

    [エンティティ]を選択すると、[必須]と[必須項目]属性がすべてロードされます。更新したいレコードの属性を選択し、与えられたフィールドに更新後の値を入力します。
     

    4.99 crm レコードの削除/無効化

    * このトピックはnintex workflow enterprise editionにのみ関連します。

    このワークフロー アクションは、microsoft dynamics crm v4.0 (crm)内のエンティティのレコードを削除または無効化します。レコードは、カスタム エンティティを含むすべてのエンティティについて 削除または無効化できます。

     

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

    このアクションのオプション

    サーバーurl

    接続されるcrmサーバーの urlです。

    組織名

    crm内に存在する 組織です。

    資格情報

    crmサーバーと 組織に接続する際使用する資格情報です。

    アクション

    • 削除:選択したレコードを完全に削除します。
    • 無効にする:レコードを維持しますが、アクティブ ビューで 非表示 状態 に 設定 します。

    エンティティ

    削除/無効化 されるcrm レコードの種類です。

    削除するレコード 

    削除/無効化されるcrmレコードのguidを指定します。
    注:レコードのguid取得にあたっては [crm のクエリ] アクションを使用し、[削除するレコード]フィールドに指定可能なワークフロー変数に格納されるよう推奨します。

    4.100 crm のクエリ

    * このトピックはnintex workflow enterprise editionにのみ関連します。

    このワークフロー アクションは、microsoft dynamics crm v4.0 (crm)からデータを取得するもので、crmで使用可能な[高度な検索]機能を模倣したものです。

     

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

    このアクションのオプション

    サーバーurl

    接続されるcrmサーバーの urlです。

    組織名

    crm内に存在する 組織です。

    資格情報

    crmサーバーと 組織に接続する際使用する資格情報です。

    返される 属性

    xmlで結果を返しても、個々の属性が指定されワークフロー変数に格納されても 構いません。

    主エンティティ

    クエリされるエンティティの種類です。

    として返す

    • xml: 返される結果はxml構成で取得された各レコードに対し主エンティティの属性すべてが返されます。
    • 変数:指定属性がすべて返され、ワークフロー変数に格納できます

    フィルタ

    以下が存在する場合:

    選択した主エンティティに対して返すレコードの指定/絞り込みに使用します。

    4.101 会議提案を入手

    * このトピックはnintex workflow enterprise editionにのみ関連します。
     
    このワークフロー  アクションは、指定条件に基づき一連の会議時間の提案を取得します。
     

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ] 一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索] を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入] にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ] にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

     このアクションのオプション 

    microsoft exchange 接続の詳細

    url

    このアクションはexchange webサービスを使用して microsoft exchangeに接続します。

    • exchange webサービスのurlです。
    • [出席者] フィールドに指定されたユーザーのメールボックスに、予定を作成する権限のあるexchange アカウントの 資格情報です。

    会議提案のプロパティ

    出席者

    提案された 会議に招かれるユーザーです。

    人またはグループの選択

    ユーザーを検索するには、右側の アドレス帳アイコンをクリックします。
     

     

    ワークフロー デザイナは、構成ダイアローグ でユーザーを検索でき、また[タスク担当者] リストに以下の1つ以上の方法を使用してユーザーを追加することもできます。
    • 内部検索: 表示名、電子メール、ユーザー アカウント名の一部を入力し、虫眼鏡アイコンをクリックすると、sharepointとactive directoryで一致するユーザーの一覧が 表示されます。
    • 外部電子メール アドレス:外部電子メール アドレスを手動で入力すると、 nintex workflowは可能な限りそれを実際のユーザー アカウントと照合して解決します。
    • 検索: 承認者として動的な参照を追加するオプションが可能となります。例:ワークフロー変数、リスト フィールドなど
    • 各オプションの拡張/折りたたみには、タイトル バーをクリックします。

    開始

    提案された 会議の 開始時間です。

    終了

    提案された 会議の 終了時間です。 

    会議の時間 (分)

    提案された会議時間の長さです。

    結果の保存先

    会議の提案の 結果は 指定の [ワークフロー変数]に格納されます。

    詳細

    1 日あたりの結果の最大数

    1 日に返される会議提案の最大数です。

    営業時間外の結果の最大数

    exchangeサーバーに設定された営業時間外に返される会議提案の 最大数です。

    出席に対する「良好」のしきい値を定義

    出席に対する[良好]のしきい値とは、会議提案が[良質]と評価されるために、会議提案に出席可能でなければならない出席者の割合です。

    最低限の提案品質

    会議提案が返されるのに必要な最低限の提案品質です。

    結果の形式

    結果が返される際の形式です。

    4.102 ドキュメント セットをレポジトリに送信

    *このアクションにはmicrosoft sharepoint serverが必要です。

    このワークフロー  アクションを使用すると、ドキュメント セットを送信する方法と、送信先のレポジトリやレコード センターを 指定できます。

    ルールを定義してドキュメントを送信するには、sharepoint サイトで[コンテンツ オーガナイザー] サイト機能が有効化されていなければなりません。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ] 一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索] を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入] にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ] にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

     

     このアクションのオプション

     

    アクション

    ドキュメント セットの 送信方法を 以下の値から1つ選択します。

    • コピー:このオプションを選択すると、ドキュメント セット のコピーを作成して目的のレポジトリに送信します。
    • 移動:このオプションを選択すると、ドキュメント セットを目的のレポジトリにコピーし、元の場所 のドキュメント セットを削除します。したがって、ユーザーは元の場所 のドキュメント セットにアクセスできなくなります。
    • 移動してリンクを保持:このオプションを選択すると、ドキュメント セットを目的のレポジトリにコピーし、元の場所 のドキュメント セットを削除して、代わりに現在の場所へのリンクを残すことでドキュメント セット が移動したことを表します。ユーザーがこのリンクをクリックすると、ドキュメント セット のurlとメタデータを表示するページが表示されます。

    宛先ルーター

    送信先サイトの[コンテンツ オーガナイザー]のurl を入力します。このurlは、送信先レポジトリの[コンテンツ オーガナイザー:設定]ページの[送信ポイント]に あります。例: 'http://mycompany.com/_vti_bin/officialfile.asmx'.

    コメント

    ドキュメント セット がレポジトリに送信される際に監査ログ に付加される情報です。

    送信結果の保存先

    これは、送信の状況についてsharepoint が提供する[送信結果]のことです。例: [成功] 結果を格納する  [ワークフロー変数]を選択します。

     

    4.103 ドキュメントをレポジトリに送信

    このワークフロー  アクションを使用すると、ドキュメント を送信する方法と、送信先のレポジトリやレコード センターを 指定できます。

    ルールを定義してドキュメントを送信するには、sharepoint サイトで[コンテンツ オーガナイザー]サイト機能が有効化されていなければなりません。

    このワークフロー アクションを使用するには、

    • 左側の[ワークフロー アクション ツールボックス]内で使用したいアクションを検索します。
      • [カテゴリ]一覧をクリックすると、アクションが表示されます。または、
      • キーワードを使用してアクションの[検索]を行います。
    • アクションを選択し、デザイン キャンバスにドラッグしてデザイン パール上にドロップします。

    または、

    • パールを左クリックし、[アクションを挿入]にマウスを合わせ、さらに[カテゴリ]にマウスを合わせるとアクションが表示されます。一覧で目的のアクションをクリックします。

    アクションで使用される設定を変更するには、

    • アクションのタイトル上で下矢印 をクリックし、ドロップダウン メニューをアクティブ化し、
    • [設定]を選択します。または、
    • アクションのアイコンをダブルクリックします。

    ドロップダウン メニューの他のオプションについては、はじめてのnintex workflow designerの項を参照してください。

    このアクションのオプション

    アクション

    ドキュメントの送信方法を 以下の値から1つ選択します。

    • コピー:このオプションを選択すると、ドキュメントのコピーを作成して目的のレポジトリに送信します。
    • 移動:このオプションを選択すると、ドキュメントを目的のレポジトリにコピーし、元の場所のドキュメントを削除します。したがって、ユーザーは元の場所のドキュメントにアクセスできなくなります。
    • 移動してリンクを保持:このオプションを選択すると、ドキュメントを目的のレポジトリにコピーし、元の場所 のドキュメントを削除して、代わりに現在の場所へのリンクを残すことでドキュメントが移動したことを表します。ユーザーがこのリンクをクリックすると、ドキュメントのurlとメタデータを表示するページが表示されます。

    宛先ルーター

    送信先サイトの[コンテンツ オーガナイザー]のurl を入力します。このurlは、送信先レポジトリの[コンテンツ オーガナイザー:設定]ページの[送信ポイント]に あります。例:'http://mycompany.com/_vti_bin/officialfile.asmx'.

    コメント

    ドキュメントがレポジトリに送信される際に監査ログ に付加される情報です。

    送信結果の格納先

    これは、送信の状況についてsharepoint が提供する[送信結果]のことです。例: [成功] [送信結果]を格納する  [ワークフロー変数]を選択します。